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本音で語る、いい人の3つのジレンマ

このブログもなんとか3か月に突入して、少しは皆さんの暇つぶしや何らかのお役に立てているのであれば嬉しい限りです。ブログを書くようになってから、根掘り葉掘りネタ探しに翻弄する毎日ですが、それはそれで充実して、芸能人の不倫をメモるより楽しい時間を過ごしてます。
最近オンラインサロン経由で知り合う方も増えてきて、住所・年齢、職業を問わずお話しする機会も増え、ますます「大阪のおばちゃん」感丸出しで話しています。
#今怖い言葉 「口は災いの元」

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いい人は得か?損か?

さて、今コロナ禍の厳しい世の中をどう生き残るか?を考えないといけないと思うのです。でもそんな時代を「いい人」は生き残れるかどうか?が気になります。
自称「いい人」を実践したいと思っていますが、いい人は時に損する可能性もあると思い、私なりにいい人はどんな人か?といい人のジレンマを書き出してみます。
どんな人?
いつも前向きでくよくよしない人。見返りを求めず他人を助けられる優しい人。ポジティブで笑顔の多い人。素直で思いやりがあり、気遣いが出来て空気が読める人。
とネットに書いていました。
#それくらい自分で考えろ

一方でジレンマは
1. 優しさが当たり前になり、どんどんハードルが上がる
2. 頼まれ事が多くて自分時間を作れない
3. ずるい奴にうんざりしても、お人よしを変えられない
が自称いい人が経験に基づいて書き出して見ました。

ではジレンマを深堀していきます。

1. 優しさが当たり前になりどんどんハードルが上がる

これは中々つらいです。例えば夏の暑い日に友人が汗だくで仕事していたので、冷たいお水を入れてあげる。友人は笑顔で「ありがとう」次日も汗だくなので入れてあげる。そうするとやっぱり笑顔で「ありがとう」でも1週間もすると「水、まだ?」入れる事が当たり前になる。
これは極端な例ですが、普段から気が付く人は、その親切が当たり前になり、最初はあれだけ喜んでくれたのに最近は出来ていないと「気が利かない」と言われそう。反対に、普段ぶっきらぼうな人がたまに見せる優しさは、満塁ホームランの様に扱われ、99日間コツコツ積み上げるシングルヒットよりマス受けするのです。

2. 頼まれ事が多くて自分時間を作れない

困っている人を見ると、助けてあげたくなるいい人は、困っている人にとって渡りに船!どんどん頼まれます。するといい人は本来やるべき事に加えて、人の頼まれ事をやらないといけないので、どんどん時間が無くなります。挙句の果てにその作業で残業や本来やることが遅くなると、上司や嫁にお小言を言われたりします。
この時のいい人の気持ちを表す関西弁が

なんでやねん!

でも自分が手伝いの助け舟を出した所から始まっているので、相手にも上司にも言えません。だからビールを片手に鏡に映った自分に言います。なんでやねん!(哀)

3.ずるい奴にうんざりしてもお人よしを変えられない

こんな事が繰り返されて段々嫌になり、ある日ついに「もういい、俺も要領かまして楽こいでやる!」と思うのですが、いい事はやりなれていても、悪い事は不慣れなためギクシャクしてしまします。又、意地悪を言った部下が思ったよりいい奴で一生懸命やってくれるのを見ると、何か嬉しくなりそして同時に申し訳なくなって「あ、いいよ。後僕がやるから先帰って!」とつい言ってしまいます。そして言った後も心はほんのり温かいままだったりします。悪人になる道は険しく「極道の妻たち」を全巻借りて研究する時間もなく、明日もいい人を続けます、、、、なんでやねん!

お分かりですよね。いい人のジレンマは「良い行い」が、油断するとすぐ「都合のいい」へ知らないうちに、変わってしまう事です。

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ビジネスメソッド 因数分解でチェック

もうこんな思いは嫌と言うのがいい人の本音ですよね。
いい人がいい思いをする」様それぞれ事例を因数分解していきましょう。

1. 優しさが当たり前になりどんどんハードルが上がる
これは多分「相手が望んでいる事」がキーワード。お水が本当に欲しい人で、それを自分で入手できない状況であれば、自然に相手は感謝すると思います。気を利かせたつもりで深読みする事で、たいして欲しくもなく自分で手に入れる事が出来るのに、それを助けても感激しないですよね。

2. 頼まれ事が多くて自分時間を作れない
これは引き受けてしまったなら「効率化による時短」しか自分時間の確保は難しくなります。問題は一人で解決するより、2人で取り組む方が早く解決する。ましてやチームでやれば色々と新しい発見も出来るかも?つまり仕事を頼まれたら、自分だけで引き受けず、分業で頼んだ人にも作業してもらう事が大切。だってその人の仕事ですから。

3. ずるい奴にうんざりしてもお人よしを変えられない
これに関して私の考えは、ずる賢い人になる必要はないにつきます。慣れない悪人が務まらないのである以上、いい人で居続ける事しかないから、変える必要はなし!
ただ、意識した方がいいのは、平等が保たれているか?処理能力の差で仕事量が変わるのは構わないのですが、意図的に相手の優しさや真面目さにつけ込んで仕事を押し付けるのは、「善意の搾取です」森山みくりさんも反対した様に私も断固反対します。
#未だに逃げ恥ロスが癒せない

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思いやりの社会はリスペクトの社会

今本当にコロナ禍おいて、多くの理不尽な事が表面化してきたと思います。ちょっと前のMe too Black Lives Matter 運動も弱者に降りかかる強者の理論だと思います。コロナで亡くなる人もお金持ちではなく、劣悪な環境で十分医療も受けれない格差を如実に反映しています。
日本にもこの波が襲いかかっていると思いますが、一方でニューヨークタイムが、世界で最も影響力のある女性にテニスの大坂なおみ選手やジャーナリストの伊藤詩織さんが選ばれ反動も始まっているのかな?と感じます。

家のかたずけする際「断捨離」でスッキリさせる過程で必ず一旦家中散らかり混沌とする状態になるそうです。
今、世界中の混沌は「断捨離」が始まろうとしているのかもしれません。

じゃあ最終的にどんな社会にしたいか?と言えば、フェアな世界だと感じます。努力の分だけ認める社会、弱者に寄り添い、互いに尊敬しながら尊重する事が当たり前にしたいと思います。それを実現するには「いい人」が今までにないぐらい集結して力を合わせる事が必要で、大切なのは集まるプラットホームを作っていく事だと思います。

西野亮廣さんが取り組んでいる映画もNetflixみたいに配信ではなく、弱っている地方の映画館を助ける仕組みを作りたいと言ってました。サロンで色々活躍されてます

悪い人、ズルイ人も生まれつきの性格はないと思います。どこかで辛い目に遭って、いい人を諦めたからそうなったと思います。継続は力なり!いい人に求められる持続力を鍛えたいです。そしてジレンマを跳ね返す意志を持ち続ける事で、様々な解決を生み出し皆んなのパワーになると信じています。

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