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契約書業務セミナーが好評だった件

遠方からの参加者

2020年2月26日の夜、渋谷で、行政書士向けに契約書業務のセミナーをさせていただきました(主催は「行政書士の学校」様)。新型コロナウイルスの影響で世間がなにかと自粛ムードの中、夜(18:30スタート)の渋谷でのセミナーに、名古屋とか広島といった遠方からの参加者も多くいらっしゃいました。

幅広い内容

テーマは行政書士の契約書業務でした。契約書の基礎知識はもちろんですが、実務に役立つリーガルテックの動向や、ヒアリングのコツや、民法改正をどのように契約書に反映させるのかや、法律的なポイントや、業務の流れとちょっとした工夫も・・・、と、われながら非常に幅広い項目となりました。

講義形式は約2時間半、講師がひたすらしゃべるタイプのもので、さぞかし受講者を退屈させてしまうかと心配でしたが、皆さん最後まで熱心に聞いてくださいました。なかには「時間が足りない。もっと聞いていたかった」と、わざわざ感想を送ってくださった方もいました。真剣さ、集中力に頭が下がる思いです。

一番伝えたいこと

参加者にご参加の理由をたずねると「ベースとなる知識だから」「ところどころ自分の知識が抜けていると感じるから」「知っておかなければと思った」「契約書を教わる機会はあまりないから」とおっしゃいます。だとすれば、最もお伝えすべきは契約書の「知識」のはずです。

ただ、いまや「知識」はすべてインターネットで、無料で調べられます。知識においてGoogleより詳しい先生などいません。だとすると講師に求められているのは単なる知識の伝達役などではなく、参加者の求めに応じつつ「正しい考え方」をお伝えすることではないかと思います。

参加者の自信

業務セミナー系はとかく、条項ごとの法律論の寄せ鍋になりがちです。情報のレイアウトという価値はうまれますが、ネット上の情報にしてもいまや非常に洗練されているのです。知識だけではなく「契約書業務で稼ぎたいなら知っておかなければいけないこと」を編集して伝え、参加者に自信をもってもらうことをゴールにできたらと考えます。

また機会がいただける日を楽しみにします。

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