実務歴が長くなってきた今だから分かる“企業経営理論”の重要性
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実務歴が長くなってきた今だから分かる“企業経営理論”の重要性

武井綾子(中小企業診断士)

2021年度の中小企業診断士二次筆記試験を受験された皆さま、お疲れ様でした。

いや~しんどいですよね。分かります。

私自身、2年がかりで中小企業診断士試験に合格したこともあり(一次試験突破に2年かかった)、二次筆記試験後に2年分の体調不良がぶわっと来て、ほとんど何もできなかったものです(そんな体調不良が収まったのは、そこからさらに1年後)。

こんな状態だったので、仕事についてはメンバーに甘えて、体を休めながら超低速モードで動いていました。

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“体を休めながら”と書いたのですが、実は、二次筆記試験から口述試験までの間に勉強は続けていました。

その時は、自分のためにやっていたことなのですが、最近になって、当時の勉強が今の私に役立ったなぁと思えた出来事があったので、この機会に書いてみます。

◆ TACの授業を受け直していた

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「大きなミスはしていない自信はあるけれど、受かった自信というか、手ごたえはないんだよね」

二次筆記試験後、彼にこんなメールを送るほど合格した手ごたえがなかった、2013年(平成25年)の二次筆記試験。

そんな状態だったので、「また来年、二次筆記試験を受けにおいで」という結果が出ても冷静に勉強に戻れるように、勉強を続けるという体勢は残しておきたかったんです。

で、何を勉強するのがいいか模索。

結果、中小企業診断士になった後に繋がって、かつ、イマイチ点数にもつながらなかったし納得感に乏しいのかなぁと感じていた科目を勉強しようと思えました。

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“母校”TACで、企業経営理論の授業を受け直すということに決めたのです。

授業初日に教室に行ったら、まぁ、講師(2年お世話になった先生だった)が驚く驚く。

そりゃそうです。先日、二次筆記試験を終えたばかりの生徒が、初学生向けの授業の初回に表れたのですから。

受講するに至った経緯を講師に話して、全8回+一次養成答練(テスト)の計9回、受け切りました。

◆ 試験内容はすべて実務に繋がる

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受験生時代は、合格することがゴールで、テキストに書かれている内容は合格するための手段として覚えなければならないものでした。

しかし、二次筆記試験後に改めて企業経営論の授業を受けたことで、改めて「あ、そうか、この授業って中小企業診断士になってからも使うことなんだ」と、心の底から思えました。

中小企業診断士として活動する上で、受験科目に出てくる内容は知ってて当たり前。その上で、相談された内容にどう答えるのか。

経験の積み重ねは実行可能性と説得力を高めるためには大事だけれど、ベースとなる知識がぐらついていてはどうにもならない。

合格することに精一杯だった2年間は、このことが分かっているようで分かっていなかった。

このことに気づけただけでも、二次筆記試験の結果が出る前に企業経営理論の授業を受け直した意味が合ったなぁと思えたのです。

◆ 相談のベースは企業経営理論

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先週は、大塚商会様主催の理論政策更新研修から始まり、顧問先や支援先との打ち合わせ、幼稚園での授業・中学校での授業と続いて、昨日は創業塾での個別相談会(希望者のみ)でした。

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理論政策更新研修については「平日の割には参加者が多いよ」とのお言葉を主催者様からいただきました。参加してくださった中小企業診断士の皆さまありがとうございました。

先週一週間を例に挙げると、やっている活動はバラバラかもしれませんが、相談内容を紐解くと

どうやって売っていけばいい?
どうやって知ってもらったらいい?
どうやって会社って作っていけばいい?
どうやって組織を活性化させればいい?

という内容に集約されます。

そう。中小企業診断士や受験生の皆さんだったらお分かりの通り。

経営戦略・組織論・マーケティングが入っている企業経営理論という授業は、実務をしていても分かりますが、やはり多くの企業の悩みの中心なのです。

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もちろん、相談の中には、IT活用とか生産効率とかもあります。

でも、問題の根本を突き詰めたり、解決に向けた対策を考えたりしていくと、「ここを改めてしっかり考えないといけないよね」という論点は、経営戦略・組織論・マーケティングに集約されるのです。

◆ 理解度は見れば分かる

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基本がブレていないかどうか。

そんなことを確認したいときは、今でも定期的に企業経営理論のテキストは見ています。

見ているのは、2013年(平成25年)二次筆記試験が終わった後に受けたテキストのほう(2014年合格目標用のテキスト)。

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初学から2年使ったテキストよりもここに残されているメモのほうが、「あ、この時の私、ちゃんと理解してメモを書けてるな」と思えます。

そんなメモがしっかり残っている。

私はきっと、都合3回の企業経営理論の授業を受けてやっと、中小企業診断士としての基本である経営戦略・組織論・マーケティングのスタート地点に立てたのです。

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勉強のペースを崩さず、かつ、不合格だった時のショック対策にしようと考えて始めた、企業経営理論の授業受け直し。

中小企業診断士になってから7年目となる今も、しっかり私が活動する上でのベースになっています。

今できること。結構色々あるのかもしれませんね。

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