いつでもこれで最後

自分のライフステージの変化、価値観の変化、そういうものが2年とか3年に一度やってきて、またその大きな変化がこの半年に起きたように思う。

大学を24で卒業して、26ぐらいで、他人の気持ちに向き合えるようになった。28で、キャリアを考えられるようになった。30でエンジニアとして大きく成長できた。そしていま、32。

振り返るとよくこんな遠くまできたなというほど、過去の自分からしたら別人で、コロナ禍の状況であろうとなかろうと、いろいろ考えて、行動して、何かを得て、何かを失ってここまで来た。

本当に大切なものは、大切なひとは、大切であれば失われないと思いつつ、それは大切にしようとしないと大切にできないわけで。

大切にできるか揺らぐ前に動けているうちは、それは大切なんだと思う。

いつでもこれが最後と思って好きなひとに会っている、それは、何が起きるかわからない、明日死ぬかもしれない、そんなレベルの考え方だけど。でもこれまで以上に、機会は減るんだろうなと思う。福岡に帰ること自体も、そのタイミングも、日数も。

"ただいまと言える、帰る場所でいい"と僕はずっと思っていた。でもその帰る場所に帰る回数は、そのまま実家の親に会える回数と同じぐらい、限られたものなんだと知った。

手遅れかもね。そうでもないかもね。

自分の中の大切を、ちゃんと見直そう。そして、ちゃんとつなごう。

そういうことが、ここ半年見えてなかった気がする。気づけてよかった。

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