
2023年冬アニメ_03:REVENGER1話の感想。
というわけで、2023年冬アニメの三つ目はREVENGERです。
……得体の知れないアニメだったわ……。
いまみたいな1シーズンでいろんなアニメが放送される世の中で、REVENGERみたいな1話だけだと底が見えなさすぎるアニメって、1話切りしていいものかどうかすごく迷うんだけど。
その迷いにたいして“得体が知れない”で返されたのが、私的には怖い。怖いけど面白い、この底の見えなさがただ私が「このアニメってどんでん返しがありそうだし、最初からきちんと見てないとあかんアニメだ」と思ってるだけなのか、本当にどんでん返しがあるのか分からないけど、それがいい。
こういうアニメって少ないと思うんですよ。だからめっちゃ貴重というか。
1話を見た限りだと、のりは必殺仕事人なんですよね……。
主人公サイドの登場人物たちにそれぞれ個性的な武器があって、それで悪人たちをどんどん殺していく。そして殺し方は格好いい。
まさしく見せ場!っていう演出。
なんだだかんだの勧善懲悪、1話の話は仕事人に新人が入るまでの話。
なのでこのまま必殺仕事人テイストで毎週悪人が出てきて倒してって話になるのかな?っていう雰囲気もあるんだけど(それはそれで王道だと思うけど)、でも、なんで冒頭に出てきた簪を最後に自害した主人公の許嫁が持っていたのか?とか考えていくと、心のどこかに不穏さが残っていくんですよね……。
おいおい、なんか不気味だな??
必殺仕事人だったらスッキリ終わるところが、不穏さが最後に残る後味の悪さなわけで、そこら辺が「どんでん返しがあるんじゃないかな」って気持ちにさせるというか。
殺陣や演出の格好よさとかもあるけど、私はこのなんともいえない不穏さが気になるので2話目もみようと思います。
いやまじで分からんのよ、このまま必殺仕事人テイストでいくのか、途中でなにかとんでもないことが起こるのか。
まあ、たぶんきっととんでもないことは起こると思うんですけど、でもその“話がめっちゃ面白くなる保証”っていうのはなくて、でもやっぱ面白そうだしみようかなって気持ちにさせるのが、やっぱ得体の知れないアニメだよな……。
ではでは。
梅野ざくざくでした。