【ビーコル】川崎ブレイブサンダース戦のスタッツを数えてみた話【プレシーズン】


〇はじめに



 プレシーズンゲーム、天皇杯も進み、徐々にシーズンが近くなってきたなと感じるばかりです。みなさまはいかがお過ごしでしょうか。


 ビーコルでいえば、天皇杯で広島まで観戦に行かれたみなさま、本当にお疲れさまでした。ぼくは私用もあり配信で試合を拝見しましたが、ビーコルブースターのみなさまのコールが配信越しにも聞こえて、多くの方が参戦されたのだろうなと感じました。


 千葉ジェッツとの試合に敗れてしまったため、今年の天皇杯はここで終わりとなってしまいましたが、シーズンも始まりますので、切り替えて頑張っていきたいですね。



 話は変わりますが、ぼくは先日川崎ブレイブサンダースとのプレシーズンゲームを観戦させていただきました。


 こちらも非常に競ったゲームで、楽しく観戦することが出来ました。試合自体はくやしい敗戦となってしまいましたが・・・。



 個人的に家からも比較的近いこともあり、これまでも何試合かとどろきアリーナで観戦させていただきましたが、いつ行ってもいいアリーナだなと思っています。釣り天井?のモニターも見やすくて便利ですしね。



 さて、そんな試合ではありましたが、いざ振り返って試合を見てみようとすると・・・スタッツを見つけることが出来なかったのです。プレシーズンゲームだと公式からの発表もないみたいですね。



 なので、振り返り用に自分でスタッツをまとめてみました。バスケ部でもないので、スタッツをつけたのは初めてでしたが、せっかくまとめてみたので、記録として残しておこうと思います。



 ビーコルの側だけつけても、あまり振り返りの役には立たないでしょうから、川崎ブレイブサンダース側のスタッツもつけています。ご参考になれば幸いです。


 細かな部分は数値に相違もあるかと思いますが、そのあたりをご承知おきの上で、あくまで参考程度に広いお心でご覧ください。



 特に出場時間の部分は記録用にダウンロードしてみたアプリで、時間を行ったり来たりした結果、ずれがあるかと思います・・・。




〇前半のスタッツ



〇1Qのスタッツ



とても小さいですね・・・



 全部表を眺めると大変でしょうから、簡単にスタッツ上で目立った部分を箇条書きで取り上げさせていただきます。あくまでビーコルブースター目線でのコメントとなりますのでご承知おき下さい。


①ベンチスタートだった松崎裕樹選手が大爆発
 ・ノーミスでの12得点。すばらしいの一言
 ・バックカットやコーナースリーの得点が光ります

②キーファー・ラベナ選手が4分で4アシストを記録
 ・松崎選手を含めて、ゴール下へのパス1本で得点を演出
 ・今後のシュート確率上昇、更なるアシスト増加に期待

③インサイドでの戦いには苦戦気味?
 ・on1の時間も多く、インサイドは若干苦戦気味・・・
 ・川崎の2P確率:72.7%、DR6本とリードを許す形に

1Qのスタッツの振り返り



〇2Qのスタッツ




 2Qも1Qと同様に、主なトピックスだけ簡単に紹介させていただきます。


①ビーコルは日本人選手を中心に得点
 ・日本人選手が2Qの25得点中20得点を上げる
 ・杉浦選手が8得点、キング選手が6得点、3Pを2本成功
 ・全体で3Pは7本成功(成功率:53.8%)と高確率
 ・森井健太選手は約5分で5アシストを決める活躍

②インサイドでの戦いはやっぱり苦戦傾向・・・
 ・川崎の2Pを50%に抑えるが、リバウンドに差が
 ・川崎のインサイド陣にファールを5つ取られた





〇前半のスタッツまとめ




 簡単に前半のスタッツを振り返ってみましょう。


〇得点が集中せず、多くの選手が得点できている
 ・松崎選手15点、キング選手11点、クラーク選手10点、杉浦選手8点
 ・3Pもキング選手3本、クラーク選手・杉浦選手・松崎選手が各2本と分散
 ・3P成功率もチーム全体で45.5%と高確率

〇プレータイムがシェア出来ている
 
・ビーコルは9選手がこの試合に出場
 ・出場時間が多いクラーク選手、キング開選手が約14分
 ・出場時間が最も少なかった松崎選手も約8分の出場
 ・外国籍選手、インサイド陣の不在も要因?



 ここからは前半を見ての個人的な感想です。


〇ビーコルはチーム全体で走るバスケが出来ていた?
 ・バックカットからのシュート
 ・スイッチディフェンスでのシュートチェック
 ・インサイドへの積極的なダブルチーム
 上のプレーが多く、チーム全体での走る意識が高そう

〇バックカットや3Pなど、チームとしての再現性が高そう
 ・チームで動いて、フリーで3Pを打つ場面も多かった
 ・選手間でのチーム戦術が共有出来ている?
 ・結果的にラベナ選手・森井選手のアシストも増加?

これはぼくの感想です




〇後半のスタッツ


〇3Qのスタッツ



 ここからは後半のスタッツを見ていきましょう。あくまで簡単にまとめます。長くなっちゃいますからね・・・。


〇ビーコルの攻撃が失速、川崎に守られてしまった・・・
 ・3P成功率は20%(10本中2本成功)とブレーキ
 ・アシストも3Q 全体で2本に抑えられる
 ・得点がクラーク選手(8点)、松崎選手(7点)に集中

〇インサイドで体をはるも、ファールがかさんだ・・・
 ・リバウンドはビーコル8本、川崎10本と競った
 ・川崎の2Pシュート成功率を40%に抑える
 ・インサイドの守備には成功
 ・一方で、3Pを62.5%と高確率で決められてしまった
 ・クラーク選手が4F、コッツァー選手が3Fに・・・

〇サッシャ・キリヤ・ジョーンズ選手が途中で一時離脱
 ・4Qには再度出場。大事に至らず本当によかったです



〇4Qのスタッツ




 いよいよ最後の4Qまで来ました。最後も簡単にまとめていきます。


〇インサイドの苦戦、ファールを取られてしまう・・・
 ・ロスコ選手、ライト選手に計7ファールを取られる
 ・結果、フリースロー14本を献上(ビーコルは3本)
 ・サイズの面でも苦戦、リバウンドで差が・・・

シーズンでのステップアップに期待したいですね




〇後半のスタッツまとめ




 後半のスタッツをまとめると、以下の特徴があげられそうですね。試合を見ての感想的な部分も入ってしまっています・・・。


〇多くの選手が3Pを打つが、確率がなかなか上がらない
 ・フリーの3Pがなかなか作れず成功率で苦戦
  ・いい形で作れたスリーは高確率で決められた

〇ファールがかさみ、出場時間等に制限が・・・
 ・結果、前半のように走るバスケがしにくくなった?
 ・スタミナの負担も多く、強度の維持が難しかった?

 ・フリースロー・リバウンドでも差がついてしまった?



〇試合全体でのスタッツまとめ






 最後に試合全体を簡単に振り返ってみましょう。私見の部分もありますが、広い心でご覧ください。


〇松崎裕樹選手が大爆発、28得点!
 ・今年が松崎選手のブレイクシーズンとなってほしい
 ・攻守にハードにプレー、結果ファールもかさんだ?
 ・出場選手が増えれば、ファールの回数も抑えられそう

〇ラベナ選手、森井選手がアシストでリード
 ・ゴール下へのパス、キックアウト等パターンも多そう
 ・多くの選手の得点で現地の雰囲気も良くなりそう

〇走るバスケをしようとしていることが強く伝わった
 ・攻守ともにチームとして走る様子が、目立った
 ・一方、メンバーが不在の時はスタミナ面で厳しそう 
 ・守備でのスイッチが非常に効果的でしたね

〇ビーコルのon0もしっかりと機能していた
 ・一部時間帯では外国籍選手抜きのon0の時間帯も
 ・杉浦選手、松崎選手を中心に外国籍選手を守った
 ・状況や相手との相性などが合えば、効果的?
 ・この経験はシーズンで活きる場面もありそう

こんなにon0の状態でも守れるとは思っていませんでした・・・すみませんでした・・・



 そして、ビーコルの公式ゲームレポートと川崎ブレイブサンダースのハイライト動画を載せておきます。





 川崎ブレイブサンダースさんの公式YouTubeチャンネルでハイライトがあげられていましたが、かなり中立的なハイライトでしたので、ビーコルブースターのみなさまもよかったらぜひご覧ください。




 もうすぐ待ちに待ったシーズン開幕を迎えます。今シーズンのビーコルメンバーがどのようなバスケを作っていくのかが今から楽しみですね。



 おわりです! 

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