夜行バス革命

ご無沙汰してます。
いかがお過ごしでしょうか。

久しぶりに夜行バスという乗り物に乗って、京都にきた。
なぜ夜行バスかと問われれば、1月の自分の浪費ぶりに対する戒め、というのが一番の理由。
1月最初の週は初めて人の描いた絵画というものを購入し、翌週は友達の結婚式にかこつけて大阪まで行きその足で翌日は大雪の降る中亀岡の温泉宿で豪遊し、おとといは後輩を呼び出して北海道料理の割烹で海の幸と日本酒に舌鼓を打ち、大学の数少なかった友達が結婚するということで今日からまた関西にいる。
新年早々湯水の如くお金を使っていてはバチが当たるしそんな1年を過ごしたいわけではないと思い直し、夜行バスを選択したわけである。今月は住民税の支払いもあるし。

しかし、夜行バスは恐ろしく安い。今回選択したのは3,800円の4列シート。新幹線片道に対して1.5往復しもお釣りが来る。すごい。
当日予約でなるべく人気のなさそうな便をチョイスしたのが功を奏し、金曜日の夜にも関わらず隣席はおろか前も後ろも空席のパーフェクトコンディション。
車内を見回すとぼくがよく利用していた大学時代とはずいぶん客層が変わっていて、欧米、中東系の顔立ちをした若い旅行者が半数を占めていた。
思えば、自分がヨーロッパをバックパックしたときはよく寝台列車を利用していた。日本は寝台列車がほとんどないせいで若いバックパッカーたちはみな夜行バスに流れているのだろう。
瞬間移動みたいにあっという間に終わってしまう新幹線では味わえない旅の緊張感みたいな感触を思い出して少しうれしくなる。

翌朝。鴨川十条という変な場所で降ろされて、そこから梅湯に直行する。死ぬほど寒い。
京阪のホームで凍えながら何本も急行列車を見送りながら、凍える手でiPhoneを持って石神くんがお手伝いしたという江本さんのMVを観る。寝起きの頭がリセットされる。
たっぷり1時間半かけてお風呂とサウナと水風呂を行き来して、疲れを癒やす。驚くほどに体がしゃっきりして、夜行バス明けとは思えない体の軽さになる。

梅湯があるなら夜行バスでいく京都は全然悪くない。
悪くないどころか素晴らしくよい。
少なくとも、新幹線を使っても前日の夜に荷造りしてろくに眠れず朝出発してお昼に着いたり、朝寝坊してぐずぐず出発が遅れて夕方に着く、みたいなことを繰り返していた自分にとっては。
なんなら昼の予定までの空いた時間でこうしてお風呂上がりにモーニングコーヒーを頂きながら日記をしたためることができるのである。

もはや優雅だ。

今日はこれから昔住んでいた街の大好きな中華料理屋さんでみんなでお昼ごはんを食べる。
その前に一番のお気に入りの高桐院の書院にも寄れそう。

夜行バスのおかげで、気分は上々である。

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ちょっと遅れます。
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