スマートグラスに商機
スマホが世の中に出て、あっという間にそのテクノロジーに魅了され世界中に広まりました。
そして健康管理のツールとしても今スマートウォッチをする人も増えてきていますね。
次にくるのは何かといえば注目されているのが
スマートグラス
です。
拡張現実(AR)機能を備えた眼鏡型の情報端末「スマートグラス」の普及をにらんで、スタートアップが関連サービスの整備に動き始めています。
スマートグラスはスマートフォンに置き換わる可能性がある端末として注目されていて、市場の立ち上がりに乗り遅れまいと、新興勢が準備を急いでいるのです。
今日はそんな最先端ディバイスになりそうなスマートグラスを
*「スマートグラス」の可能性
*米アップルの参入観測が浮上
*「ルール整備が必要」の声も
とみていきながら
プライバシーを侵害や有害広告が配信防止のルールつくりが必要
という普及への課題も考えていきたいと思います。
*「スマートグラス」の可能性
こちらはauが販売しているスマートグラスです。
イメージとしてはスマホと連動する巨大スクリーンを楽しむ感じですかね?
しかし新興企業ではもう少し踏み込んだ開発をめざしているようです。
プレティア・テクノロジーズ(東京・品川)はARアプリを作成できるシステムを開発する企業ですが、ARゲームなどの自社の開発システムを26日から法人には有料で、個人には無料でそれぞれ開放します。
利用者は好きな場所を撮影し、プレティアのサーバーに転送する。そこで空間の3次元データを読み取り、ゲームキャラクターやアート作品を組み合わせて専用アプリを作成できるのです。
現状はスマホ向けアプリになるのですが、得られる多様な空間データをスマートグラスで利用できるようにアプリを改良する予定だそうです。
将来的には別のサービスも提供する計画だそうで、混雑時の人流や避難経路の策定をARで模擬実験する事業などを構想しています。
その範囲は、ゲーム、広告、遠隔共有、スポーツ観戦、芸術イベントなど多岐に渡ります。
メタバースなどとの相性も抜群でしょうね。
*米アップルの参入観測が浮上
スマートグラスはレンズ上でCGの映像や文字と現実を重ね合わせる端末です。買い物客が商業施設を回っている際に、近くの店舗の特典情報を表示するといった使い方も想定されます。
そういう利便性がポストスマホの有力候補とされる理由ですね。
2025年に世界の市場規模が1兆7500億円20年の49倍に拡大すると予測しています。
業務用は米マイクロソフトと米グーグルが先行し、一般向けは米メタ(旧フェイスブック)が21年に動画撮影や通話に対応した製品を投入しました、
米アップルが参入するとの観測も出ています。スマホ、スマートウォッチとPCとの連動でかなり強みを出せそうですね。
中国新興のエンリアルは製品開発などに充てるためアリババグループなどから過去1年で2億ドル(256億円)超を調達していて各国で開発が進んでいます。
日本では、AR作成システムを手掛けるPsychic VR Lab(サイキックVRラボ、東京・新宿)は空間上の広告やゲームを事業機会と見込んでいます。
技術とノウハウを蓄積するため2月に、東京・渋谷などで特定の場所をスマホカメラを通して見るとARの広告が表示されたり、ゲームで遊べたりするサービスを始めています。
*「ルール整備が必要」の声も
将来は現実と仮想の空間が融合するメタバースとリアルの融合が現実になるかもしれませんね。
孫悟空のベジータが掛けていたセンサーみたいに相手を見るだけで色々と分析されるかもしれません。
作り笑いで内心「この人誰だっけ??」も解消できるかも(笑)
期待が大きいスマートグラスですが、バッテリー容量や軽量化が課題です。
スマートウォッチですら苦戦するバッテリーを細くて軽い眼鏡にどう組み込むかはハードルが高そうです。
スマホに置き換わるほど普及するにはある程度の時間がかかる
と専門家で見る人もいます。
又、2013年グーグルの眼鏡型端末付属カメラの起動状況が把握出来ず、盗撮・プライバシーを侵害と批評されたことなどを考えると
プライバシーを侵害や有害広告が配信防止のルールつくりが必要
ですね。
未来世界を先取りするようなディバイスだけに、安全に安心して使えるようにしないといけません。
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