V.A.／Masters Of Japanese Electronic Music

F.E.E.S第6弾、2000年リリース。

（プレスシートより）

電子音楽／ノイズ／実験音楽というと、なにやらとっつきにくいよう
な印象が一般的な印象でしょう。
確かにそういった物もありますが、男性だけに限定すると私達の世代
（1967年生まれです）子供の頃テレビや映画館で聴いた怪獣の鳴き
声や、ラウドなロックで育って来た人間が大半だと思われます。

本アルバムに収録された曲は聴き方によっては、あるものは “怪獣の
声” に聴こえたり “宇宙船の室内音” に聞こえたり “物凄いハード
ロック” “物凄く複雑な室内楽”　とか“森の中を通りぬける風”
“暴風雨” “雷雨” あるいは “体内の音” の様に聴こえたりします。

もちろんあなたの想像力でもっと違うものに聴こえるかもしれません。
そうあなたの想像力が重視されるのです。
抽象画も、陶器も電子音楽もそういう意味で共通するものがあるとお
もいます。

気軽に一度、試してみませんか？　
本アルバムの参加アーチストは世界でも一流のアーチストばかりなので入門ならまずこの作品をお薦めします。
もちろんマニアの方はこのメンツの新録であれば、晩御飯ぬいてもよ
ろこんで買うべきです（大友さんは自作機材での初作品ですよ！）。

中里丈人

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『V.A.／MASTERS OF JAPANESE ELECTRONIC MUSIC 』（F.E.E.S7）

1. Cartrige /OTOMO YOSHIHIDE（2:42）
2. THE HANGMAN/KAZUNAO NAGATA （7:57）
3. NNN2000/NERVE NET NOISE（8:01）
4. Unbelievably Irritating STT/INCAPACITANTS（9:55）
5. NEKOMATA/MANABU YUASA（7:04）
6. 83mb/MERZBOW（8:20）
7. 77UP/HANATARASHI（3:10）
8. STAR LINER (DUB SONIC SOUND SYSTEM MIX)/ HADO-HO

*V.A./MASTERS OF JAPANESE ELECTRONIC MUSIC(F.E.E.S7NM)<リマスター盤として再発>

ART WORK: NAOHIRO UKAWA
MASTERING: KAZUNAO NAGATA （TRANSONIC STUDIO）
PRODUCE: TAKEHITO NAKAZATO（DUB SONIC）