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感謝にかえて〜読書会ver.〜


10/19(土)、第17回目の「伊東潤の読書会」を開催しました。

近年、さまざまなスタイルの読書会があり、バラエティに富む中、伊東潤の読書会も最大の特徴があります。


それは「作家本人が主催している」と言うこと。


伊東潤本人と直接コミュニケーションできることや、回ごとの対象作品以外でも参加者と話すきっかけが作れることなど、「作家しばり」の読書会ならではの楽しさがあります。

今回のテーマは2020年2月に幻冬舎さんから発売される、千利休を描いた『茶聖』について。ピースオブケイクさんのホールをお借りして開催しました。

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今回の内容については運営チームのまいとさんが流石のレポートを書いてくれているので、そちらを読んでいただくとして(笑)、私はこの一年を振り返ってみたいと思います。


ちょうど一年前、運営を本格的に引き継いでから、会の中で色々なことにトライアルしてきました。


*監修や解説を書いてくださった先生方をゲストにお迎えする。     伊東さんがお声がけくださり、作家の誉田龍一さんをはじめ、軍事ライターの樋口隆晴さんや歴史研究家の板嶋恒明さんをゲストにお迎えして、伊東先生と対談や鼎談をしていただきました。創作の裏話をはじめ、みなさん伊東さんとプライベートでも仲が良いため、毎回とても盛り上がりました。


*懇親会を手弁当でやってみる。                  「伊東潤の読書会」は、ほとんどが弊社コルクのオフィスで行われています。かなり狭くなりますが、最大人数は30名までいけます。で、懇親会はいつも近くの居酒屋さんに移動してやっていたのですが、コルクの方が、お店だとなかなかできない席の移動もしやすいかな〜と思って、お寿司やお惣菜を買い込んで即席懇親会場を作ってみました。参加者も打ち解けて盛り上がりましたが、会場の真ん中にフードとドリンクのテーブルを設けるため、アットホーム感は抜群でしたが、読書会以上にキツキツに(笑)。

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*「初心者席」を設ける。                      「読書会」は出てみると楽しいのですが、最初は「どんな人が来るのかな?」「自分だけ変なこと言っちゃったらどうしよう」など、不安もあるもの。そんな初心者さんに向けた専用席を作りました。最初作った時は5名の枠に2倍の希望が出て2グループ作ることになったほど人気に!


*衣装で雰囲気を演出する。                     第15回のテーマ『潮待ちの宿』の時は、伊東潤初の世話物&女性が主人公ということで、浴衣を着てみました。が、、反応があまりなかった証拠に、伊東潤コミュニティ「評定衆」のアルバムにも浴衣姿の武田は1枚しかありません(笑)。

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*席を決めてみる。                         参加者ヒアリングで「席が決まってる方が楽だったりします・・」という意見があり、今まで自由だった席をあらかじめ決めてみました。これについては正解がまだ出ていないので、ケースバイケースでやっていきたいと思います。今度は別途ご意見いただいていた「席替え制」もやってみたい。


*「伊東潤質問コーナー」を設ける。                 いつもはディスカッションが終わった最後の発表コーナーで感想や質問を合わせて話すスタイルでしたが、今回は、ディスカッションの合間に「伊東潤質問コーナー」を設けて、前半でてきた質問の答えを得てスッキリしてから後半へ・・という流れをとってみました。これは最後の発表の内容もクリアになるし良かったと思います。


これ以外にもいくつかトライアルしたものがありますが、印象的なものをあげてみました。成功したものもあれば、イマイチだったものもありますが、仮説検証を繰り返しながら、「来てよかった!」と思える読書会を目指してきました。


特に、この一年で私が一番助けられたのは何か?それは、伊東さんはもちろん、運営チーム、コルクラボ伊東潤クラブのみんなです。伊東さんからはゲストのアイデアや、毎回「こんなとこまで話しちゃっていいの?」というような創作背景のプレゼンをいただき(連載7本もあるのに・・!)、運営チームやラボのみんなからは、事前の準備から当日の運営に至るまで(上に書いたトライアルはたくさん運営チームのアイデアが入っています)、読書会だけでなく、コミュニティを運営する上で、多くのアイデアやリード、サポート、フィードバックをいただきました。

また、読書会にきてくださる参加者の皆さんとのオンライン&オフラインのコミュニケーションにもたくさん励まされました。

本読書会に関わってくださっている全員に愛と感謝を。そして次の一年もより進化をしていきたいと思います。


12月は、オフ会と読書会合同企画in鎌倉(近日中告知!)で少しイレギュラーなので、「伊東潤の読書会」としては来年の2月開催予定となります。

この記事やまいとさんの記事を読んで少しでも「行ってみようかな」と思った方は是非お気軽にご連絡ください^^!








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