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J1第11節 vs横浜(H)

2022/5/18 19:30  IN埼玉スタジアム2002

前節は守備において一貫して守り切り、システムの噛み合わせにもしっかり対応したが攻撃が振るわずまたしても引き分けてしまったレッズ。今節は今年も好調が続くマリノスとの対戦。

昨年は堅実な守りからセットプレーを活かし、1点は返されたが後半早々に試合を決めた事によって満足感の得る試合となった。

“オリジナル10”三連戦の2戦目で、今後を見据え是が非でも勝利が必要な状況だ。
展望していきたい。

☆横浜F・マリノス戦への展望

情報と印象
・システムは4-2-1-3
・縦に速いサッカーでスピードが売り
・小柄な選手が多いものの敏捷性が高い
・年齢層が若いチーム

予想メンバー

希望メンバー

欠場濃厚: 犬飼、酒井
出場停止: なし

GK〜DF

ここ最近低調なプレーが続く岩波選手の抜擢に悩むこと頃、前からプレスしてハメに来るマリノスを考えると気になる所。
ローテも示唆しているようなので、特徴のあるマリノス相手に知念選手宮本選手筆頭に起用してくるのだろうか。

MF〜FW

ビルドアップからのファイナルサードでの出来が良くないが、点取り役のユンカー選手が復帰することによって一貫した攻撃ができるかがポイントとなる。

相手のシステムと人選を見て、3ボランチがこの試合に向いているだろう。
アンカーにはボールを叩ける平野選手、インサイドハーフにはプレスと攻撃の起点になれる
伊藤ー小泉ー柴戸の3選手が相手の中盤に勝れるだろうから期待したい。

☆展開予想と相手の特徴

マリノスはカウンターに鋭さのあるチームだが、失点しない限り攻めあぐねる展開になるのではないか。
また、選手を上手く回して疲労度を溜めず、常に良い状態で自慢の戦術を乗せてくる印象があるので比較的対策は考えやすい。

この試合だけ見れば
堅守速攻型サッカーの方が勝率は高まりそうだが、監督の指向するサッカーではない。
今現在の論点はここだと言えるが、この試合も先制点を取って優勢に進められなければ同じようなモヤモヤとした試合になりかねない。
どうするのだろうか…

《攻撃の特徴》
アタッキングフットボールの名残が現監督にも残されており、やることは明確。

ゴールキーパーを起点として足元から繋ぐビルドアップを行い、
基本的にはボランチが組み立てを担う
サイドバックがインナーラップして攻め上がる形を取るので、
サイドアタッカーがサイドに張って上下動を繰り返す。

ここ最近ではゴールキーパーから舵取りを担うボランチにパスが通らず、相手のカウンターを受けるシーンが立て続けで見られている。
埼玉スタジアムの後押しを受け、プレスをハメられたら最高だ。

《守備の特徴》
ディフェンスラインをコンパクトにして守ることから裏へのスペースが必ず空いてくる

レッズはオープンスペースを得意とする選手がアタッカーに揃っているので、ビルドアップからの一発裏、ピッチを切り裂くスルーパスでファールなり決め切るなり躍動したい。

そのためには高い位置での準備が必要で、サイドアタッカーが守備時にサイドバックの位置まで戻るので素早く戻れるかがもう一つの鍵となりそうだ。

そして我々レッズが得意なセットプレーは
彼らからしたら難あり。
難しい試合でもモノにした前回対戦のように相手の意表を突く攻撃ができるか。

☆キーマン

[浦和] A・シャルク選手  背番号17(CF)

現在はワントップで起用されてゴール期待値が高く、ボールを収める事や前線からのプレスを惜しみなくできる前線のハードワーカー。
マリノスの嫌がるハイプレスを機能させるためにも、彼を起用は必然だ。
ユンカー選手の起用によっては左サイドやトップ下に入るだろうが、どのポジションでも攻撃に期待ができるこの選手は間違いなくチームを活性化してくれるだろう。期待したい。

[横浜] マルコス・JR選手 背番号10(CF)

シャルク選手と同じようにプレッシングを惜しみなく最後まですることができ、ポジション柄攻撃の起点にもなれるチームの核。
上背はないものの、敵の嫌がる所へ顔を出して神出鬼没な動きが彼の特徴だ。
マリノスがリーグ優勝した2019年にも埼スタで彼に2ゴールやられている。気をつけたい。

☆結びに

前回対戦では、プラン通りの堅実なサッカーで勝利したレッズ。前回の再現はもちろん、それ以上の結果をもたらしたい。

平日ナイターだが最高潮の雰囲気を演出し
選手が“やらざるを得ない雰囲気”を全員で醸し出そう。闘うぞ。

☞勝利してきっかけを作りたい

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