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佐野元春90年代とTHE SUNの10曲

Dear Mr.Songwriter Vol.32

さて今回のDMSですが、佐野元春の90年代の作品’90年『Time Out!』’92年『sweet 16』'93年『THE CIRCLE』'96年『FRUITS』’97年『THE BARN』’99年『Stones and Eggs』
(2000年代に突入していますが、元春自身の区切りとしてのエピックイヤーズが2004年のアルバム『THE SUN』までということなので)2004年『THE SUN』までの7枚のアルバムからマイベスト10を選んでいきたいと思います。

ではいってみよー!


10.地図のない旅 

第2期H.K.Bとのアルバム2004年の『THE SUN』から。
この楽曲は地味といえば地味なんだけど、この『THE SUN』の中で一番好きだったりします。
改めて聴き直してみると、アコースティックでオーガニックな香りがするんだけど、ジャック•ジョンソンらのサーフ•ロックと呼ばれる音楽に呼応してる、言葉と乗ってるビートの感触ですよね。これは理屈ではなく気持ちいい。

alone with you〜のところのスライド•ギターの絡みなんか、リリックと呼応してるというか、好きだな。


9.経験の唄

1996年の『FRUITS』から。
ビートの効いたナンバーも好きなんだけど、この元春が弾くウーリッツァーのエレピのサウンドから作り出される音楽も好きなんだよね。
淡々と違う表現を同じループの中で感じられる楽曲なんだけど、その中でいろんな効果音があって想像力が湧いてくるし、リリックの世界も普遍的なものを感じます。

個人的にはNHKの音楽番組"ポップジャム"の番組収録の当選に当たって渋谷公会堂で生体験しました。エレピ1台のソロだったけど、花をたくさんつけた帽子を被って歌っている姿が印象的でしたね。
後に知ることになるんだけど、"ポップジャム"の演奏は基本カラオケなんだって。


8.驚くに値しない

1999年の『Stones & Eggs』から。
これはね、間奏の元春が弾くギターソロが好きすぎて、ヴォーカルは正直言うと、一番聴きづらい時期なんだけどね。


7.どこにでもいる娘

1997年の『THE BARN』から。

なんだろう。この曲は優しいんだよね。そう、優しいんだ。


6.欲望

1993年の『The Circle』から。
当時、元春は37歳くらい、40歳手前の時期。円熟とはいえないけど、80年代を突っ走ってきた感情とは少し違うものを感じていました。


5.レインガール

90年代の楽曲の中でも、とびきりポップだよね。当時、サークルのツアーではセットリストにはなくて寂しかったんだけど、ラストの武道館2Daysで演ってくれた時は嬉しかったな。コンピレーション盤では、ショート•エディットになってるのが多いんだけど、これはアルバムのヴァージョンが好きです。


4.彼女の隣人


1993年の『THE CIRCLE』から

普遍的にいつまでも響く曲っていうのはこういう曲なんだろう。自分の中でね。
シングル•ヴァージョンが好き。


3.ジャスミンガール

1990年の『Time Out!』から

90年代のアルバムを聴きなおしてみると、この『Time Out !』の生のバンド•サウンドってすごくいいんだよね。ダイレクトに伝わるっていうか。すごく好き。


2.スウィート16

月曜日は壊れたバイクを直して街から街にせつない夜をさまよったのも、この曲の影響でモンキーも買ったしね。なんか青いねって感じ。


1.ヤング•フォーエバー

1997年の『THE BARN』から
変わらない君だけがそこにいてくれた。
これからもずっと。

Hey! Hey! Hey!の収録にいったのもいい思い出です。



さて、どうだったでしょうか。かなりベタな選曲だなとは思うけど、いい曲はいい!という事でこんな感じになりました。

ではまた!


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