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"休むこと"は許されることではなく"義務"


コロナウイルスが世界を脅かすようになり、僕が住む東京都では今だ非常事態宣言が出され、家を出るのもスーパーマーケットへの食材の買い出しか、3日に1回ほど子どもたちを散歩に連れて行く程度となりました。

子どもたちが通う保育園も基本的には休園となり、緊急保育という形で、医療従事者や金融関係などで働く人たちのお子様だけが通えることとなりました。

そのような状況になってからもう一ヶ月以上が経過し、僕個人的にもそして僕が関わるクレイジータンクという組織の中でも大きな変化が訪れ始めました。


気づかずうちに蝕まれる気持ち


クレイジータンクは2月くらいまでイベント中心の活動を続け、コロナウイルスが日本にも迫ってきてからはお客様を募集しない形の企画を進めたり、ECサイトを立ち上げて活動を継続してきました。


打ち合わせもオンラインの時間が増え、オフラインの打ち合わせでも外でソーシャルディスタンスを守りながらとなっていきました。

家でも育児や家事、まさにワンオペのメンバーも多く、僕や立ち上げメンバーであるまつしまようこも同じような境遇で、まつしまの場合は週3日は子育て家事をしながら会社の仕事もこなす状況となっていました。他にも至極の一本でイベントを開催したAto hiromiさんも同じような境遇となり、おうちで手づくりクラフトビール「ヒール」を共同開発したひびのひびコーヒーブランドの日比野氏も奥様と一緒に子育てに奮闘されることとなりました。

頭では理解しながらも、大きな変化の中で多くのメンバーが努力を続ける日々が続いたのです。


ある日、クレイジータンクの打ち合わせでまつしまとこんな話をしました。

「疲れた時には休もう。できるメンバーがやれば良いし、そのメンバーも無理をしない。クレイジータンクは無理をしないがモットーだから。また元気になったらさらにパワーアップしてやろう」


この言葉でまつしまは自分が少し疲れていることに気がついたと話してくれました。


その後、できる限りのことをやりながら、他のメンバーとも打ち合わせを重ね、特にECサイトにおけるクレイジータンク×ひびのひびのコーヒー豆販売に力を注ぎ、これまで色んな広告の写真作品を制作していきました。

さらにはまだ情報発信はされていませんが、新しいサービスをECサイト上で展開する動きも計画しています。

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