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イタリアのアッシジ(ASSISI)

こんにちは、タケディーナです。

イタリアのアッシジってご存知ですか?
とっても小さい街なんですが、イタリアにとって、とっても重要な場所なんです。

キリスト教について知識がある方、美術に詳しい方は知っているかもしれません。
アッシジは、イタリアの国の守護聖人であり、第2のキリストと呼ばれる清貧の聖人サンフランチェスコの街だからです。
イタリアだけでなく、カトリック教徒の巡礼地となっているようです。
サン・フランチェスコ聖堂の中にジョットのフレスコ画(壁画)があるのですが、これがまた美しいです。
(サンフランチェスコもジョットも知らなかった無礼者の私ですが、感激しました)

とっても綺麗な街だったので、街歩きとして動画にしてみました。
アッシジ🇮🇹街歩き
興味があればご覧ください。

動画にした時の様子は、一泊二日&雨だったのでちょっと駆け足旅行でした。次はもっとじっくり回りたいと思います。

宗教的なものに全く興味がなかった私ですが、日本を出た事で、いろんな価値観が変わりました。イタリアに限らず、ほかの国では宗教が生活の一部になっていたりするんですよね。
たまたま大学が仏教系だったのですが、今思えば、仏教についてもっと勉強しておけばよかったな〜と思います。
座禅とか、しておけばよかったな〜と。

アッシジは初めてのイタリア旅行で連れてってもらいました。
簡単に説明してもらったものの、ほぼ知識のないまま見に行ったので、もう一度ちゃんと行きたい場所です。
中世イタリアの雰囲気が残っていて、本当に美しいです。
ウンブリア州にはアッシジのような小さい町で、歴史を感じさせてくれる素敵な町がたくさんあるんです。

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最後に、フランチェスコについて簡単に。
フランチェスコは、西欧中世の盛時、12世紀後半、このアッシジの織物商人をする裕福な家庭に生まれたそうです。若い頃の彼は、豪商の息子として生まれ放蕩生活を送り、騎士の名誉を夢見て軍隊に入りますが、捕虜になったり病気などで初めて挫折、苦しみ、悲しみを味わいました。20歳のとき信仰に目覚め隠修士となり、ある日、「私の家を建て直しなさい」というキリストの声を聞き、フランチェスコは宗教的回心を経て、すべての財産を投げうちます。
(この時、家のものを売って人に金をあげていた事をお父さんが怒り、お父さんと喧嘩をしたフランチェスコは身につけているものを全部置いて、裸で家を出て行ったというのは有名な話だそう)
3つの戒律『従順・清貧・貞潔』を定め、弟子たちとともに各地を放浪し、説教を続けました。
聖フランチェスコは西洋人には珍しいほど自然と一体化した聖人として、世界中の人から愛されています。
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アッシジやフランチェスコが好きな夫が
アッシジの日本語の綴りを見て、イタリアの発音では、アッスィズィが正しいんだけどね・・・と言われました。
そうなんです。
でも、日本語で書くとアッシジが一般的です。
ちょっとへんですもんね、”スィズィ”って書くの。


そして、今回のトップの画像は紅の豚に続き、タケディーナ作にしてみました。
それでは、また次回お会いしましょう。

タケディーナ拝

アッシジ🇮🇹街歩き
ヴェネツィア
ミラノ

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