SSSS.GRIDMAN まとめ

#01「覚・醒」
『電光超人グリッドマン』(以下旧作)と同時に観ることで、本作を更に楽しむことができる。実際、井ノ上病院(旧作では井上医院)やスペシャルドッグ等の旧作ネタが登場するわけだし。
なお、ゆかは改名(?)と同時に、井上医院の事業を拡大したのかも?
裕太は旧作における直人で、将は一平で、そして、六花はゆかである。なお、裕太が記憶を失った理由は不明。
また、ジャンクがJUNK SHOP 絢に来た経緯は不明。
アレクシス・ケリヴは旧作におけるカーンデジファーである。
冒頭で、アカネは何を見たのか。
当初はグリッドマンと怪獣は裕太にしか見えないが、グリッドマンにより、将と六花にも見えるようになった。なお、本作の怪獣(本話のグールギラス)は旧作と異なり、現実世界に登場する。
裕太がグリッドマンの力に戸惑いながらも、将と六花の支援により、グールギラスを倒す展開は燃えるね。
今時の十代はキーボード操作に慣れていないからな。その一方で、私を含む40代以降の世代はキーボードの操作に慣れている一方で、スマートフォンの操作に慣れていない。
グリッドマンが怪獣を倒すことで、怪獣が破壊した物体は自動的に修復されるらしい。

#02「修・復」
グリッドマンが怪獣を倒すことで、怪獣が破壊した物体は自動的に修復される。また、怪獣に関する記憶は抹消される。しかし、怪獣により殺された人は蘇生せずに、「怪獣による襲撃より前に死亡した」ことになる。これは、グリッドマンと雖も命は蘇生できないことを意味する。
サムライ・キャリバー達の正体は、人間に擬態したグリッドマンの武器である。なお、サムライ・キャリバーは同名の剣に変身する。
アカネは旧作の武史と異なり、社交性が高い。しかし、武史と比較して、非常に残忍な性格で、ごみを整理整頓できないときている…。
中華料理店『龍亭』の名前は、合体竜帝キンググリッドマンに由来する。
グリッドマン対デバダダンの戦いは非常に燃える。それ故、本作が全日帯で放送されないことが悔やまれる。
学級担任はこの戦いの後に、改心したようである。
 
#03「敗・北」
アンチはグリッドマンを倒すために作られた。通常は人間に擬態している。
それ故、グリッドマンと裕太はアンチを人間と誤認し、敗北した。しかし、アンチは自分が怪獣であることを白状したために、グリッドマン、裕太、及び、マックス(バトル トラット マックスに変身する)はアンチを追い込むことができた。なお、アンチは撤退せざるを得なくなった。
アカネはグリッドマンに敗れたアンチにコンビニ弁当を投げつけた。このことから、アカネは自分勝手で攻撃的な人格破綻者であることがわかる。
六花が学校をサボったことで、アンチによる襲撃から逃れたのは、運が良いとしか言いようがない。
マックスは礼儀正しいが、ボラーは柄が悪い。
レストラン「どんぐりの木」の客はアカネとアンチだけであった。単にこの2人が早朝に来ただけなのか、それとも…。
アカネのノートに描かれたヤメタランスのイラストは、芸が細かい。

#04「疑・心」
裕太とグリッドマンは過去の記憶のほとんどを失っている。
ボラー以外の3人は成年男性なので、新世紀中学生を名乗るのは余りにも無理がありすぎるわ。
ジャンクは旧式PCなので、新世紀中学生4人全員が入ることができない。
Arcadiaの4人は特撮マニアではないから、レギュラン星人すら知らないからな。アカネが怒る気持ちは十二分に理解できる。しかも、彼等は典型的なウェイ系だからな。アカネとは「水と油」だわ。だからと言って、ゴングリーを使って、やまと以外の3人を殺してはいかんでしょう。せいぜい、PTSDを罹患する程度にしておけw。
なみことはっすは自分が「Arcadiaの4人に喰われる」ことを想像できないのかねぇ(呆れ)。
六花は自分の身の回りに怪獣が現れることを疑問に思っているが、その張本人がアカネであることを知らない。一方、アカネとアレクシスはグリッドマンのことを知らない。

#05「挑・発」
アカネは典型的なインドア派である。
六花の体形は柳ゆり菜(以下敬称略)のそれに似ている一方で、アカネの体形は中村静香のそれに似ている。
内海がメタボなのは意外である。
裕太が見た夢の正体は現時点では不明。
状況上仕方がないとはいえ、水着姿で山中を歩かないように。
アカネは裕太がグリッドマンと関係していることを見抜いた一方で、裕太とマックスはアカネが怪獣と関係していることを知らない。もっとも、裕太がグリッドマンと合体するためにはジャンクが必要であることにアカネはまだ気付かない。
新世紀中学生の手持ちの金額:マックス>ヴィット>ボラー>サムライ・キャリバー。
アカネにとって、アンチは只の道具でしかない。
バスター ボラーがゴーヤベックをミサイルで攻撃するシーンとバスター グリッドマンがそれを倒すシーンは燃えるね。

#06「接・触」
本作の世界は、アカネが作ったゲームのそれである。要はシムシティシリーズである。当然、内海や六花はその世界の住人である。その一方で、アノシラスは電脳世界にずっと住んでいる。
なお、裕太はゲームの世界の住人なのかどうかは不明である。
アレクシス・ケリヴがアカネに接触した経緯も不明である。
アカネは漫才に興味がないので、漫才の作画は非常に雑である。
アカネはアンチに裕太を殺すよう命令し、アンチはそれを実行しようとした。しかし、アンチは馬鹿なので、サムライ・キャリバーやマックスにあっさり言いくるめられたw。
内海は特撮マニアである。
はっすはきちんと宿題をするように。
まさか、こんなところで『サイバー美少女テロメア』、『ウルトラスーパーファイト』、『生物彗星WoO』、『スターぼうず』等のネタが拝めるとはw。

#07「策・略」
ツツジ台がアカネによって造られたことを裕太から知らされても、内海と六花は信じなかった。しかし、スカイグリッドマン対ヂリバーの戦いを通じて、ツツジ台の空の上の謎の街(実は電脳空間)の存在を知ったことで、その事実を確信するようになった。もしかしたら、内海や六花達がアカネに対して反乱を起こすかもしれない、いやそんなわけないか。
グリッドマンと新世紀中学生はまだ不完全な状態である。ヴィット(スカイヴィッター)は面倒くさがりである。
アカネは非常に自分勝手な性格の人格破綻者である。アンチは只のDQNである。よく考えれば、後者は前者の獰猛な部分を忠実に受け継いでいるだけかも。
アカネの様な本物の人間だけが怪獣の素体を作ることができる(アンチの様な怪獣が別の怪獣を作っても、只の劣化コピーでしかない)。アレクシスはそれを実体化させている。
アレクシスにとって、アカネは使い勝手の良い道具で、アンチは只の捨て駒でしかないらしい(実際単に重傷を負わせただけで、殺さなかったわけだし)。

#08「対・立」
本話は学園祭回で、1年E組の出し物は男女逆転喫茶である。
『ウルトラセブン』第34話「蒸発都市」が言及されるとは。
新世紀中学生が不審者と見做され、通報されることは仕方がない。なお、六花の母は彼らとアンチを気別できないw。
アカネは学園祭が嫌いなので、メカグールギラスを使って学園祭を潰すだけでなく、裕太たちに宣戦布告した。なお、メカグールギラスは定番の機械で強化された怪獣である。
メカグールギラスとの戦闘よりも、アカネの説得を優先することは、六花らしい。しかし、アカネの様な狂人に対して説得は無意味である。結果的に、内海の主張が正しかったわけで。それに、六花はアカネを好きになるように創られたわけだし。
内海のアイデアはたいしたもので、グリッドマンを使ってツツジ台高校の生徒や教師に避難を促すだけでなく、新世紀中学生のデータ量を小さくすることでジャンク内に容易に入れるようにした。
そのおかげで、グリッドマンは新世紀中学生と合体してフルパワーグリッドマンに変身し、強化グールギラスを倒した。なお、フルパワーグリッドマンはリファインされたサンダーグリッドマンである。

#09「夢・想」
バジャックは裕太、将、および六花に、各人(とアカネ)にとって都合が良い夢を見せたわけである。しかし、バジャック(とアカネ)は、夢を見せる相手(裕太達)とアカネ以外の他者(裕太にとっての問川、将にとっての裕太、および六花にとってのアカネ以外の友達)の関係を考慮しなかったために、結局裕太達は夢から覚めることになった。なお、裕太達が夢から覚める機会を与えたのは、マックスに唆されたアンチがバジャックを攻撃したためである。
夢を見せる怪人・怪獣は通例、攻撃対象に悪夢を見せる(例.カマキラーギン『地球戦隊ファイブマン』)が、彼らに都合が良い夢をみせるものは非常に珍しい。
裕太達は寝ていた(ただし夢の世界でバジャックと戦った)ので、新世紀中学生はパワードゼノンに変身・合体して、怪獣を倒した。
新世紀中学生はアンチを新たな命と見做しているので、攻撃する気はない。
グリッドマンはアカネを目覚めさせるつもりらしいが、グリッドマンは異次元人らしいから現実世界の住人であるアカネを目覚めさせることはできるだろうが、電脳世界の住人である裕太達がどうすればグリッドマンに協力できるわけ?それに、アカネは現実世界に嫌気がさしているわけだし。

#10「崩・壊」
グリッドマンと新世紀中学生は本来、1つの存在である。
アカネは現実世界が嫌になったので、理想郷である「この世界」を作った。背景となる怪獣は「この世界」を管理しており、かつ、彼女の「気晴らし」の象徴である。
アカネは何らかの理由で「この世界」という名のゲームを楽しむことができなかった(実際、自分が抹消したはずの人間が復活するという悪夢を見た)。
そこで、アカネはナナシを使って、「この世界」を抹消することにした。なお、その第1形態は彼女の外面の象徴で、第2形態は彼女の内面の象徴である。
命を持ってしまったアンチ(もはや怪獣ではない)は、正統派ライバルキャラであるグリッドナイトに進化した。グリッドナイトはアカネの愛憎→良心の象徴かもしれない。
そして、グリッドマンと裕太の関係を知ったアカネは裕太をカッターナイフで刺した…。
「God’s in his heaven-All’s right with the world(神は天にいまし、全て世は事もなし) KS152-H52(『非情の裁き』)リイ・ブラケット 著、浅倉久志 訳、以下敬称略)」という将がノートに書いた落書きが何らかの伏線になるわけ、ないか。

#11「決・戦」
アカネは何らかの理由で「この世界」という名のゲームを楽しむことができなかった。そして、彼女は「この世界」を滅ぼすことにした。その結果、「この世界」は壊滅の危機に瀕している。当然、あらゆる通信手段が使えない。
裕太はアカネによって、カッターナイフで刺されたとはいえ、一命を取りとめた。
「この世界」の裕太の正体は、恐らく現実世界の裕太に宿ったグリッドマンであることが分かった。なお、現実世界の裕太は昏睡状態にあると思われる。
グリッドマンと新世紀中学生は本来1つの存在なので、前者が戦えないと、後者も戦えない。また、彼らはジャンクとリンクしている。
グリッドナイトは律儀な性格で、裕太達との借りを返すために、アレクシスが再生させたナナシと戦った。
危機に陥ったグリッドナイトをフルパワーグリッドマンが助けるシーンは王道である。
本話で、ジャンクショップ兼喫茶店「絢」の設定が本格的に生かされた(PCのジャンクパーツが多数販売されている)。
アカネにとって、六花は友情と優しさの化身らしい。
アレクシス(場の空気を読む気すらない無粋な御仁)にとってアカネは道具でしかなく、前者は後者をゼッガーに変えた…。
#12「覚醒」
本作のタイトルの意味は「Special Signature to Save a Soul: Gridman、魂を救う者の名 それはグリッドマン」である。
冬の日に、現実世界のアカネ(六花に似ている)は親友(アカネに似ている?)と仲違いした。その結果、前者は引きこもり、誰も自分を傷つけない理想郷である「本作の世界」を作った(その結果、彼女は神になった)。
アカネといえども「本作の世界」の住人を完全に制御できない。それゆえ、彼女は怪獣を使って、ことある毎に世界をリセットしてきた。
上記の件に関する苛立ちを抱いているアカネは、無限の命をもつがゆえに生じる虚無感を抱いているアレクシスに取り付かれ、利用されてしまった。
その一方で、グリッドマン(姿は実写版の時と同じ)はアレクシスを追って、現実世界に現れた。しかし、アレクシスに敗れ、新世紀中学生という分身ができた。
現実世界の裕太はアカネに惚れていたらしい。だからこそ、彼はグリッドマンの相棒になれたようである。そして、「本作の世界」で裕太は六花(アカネの外見)に惚れる一方で、アカネ(アカネの心)を救うことができたわけである。
アレクシスとの最終決戦で、グリッドマンは新世紀中学生やアンチと融合することで、本来の姿(実写版の姿)を取り戻した。
グリッドマンのグリッドフィクサービーム(修復光線)がアレクシスに致命傷を負わせ(その後アレクシスは封印・護送された)、アカネと「本作の世界」を救ったことは意外である。
アンチは電脳世界の住人(むしろ精霊か)になった。
最後のシーンで、現実世界のアカネは親友との友情を取り戻す決意を固めたようである(要は「冬を乗り越える」)。

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