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ブラウブリッツ秋田:2020シーズン新体制発表記者会見1/13

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ブラウブリッツ秋田の2020シーズンの新体制発表記者会見が1月13日、エリアなかいちで開かれました。サプライズとして用意された加賀健一選手(秋田県潟上市出身、秋田商業高卒)のモンテディオ山形からの加入発表では、文字通り会場がどよめきましたね。新加入の選手たちはみな芯が太い印象を受けました。
会見の書き起こしは明日掲載予定で...速報版として新加入選手11人の写真を中心に掲載したいと思います。
1月14日追記:
完全版として質疑応答を含めたコメントを掲載しました。

ブラウブリッツ秋田・岩瀬浩介社長

皆さまあけましておめでとうございます。本日もどうかよろしくお願いいたします。まずは2020、ブラウブリッツ秋田新体制発表記者会見にお集まりいただきまして誠にありがとうございます。本日は会場の都合上、限られたファン・サポーターのみという形になっておりますけれども、ツイッターのほうで生配信ということで、たくさんの方々が見守っていただいてるかなと思っております。改めてお礼を申し上げます。本当にありがとうございます。

また今日、こうしてこの瞬間を迎えられることに対しまして、クラブといたしまして、TDK様をはじめ各種スポンサーの皆さま、株主の皆さま、後援会の皆さま、そして何よりもファンサ・ポーターの皆さま、秋田県民の皆さまに対しまして、お礼を申し上げたいとに思っております。

まず昨シーズンを振り返ってみますと、しっかりとした準備をしてキャンプ期間を延長をして臨んだ開幕でございました。しかしながら、さまざまな要因の中で、怪我人等も含めて開幕5戦で1勝2分2敗という形。そして前半戦の勝ち点が20にとどまってしまうたこと。こういったことが最終的なシーズンの結果に大きく大きく響いてしまったのかなと思っております。

しかしながら、ワンシーズンを通した中で前半戦の課題、反省をしっかりとリカバリーできた後半戦になったのかなと思ってます。後半戦だけ見ますと8勝5分5敗、勝ち点29。この29まおおよその昇格ラインの勝ち点60の半分相当にあたることを踏まえますと、先ほど申し上げたように、シーズンを通して、この両面でですね。なぜ前半戦それができなかったのか。そして後半戦できるようになったのか。その両面を選手そしてチーム、クラブとして経験できたことは今シーズンに繋がる大きな大きな財産になっているのかなと思うと同時に、後半戦の躍動感は今シーズンに繋がる大きなものかなと思っております。

そういった中で、ちょっとこの編成とは別のお話をさせていただきますと、クラブを取り巻く状況も大きく最近変わってきてるのかなと思っております。新スタジアムにおけることでございますけれども、先日秋田市の穂積志市長が八橋は無理というようなことを言いながらも、そしてその新候補地として外旭川ということを明言いただきました。またそれと同時に次期都市総合計画の中に盛り込むことも示唆いただきました。これまでは勝たなければスタジアム整備もというような、卵が先か鶏が先か、という議論になりがちではありましたけども、ようやくこの秋田の未来に、この秋田の町に、スタジアムが必要だということを織り込んでいただいたという証しなのかなと我々は捉えています。これを大きな一歩と私たちは捉えております。そういった中で行政の積極的な姿勢を我々も後押しできるように、ひとつひとつ勝利を積み重ねていく所存でございます。

まずは目標に関しまして申し上げたいなと思います。目標は昨年の新体制発表記者会見で私はずばりJ2昇格と話をさせていただきましたけれども、何かこう2年間、J2昇格というものが頭でっかちになってしまったのではないのかなとも思っています。J2昇格はいわゆるシーズンひとつひとつ勝利の積み重ねが、その結果を生むと思っています。なのでもっともっと目の前の一試合、一戦に全てを懸ける思いで戦うというところ、あえて目標を一戦必勝という言葉で表現させていただきたいなと思っております。

今年の編成に関しましては、吉田監督が掲げる攻守に渡って戦える選手たちを招聘しております。また私たちのクラブのチームのコンセプトでもあります誠実さ、人間性、そういったものともう一つは躍動感を我々は表現できる。ここに集まっているそれぞれの選手がその特徴を持った選手でございます。そういった選手をもとに頑張ってまいりたいと思いますけれども、最後になりますが、一戦必勝という言葉を胸に監督はじめ選手スタッフたち、そしてアカデミーのスタッフ、また子供たち、フロントスタッフ、そして何よりもファン・サポーターの皆さんと県民の皆様とともに、しっかりと頑張って参りたいなと思っておりますので、ぜひ今チーズも熱い応援をいただければと思います。私からのあいさつとさせていただきます。ありがとうございます。

吉田 謙監督

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はじめまして。吉田謙と申します。ブラウブリッツ秋田に関わる全ての皆さま、ご支援、ご声援本当にありがとうございます。感謝申し上げます。チーム一丸でひたむきに走り、勝利を目指す。そういうチームを目指します。応援よろしくお願いします。

田中 雄大選手

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SC相模原から加入させていただくことになりました、GK田中雄大です。僕は生まれも出身も育ちも東北なので、今年は東北魂を胸に、全身全霊で戦いたいと思います。ストロングポイントに関しましては、コーチングとシュートストップをウリにしているので、そこを全面的に出せたらいいと思います。よろしくお願いします。

鈴木 準弥選手

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はじめまして。藤枝MYFCより加入することになりました鈴木準弥です。自分のストロングポイントはキックだと思ってます。今岩瀬社長からありましたように、一戦必勝でJ2昇格に少しでも貢献できるように、1年間頑張ってきたと思います。サポーターの皆さまに愛されるような選手になりたいと思いますので、よろしくお願いします。

谷奥 健四郎選手

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カターレ富山から加入しました谷奥健四郎です。まずはサッカーできることに感謝して、今年1年プレーしたいと思いますし、吉田謙監督が言ったように、走り戦うということが僕はすごく得意なので、ピッチで精一杯戦うことをお約束します。今年1年よろしくお願いします。

饗庭 瑞生選手

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はじめまして。福岡大学から来ました饗庭瑞生です。ポジションはセンターバックです。自分のストロングポイントはボール奪取能力とリーダーシップだと思ってます。そこをガンガン出していって、しっかりとチームに貢献したいと思ってます。よろしくお願いします。

茂 平選手

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皆さんこんにちは。ギラヴァンツ北九州から加入しました茂平です。去年優勝と昇格を経験しているので、その経験をうまくチームに還元できればと思っています。個人としてはアグレッシブなプレーで得点に絡んでいきたいと思います。1年間応援よろしくお願いします。

輪笠 祐士選手

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福島ユナイテッドFCより加入させていただく輪笠祐士です。J2昇格という目標を必ず達成するために、日々の練習、日々の生活からJ2昇格というのを常に意識して行動していきたいと思っています。全力で。全力でひたむきにプレーして、チームの躍進に貢献します。よろしくお願いします。

井上 直輝選手

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こんにちは。びわこ成蹊スポーツ大学から来ました井上直輝です。自分のストロングポイントはチームの勝利のためにハードワークできるところと、ゴールへの推進力だと思っています。1年間ブラウブリッツ秋田のために熱く戦うのでよろしくお願いします。

下澤 悠太選手

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こんにちは。法政大学から加入することが決まりました下澤悠太と申します。自分のストロングポイントは足元の技術だったり状況判断、あとはFKなども得意としています。その武器はしっかり生かして、ブラウブリッツ秋田の勝利に貢献できるように精一杯頑張りますので、よろしくお願いします。

三上 陽輔選手

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こんにちは。AC長野パルセイロから加入しました三上陽輔です。走る戦うっていうベースを大事にしながら、サッカーを純粋に楽しんでプレーしていきたいと思います。1年間よろしくお願いします。

齋藤 恵太選手

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こんにちは。齋藤恵太です。僕のストロングポイントはスピードということで、スタジアムを駆け回る姿を見てもらいたいと思います。よろしくお願いします。

加賀 健一選手

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皆さんこんにちは。モンテディオ山形から来ました加賀健一です。まずは地元秋田でサッカーをできるチャンスを与えてくれた岩瀬社長はじめ、ブラウブリッツの皆さん本当に感謝しています。J2昇格に向けて、クラブ、選手、サポーター、スポンサーの皆さま、そして秋田県民が一体となって、必ずJ2昇格を成し遂げましょう。よろしくお願いします。

質疑応答

Q:吉田監督に伺います。メンバーの印象と、どんなサッカーを見せたいか。
A:みんなまじめでひたむき。前に挑める心を持っているいい選手たちが集まった。秋田らしい、粘り強く前向きなサッカーを目指していきたいと思います。基本的には本当に、一日一日を大切にして、自己ベストを更新する。そのひたむきさが大きな仕事に繋がって成し遂げられると思っています。まず日々を大切にしていきたいです。

Q:加賀選手に伺います。秋田の加入を決めたことについて。
自分がプロになったとき、このようなクラブはなかったので。秋田で、地元でサッカーができるとは、正直そのときは思ってなかったんですけど、それから18年だってJ3というクラブができて、J2に向けて1つの目標があるわけで、そこに自分の経験を全て生かして、みんなにそれをを伝えていって、必ずJ2昇格という目標に全員で向かって、みんなと一緒にやっていこうって僕の中で思ったので、ここに来ることに決めました。

Q:加賀選手に伺います。外から見ていて秋田の印象は。
やっぱり秋田でプロチームができるってことは、本当にたくさんの人のサポートだったり、ブラウブリッツのスタッフ、選手、今までやってきた選手の頑張りだとか、そういうのがあるから今、ここに自分がいられる訳であって。さらにそこに自分が加わることで、地元選手ということで、やっぱり今まで自分がプロで経験したことを全て還元していきたいなと思ってますし、本当に外から見てJ2に上がれるチャンスもあったと思うんですけど、そこでスタジアムのことでライセンスがおりてなかったりとか、そういうのがあったんですけど。今、こうやってJ2に上がれるチャンスがあるので。そこはもう今年自分が入ったからには、必ず成し遂げたいかなと思っています。

Q:吉田監督、三上選手、茂選手に伺います。厳しいJ3リーグを勝ち抜くためには。
A(吉田監督):まず礼儀。リスペクトという言葉でも表現されると思います。当たり前ですけども、チームの選手、スタッフ、普通でいいので当たり前に挨拶とかそういうことをしっかりできるように。そして挑戦。日々挑んでいく中でミスがあると思いますけど、ミスを非難するよりもチームを助ける。その一体感が必ず大きなものを成し遂げる。

A(三上選手):監督がおっしゃったように、一体感というのは凄い大事だなと僕自身も思っていて、やっぱり長いシーズンなので、いいときもあれば悪いときもあるので、そこで崩れない一体感だったりっていうのが凄い大事かなと思います。

A(茂選手):僕も同じなんですけど、一体感がすごい大事で。試合に出てる人も出てない人も、チームが勝つために準備をして試合に臨む。全員が当事者意識をもって取り組んでいくっていうのが、1年間で、長いスパンで結果を出し続けるチームになると思うので一体感が一番大事だと思います。

Q:岩瀬社長に伺います。スタジアムについて。2025年までに整備する思いは変わらないか。佐竹知事が、当事者の方も知恵を出すことが必要と言っていたが。

A:2025年に整備を向けて変わりはありません。あのときにアイデアを出させていただいた理由というのも、我々サッカー関係者にとってスタジアムというものはごく溢れた風景ですけれども、秋田の人たちにとってはなかなかイメージできないこともあると思います。そういった中で、あの青写真を出したということ、その期待感だとかワクワク感みたいなものこそが整備の原動力になると信じていたので出させていただきました。なのでそこは変わりありません。知事の発言も含めて、おっしゃる通り我々もしっかりと知恵を出していかなければいけませんし。一つだけ敢えてお話をさせていただくと、何もどこも決まってない中で、我々も知恵も多分ここだったらこういうのがいいんじゃないかとか、こういう手法で、こういう形でお金を集められるっていうのは、場所によって全然違うコンセプトになってくるかなと思いますので。本当ここからが我々の腕の見せ所だなと思っています。例えばお子さんができました、女の子か男の子か分からないのにものを買ってきなさい、ものを準備してくださいって言われてもなかなか難しいので。色々先行事例であったり先進事例であったりっていうことはいろいろ学ばせていただいておりますので、その辺含めて行政に対して、助言ではないですけどもいろいろ提示できればいいのかなと思います。外旭川地区という場所がひとつ出てきたことについても、大きな第一歩だと思います。

Q:岩瀬社長に伺います。昨シーズンに足りなかった要素は。
A:まず一つ体制的な部分。悪く言えば成績低迷と言われますけれども、最終順位8位で終われたことというのは、18チーム中16位17位18位で低迷と言われるのは、僕もまあ納得がいくというか。悪くても8位で留まってるというのは、クラブの底力は皆さんにもしっかりシーズンとおして示せたのかなと。それができたのも体制といったものが、これまで24名体制だったものを、今回26名になっております。もう1名編成上できるかできないかといった部分は最終調整に入っておりますけれども、体制が引き継き築けたことは大きな材料かなと思います。
もう一方で去年、躍動感といった部分を、我々その誠実さ、躍動、そして挑戦を掲げております。躍動感というものって何を指標として言い表せるかなと考えると、ゴールに向かう姿勢、またはシュート数であったりっていったものは去年足りない部分があったんじゃないのかなと思っています。ゴールに向かう、直結するといった部分の多彩な特長も。一人ひとり特長を持った選手を今回は集めたというところをやっています。

Q:吉田監督に伺います。どんなサッカーを見せたいか。
A:先ほども申し上げたように、ボールを奪うにも前に行くし、ゴールも前にある。前に行けば行くほとミスが出ます。横や後ろはミスが少なくなると思いますけど、その挑むっていうことが非常に大事。挑んだ中で失敗もある。しっかり助け合う。切り替えてまたボールを奪いにいく。そしてゴールを決める。プレーをし続けるということが非常に大切で、そこにはひたむきさがあって、夢中で、ワクワク感がある。そういうプレーが努力を上回る。そういうプレーをしてこそ躍動するし、心から走ることができる。そういう選手たちが集まってくれたと信じてます。

Q::吉田監督に伺います。特にこの選手に期待しているということは?
A:選手を平等に見てますので、本当に全員。スタッフ全員。その一体感がすごく大切だと思いますので、チーム全員で戦いたいと思います。

Q:岩瀬社長に伺います。新加入選手にキャプテン経験者が5人いるが、責任のある立場を経験したことを重視したか。
A:結果的にはそういう結果になったかなと思っています。ただ我々コンセプトの第一に誠実さを大事にしています。お陰様でフェアプレー賞も3年連続4度目ですかね、受賞をさせていただきました。誠実さというものは、秋田県民の皆さま、よく言われる学力ナンバーワンですとか、仕事ぶりも本当に献身的で誠実だと言われた。そういったものを重んじて我々をピッチで表現するということを、このチームのコンセプトの第一とさせていただいておりますので、そういった選手を集めた結果が、チームで責任を持ってリーダーシップを張る選手たちが集まったと思っています。偶然ではなく必然的なことかなと思います。

Q:吉田監督に伺います。チームづくりの方向性はゼロから構築か、もともとある良いものを活かすか。
A:積み上げてきたものは素晴らしいものがあると思いますので、それを引き継ぎながら、さらに強く速く正確に。特にフィジカル面のところを強化して、力強さを出して躍動感がある、全員が一体で攻守ともに走り切れるチームを作っていきたいと思います。

Q:全選手に伺います。挑戦したいこと、重点的に取り組みたいことは。
A(田中選手):僕個人としては1年間、いいパフォーマンスを維持することがチームの順位だったり昇格っていうものに関わってくると思うので、やり続けられるコンディションだったりパフォーマンスの維持を心がけていきたいです。

A(鈴木選手):先ほどストロングポイントで、キックと言ったと思うんですけど、そこの部分にプラスして、自分の力で前にボールを進めていくというところ。キックもそうですけどドリブルだったり、いろんなプレーで、自分の力で前にボールを進めていって得点に繋げていけるように。そこが自分にとって足りないところだと思うので、そこを伸ばしていきたいと思います。

A(谷奥選手):僕はヘディングが武器の一つなので、セットプレーの得点ってというか、もっともっと増やしていきたいと思いますし、守備の部分でもヘディングをもっとブラッシュアップしていければいいなと思っています。

A(饗庭選手):自分はそのプロキャリアのスタートなので、まず試合に出て、しっかり経験を積んで、その経験が自分の成長に必ず繋がると思うので。個人の成長がしっかりとチームの結果に繋がってくると思うんで、まず試合に出てしっかりと成長するっていうことを1年間通してやっていきたいと思います。

A(茂選手):僕は局面を打開するのが自分の特長だと思っているので、それを出しつつ、アシストはもちろんですけど、ゴールをしっかり狙っていきたいなと思います。


A(輪笠選手):ボール回しでテンポを作るところだったり、相手をはがしたりというのは得意なんですけど、今年は本当に自分もチャレンジしたいと思っている1年なので、ゴール、アシストという結果にこだわっていきたいと思うので、とにかくゴールに向かっていくプレーっていうのを見ていただきたいです。

A(井上選手):自分は前への推進力が特長と言ったので、どんどんゴール目指して、得点やゴールという形で結果で示していけたらなと思っています。

A(下澤選手):自分は中盤の選手で、パスを繋いだりとかそういうプレーが得意なんですけど、自分も評価されるには結果を出すことが一番だと思うので、その結果がチームの商品にも繋がると思うので。結果にフォーカスして、日々積み重ねていきたいなと思っています。

A(三上選手):僕もみんなが言ってるように、今年に関しては本当に数字にこだわってやっていきたいなと思っています。

A(齋藤選手):今年の一年は、練習はさっきも監督が言ったように日々真面目に取り組んでやっていきたいっていうのも当たり前なんですけど、人間性的な部分でも挨拶であったり、もっとサポーターの方とかと触れ合ったり。あと食事の面、自分のケア、そういうのに1年間務めて。僕は震災被災を3度経験して、そういうのをサポーター、秋田の人たちにも伝えていければなっていうのを思います。

A(加賀選手):1年間怪我なく、そして90分しっかり走れるように、1年間コンディション維持して頑張っていきたいと思います。

Q:三上選手に伺います。数字にこだわると言っていたが。
A:得点、アシスト。昨年は全試合出場させてもらったんですけど、そこがなかなか伸びなかったので、本当に今年に関しては、そこにこだわって、かつサッカーを楽しんで1年間やっていきたいと思います。具体的な数字については、控えさせていただきます(笑)

Q:吉田監督に伺います。開幕に向けて積み上げていくものは。
A:複雑というわけではなく、本当にシンプルなサッカーの原理原則。これをチームで共有して、もともと頭の中に皆さん、選手は入っていらっしゃると思います。そこを基本からしっかり、当たり前のことを当たり前にできる。そのチームビルディングのスピードを上げて、融合させてあげたいなと思います。それが一番わかりやすく、一番自分が判断できる。自走って、自分で覚悟を決めて走ることができると思うので。複雑なものを求めれば求めるほど、こういうときにはどうする、ああいうときにはどうなるんだっていうのが多くなって、スタートを切ることになってしまうので。そういうことよりもシンプルなものを徹底的にやりたいと思います。

Q:吉田監督に伺います。開幕でいいスタートのために必要なことは。
先ほど申し上げたことと同じになってしまうんですけど、チームが勝つためにプレーする。夢中になってプレーする。そして礼儀リスペクト。そして挑戦、その3つが大事だと思います。

Q:吉田監督に伺います。練習は走ることが中心になるか。
A:ただ素走りというか、ただぐるぐる走る練習をほぼしないです。ゴールがついてゴールの方向があって、こういう方法がある。それぞれ攻守一体とならなければ成立しないような練習を日々積み重ねていきたいし、チームのために気持ちを込めてプレーする選手は走ることを厭わないです。勝つためにやり切る選手だと思ってますので、シーズン通してチームみんなで走りたいと思います。

Q:岩瀬社長に伺います。大卒の選手について、ブラウブリッツの将来の土台となるか。
A:大卒って今は、サッカー界では即戦力という位置づけだと思っていますので、そこは重視していないですけども、たとえばウチでいうと青島であったり千田海人であったりは大学卒業してから何年か経ってこのクラブの軸になってくれているというのも実際にありますので、彼らにはこのクラブでしっかりプロキャリアを積んで、育っていってほしいなと思います。

Q:加賀選手に伺います。高校時代以来となる秋田でのプレーについて。
A:当時はもう走ってばっかだった印象があるので。高校サッカーでプロを目指しながらもやっていましたけど、それで今自分がプロになって、またここでサッカーができることに本当に感謝していますし、さっきも言いましたけど、Jのクラブチームが無かったので。秋田には。そういった中でチャンスを与えていただき本当に感謝していますし、当時のように走って頑張っていきたいかなと思います。

Q:加賀選手に伺います。チーム最年長となるが。
A:個人的には、年齢は確かにあれからだいぶ年を取りましたし、一番上になると思うんですけど、結局はいくら過去のキャリアがあっても自分の身体が動いて、それをプレーで見せないと、選手も秋田の人も納得しないと思うので、まずはプレーでしっかり見せる。それが全てだと思うので。それでJ2昇格という目標に、自分のプレーで引っ張っていけたらいいいかなと思いますし、そのために1年間、怪我をせずにいいコンディションで、日々24時間、サッカーのことだけを考えて生活していかなきゃいけないと思うので。そこはしっかりやっていかないといけないなと思います。

Q:加賀選手に伺います。秋田のサポーターに向けて。
A:たくさんお客さんが入ってほしいので、本当にスタジアムに足を運んで、多くのサポーターに応援してもらって、その中で秋田県の人たちと一緒になってJ2昇格という目標を必ず成し遂げたいと思って。その中で僕は勝つしかないと思っているので。勝てばたくさんブラウブリッツ秋田を知ってもらえるし、お客さんも入って。試合で勝つことによって、サッカーの喜びを分かち合えると思うので、まず勝たなきゃいけないと思っているので。そのために、僕らがピッチでそういう試合ができるように頑張っていきたいです。

2020シーズンのスローガン発表

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今シーズンは「結」という文字。結ぶという文字はいろんな意味を込めております。先ほどから監督そして選手たちからも、勝利する上で一番大事な要素を一体感が挙げられていました。その一致団結の結。もう一つは最後に加賀が話したように勝利、結果の結。また、たくさんお客さんに集まっていただくといったもので、地域と我々を結ぶ意味を込めて結ぶというものにさせていただいております。観客動員等々を含めて、もう一度我々10年間経って、今年もっともっと地域に根付いた、地域に密着したといった意味で、最後その地域と結ぶという意味も入れされていただいております。こちらをスローガンとして今シーズンを戦ってまいりたいなと思っております。

2020シーズンユニフォーム発表

左から下澤選手、加賀選手、田中選手

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