2020/1/24(金)@読谷村 サガン鳥栖vs水戸ホーリーホックで人知れず感動 その2
ようやく感動した話にたどり着きます。きっと。本当は今日はジェフ千葉のトレーニングマッチが南城市であるので、そちらを見に行きたかったんですが、記事にしたい欲が勝ったので家にこもっています・・・ああ、見に行きたい・・・でも記事書きたい・・・
その1では、サポーターと交流した話について書きました。その2でも書くんですけどね。では行きましょう!
肝心の試合について
25℃を超える暑さの中、選手もスタッフもサポーターもお疲れ様でした。詳しくはスポーツニュースにお任せするとして、試合はとても楽しかったです!あくまでトレーニングだからそんなにムキにならないんだろうなぁと思っていましたが、蓋を開けてみたらムッキムキでした(笑)
僕が現役時代は苦手だった球際のガツガツ行くとこなんか、スタンドまで『バコッ!』って音が聞こえてくるくらいです。お互いヒートアップする場面もあり、見ているこっちも「おおぉい!」って声を挙げたくなるくらい興奮しました。これがプロの世界なんだなぁ。これをタダで見れる環境ってすごくありがたいです。交通費なんか気にならないです。気にしたくないです。ガソリン代、高速代・・・今帰仁でもやってください(泣)
試合の詳細についてはこちらをご覧ください。Jun.Eさん、ありがとうございます!
そして人知れず感動
さ、試合も終わったし、選手たちに会いに階段に向かおうとした次の瞬間でした。
おそらく水戸サポーターの方にはフツーの光景なんでしょう。でも僕には衝撃でした。
もう一度、一番上の写真を載せます。
水戸ホーリーホックの選手とスタッフ全員でスタンドに向かって一礼したんです。はい。ただそれだけです。(一礼の瞬間を撮りたかった!くぅー!)
繰り返しますが、きっと水戸の選手やスタッフ、サポーターさんにとってはこれがフツーなんでしょう。すごいアッサリしたものだったので。
ところが、僕はといえば、「えーー!?あれ?これ公式戦だっけ!?高校生!?」と最初は戸惑いました。
スタンドでその光景を見てるサポーターの方は数人でした。沖縄の高校生の公式戦のほうがお客さんがきっと多いです。また、親とか友達とか見に来るので最後に一礼ってのはあると思うんです。
それがプロのトレーニングマッチ、練習試合、つまり単なる練習ですよ。練習終わったら「お疲れさん!」で終わるのがフツーだと思ってたんですよ。っていうか、まず、水戸にとって読谷はアウェイです。そそくさと帰るもんだと思っていました。
一礼のとき、スタンドにいた数人のサポーターのうち、二人はその1で話しかけた水戸のおかあさんとおとうさんでした。拍手していました。その二人に向けて「こんにちは!」と手を振る選手もいました。
なんて言うんでしょうか・・・じわじわと心が揺さぶられてきました。
「なんだこれ!?」と衝撃を受けたまま、競技場入り口付近に移動しました。そしたら、もう選手が『近所の気のいいおにいちゃん状態』です。
くそーっ!ヘタクソ―!もっといい写真は撮れないのか!!おい、オレのiphone 5S!がんばれ!。iphone11かpixel4が欲しいんです!!
いや、そんなことどうでもよくて、写真には写らない美しさ、アットホーム感があふれてたんです。水戸とか鳥栖とかごっちゃまぜ、ラグビー風に言うとノーサイドです。あ、ワンチームか。水戸のバスの前で鳥栖の選手と写真を撮れるんです。誰も気にしてないです。
「なんだろう、この暖かさ。うーむ。」と首をかしげていたんですが、後で撮った写真をよく観察してみると少しわかった気がしました。
ポイントは『笑顔』です。サポーターは愛する選手たちがそこにいるから自然と笑顔になりますよね。緊張して顔が引きつる僕のことは置いといて。何より、疲れているはずの選手やスタッフも笑顔があふれているんです。
いや、間違いなく大変だと思うんですよ。暑かったし、疲れてるだろうし、早く休みたいだろうし。僕だったら早くツイッターチェックしたいだろうし、スマホゲームしたいし。
この記事に目を通してもらうことはうれしいんですけど、もし、別の機会に、選手の笑顔が少なかったら「あれ?記事と違うじゃん!」っていうふうに、選手に幻滅してしまうこともあるかと思うし。持ち上げられたら、持ち上げられた状態をキープしとかないと、ちょっとでも怠るとすぐダメ出しされてしまうし。大変よなぁ。
・・・うーん、そう考えるとこういう記事を書くのもはばかられるなぁ。
うーん。
ま、いっかー!この記事は僕の主観100%搾りたてで書いているので、ノドが渇いた状態での一気飲み(鵜呑み)にはご注意ください!
ただ、自分に言い聞かせたいのは、ああいう一礼とかファンサービスとか、『当たり前ではない』ということ。日本人的には、サービスよくしろよ!と思ってしまいがちですが、そこは、相手も人間。選手に尊敬の念を持って接することが大切だと思います。そうすれば行動もついてくると思います。僕も選手に無視されたときは傷つくんですよ。でも、こう思うようになってから傷は浅くなりました。消えてはいないんですけど(笑)
たとえば、水戸の皆さん、こんなのどうでしょう?(いや、あの、すみません、水戸のサポーターさんたちを責めてるわけじゃないです。)
チームのみんながあの一礼をしてくれた後、スタンドのみんなも選手に向かって一礼返しとか。「よくやった!」ではなくて、「こちらこそ楽しい練習を見せてくれてありがとう!」って感じですかねー。儀礼的になってもしょうがないのですが、一定の尊敬の念は表せるかなと思います。
えーっと、何の話でしたっけ?
心が揺さぶられたのは上に書きましたよね(汗)その揺さぶられた状態でこのファンサービスを受けた結果、心がグッと掴まれてしまったのです。
何が言いたいかというと、水戸ホーリーホックのファンになってしまったということです。ああ、あの、サガン鳥栖のサポーターの皆さん!僕のことは嫌いになっても水戸のことは嫌いにならないでください!!
水戸のレジェンド本間選手とレジェンドおかあさんとレジェンドおとうさんと僕
水戸のレジェンドの本間選手なんて、レジェンドなのに一般ピーポーと長話してますしね。「あんな一礼とか、こんなにフレンドリーに話するとかスゴイですね!足もアイシングしたまんまじゃないですか!」と話しかけてしまったんですが、後から考えると失礼な質問だったなと反省しています。選手に話しかけるときは極力短く済ませるつもりでいたんですが、この時ばかりは感情があふれ出てしまいました。気を付けます。
というか、上の写真を撮ってもらう前に、例の水戸のレジェンドおかあさんとレジェンドおとうさんとレジェンド本間選手が話していたんですよ。もうファンサービスっていうか水戸端会議というか(笑)。競技場の前だというのを忘れてしまいそうなくらいホンワカした雰囲気でした。その流れでの対面だったので、会議に加わった感じでした。言い訳でした。しっかり目を見て受け答えをしてくれたんですけど、ちょっと僕は泣きそうでした。
勘違いしないでいただきたいのは、サガン鳥栖の選手もめちゃくちゃフレンドリーです。だからこそ、読谷村内で鳥栖サポーターが増えているんだと思います。実際、僕も鳥栖の選手と2ショット写真をいっぱい撮らせてもらいました。ただ、今回、あの『一礼』があったので、水戸側に注目することにしました。
また、水戸と鳥栖、両方の広報の方とも少しお話させていただいた際(写真の取り扱いなどについて)、非常に丁寧にお答えいただいたのでとても気持ちよかったです。できれば今後、サポーターの方はもちろん、選手やスタッフさん、サッカーキャンプに関わる様々な人たちにお話を聞いてみたいです。なので、キャンプ地で話しかけるヤツがいたら、お手柔らかにお願いします!
ふう、それでは両チームのみなさん、サポーターのみなさん、お疲れ様でした!
さあ帰ろうっと思ったら、前を歩くご家族が・・・ウズウズ・・・
「鳥栖のサポーターさんですか?」
本日の5人目のサガン鳥栖サポーター家族!
か、かわいいー!競技場から車まで歩きながら話に付き合ってもらったんですけど、子ども二人はずーっとボールを追いかけてケンカしていました(笑)。将来はサッカー選手になりたいということで、今後が楽しみな逸材です!
3人は読谷村出身のご家族です。やった!うちなーんちゅに出会えた!(あ、本日の0人目も読谷出身の方でした・・・すみません。)
沖縄県各地のサッカーキャンプを回っていますが、いわゆる”うちなーんちゅ”(沖縄県出身の方)の方が少なかったんですよね。やっぱりプロ野球キャンプに向けて体力温存してるんですかねー。
こちらのお父さんもずっとサッカーをやっていて、子どもたちも地元のクラブでサッカーをしているそう。お父さん、沖縄のお笑いコンビ『こきざみインディアン』のもーりーさんに似てますよね!メガネかな。『ありんくりん』は内地でもきっと人気出ますよね!おっと。
時を戻そう!
もーりーさんと同様?、物腰が柔らかい方で、お互いサッカーをやっていたということもあり、とても話が弾みました。実は今日までに行われたトレーニングマッチも行かれていて、きっと僕らはすれ違っているはずなんです。今後も見に行かれるということで、また会えることを楽しみにしています!
それでは、長文、読んでいただきありがとうございました。
引き続きバカになります!
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