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本音でラクに生きる

繊細さんは、自分のままで生きることでどんどん元気になっていく。(中略)我慢をやめて本音を大切にすることで「私はこれが好き。こうしたい」と自分の軸が太くなっていきます。

これは『「繊細さん」の本』の著者、武田友紀さんの言葉です。
繊細さんとは、HSPと呼ばれる生まれつき敏感な人のこと。
「些細なことですぐに傷ついてしまう」
「他人と長時間一緒にいると疲れてしまう」
そんな些細なことでストレスを感じてしまう繊細さんが、繊細な感覚を大切にしながらラクに生きるために書かれた言葉です。

でも、5人に1人いると言われる繊細さんに限らず、私たちは他人の評価を気にしすぎて疲れてしまう時があります。
大事なのは、他人ではなく自分の本音。
他人に認めてもらうのではなく、自分で自分を認め味方になってあげることが大切です。

「〇〇したい」は本音。
「〇〇しなきゃ」は世間体。

「これをしたい」という自分の本音や欲に素直に向き合うことで、ラクに生きることができるのです。

他者のために大事でも
自己の目的を失うなかれ
自己の目的をよく知って
自身の目的に専念すべし  (法句経166)

人生は壮大な暇潰し。
他人の期待に応える生き方ではなく、自分のために生きてみてもいいのではないでしょうか😄


参考文献:
武田友紀 著
『気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本』飛鳥新社
『 今日も明日も「いいこと」がみつかる 「繊細さん」の幸せリスト』ダイヤモンド社

片山 一良 著
『「ダンマパダ」全詩解説―仏祖に学ぶひとすじの道』大蔵出版