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自宅が病院になる日、オンライン初診指針をチェック

携帯電話で段々普及してきている「5G」は大容量通信を可能にしてメリットが増えてきています。

映画があっという間にダウンロードできる
動画もサクサク動く
明日の出来事も分かる、、、、これは嘘です

さまざまな進化の中で遅延がないことで、オンラインによる遠隔治療が可能になります。

しかし、日本ではまだ中々進まない日本のオンライン診療ですが、厚生労働省が11月29日に

オンライン診療に関する指針

を改定してより進めていこうとする姿勢を打ち出しました。

患者情報の事前確認条件がポイント

になっています。

そこで今日は初診をオンライン診療で行う時の要件を

*オンライン診療は進んで行くのか?
*対象医師の要件チェック
*オンライン診療可否の基準
*薬の処方方法チェック

でみていき

遠隔診療に前向きな医療機関を後押しする狙い!普及には不透明感もある

という現状を考える機会になればと思いました。

オンラインで問診の時、体重を誤魔化せるな!と一番に考える私は推進派です!

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*オンライン診療は進んで行くのか?

まずは、今回のオンライン診療で改定されたところは2店あります。

従来は初診時は「直接の対面」を原則としてきましたが

今回は
オンラインでもOK
患者と既に接点のある「かかりつけ医」以外も可能
(条件あり)

になりました。

冒頭にも書いたように、5G普及で

通信環境改善で遠隔診療が正確になったこと
過疎化・高齢者への対応が可能になるというメリット

が理由だと思います。

しかし
日本医師会からの指摘が2点

1つ目は
開業医から既存の患者流出懸念があるので、初診はかかりつけに限定する様に求めていたそうです。

2つ目に
ビデオ通信を行う為、通信料やシステム使用料が平均900円の負担を誰が負担するのか?という問題も出てきています。保険外医療費となっているのです。

*対象医師の要件チェック

オンライン診療はベースとしては患者の事を一度は診療した事がある

かかりつけ医師が原則

という部分はお互いに納得するところだと思います。

しかし今回は

かかりつけ医師以外が初診にあたる場合には、診療前相談で既往歴など確認すること

で違う病院・医師でも診療を行える事になります。

病院が混み合い「予約が取れないかかりつけ医」の場合などにメリットが出てきます。

*オンライン診療可否の基準

オンライン診療では、患者に直接触れたりが出来ない分、現状では全ての病状に対して対応できるわけではありません。

一律基準設定は困難

とされています。

しかし
適さない症状の基準は明示されています

① 安静時の呼吸困難
② 強い腹痛・嘔吐・吐血
③ 妊娠関連症状
④ 眼球の外商
⑤ 小児のけいれん

などは対面診療を求められます。

緊急性が高い場合は即座に対面切り替えることも必要です。その場合他院を紹介するときは患者情報を提供することが医師に求められています。

*薬の処方方法チェック

オンライン医療の場合、注射などを打つ事はもちろんできないので、薬を処方することで衣料を進めます。

その薬の処方方法ですが3つの指針があります

1つ目は

抗菌薬
糖尿病治療薬
アトピー治療薬

などは十分な検討が必要とされています。

又、2つ目に

麻薬や向精神薬については初診では処方されません、

それと、3つ目が

基礎疾患が分からない患者へ8日以上の処方はしない。

という基準があります。

今回の目的は

遠隔診療に前向きな医療機関を後押しする狙い!

があるのです。

しかし開業医と総合病院など規模や施設の差がある中でどれだけ

普及には不透明感もある

とも考えられています。

でも過疎の町は高齢者が多くて交通の便も悪いことが多いと思います。

そのような場所にケアする医療をと考えると、オンライン診療は必要だと思います。

#オンライン診療 #初診 #かかりつけ #問診

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