怖いのは力の支配ではない。心の支配だ!
新興宗教は力でなく、心を支配された結果。
暴力での支配は見せかけの物、心の支配は強固なもの。
今をさかのぼること1620年、イギリス(当時の大英帝国)は侵略を重ねアジア・アフリカ・オセアニアなど多くの国々を支配していました。
ここで疑問が?
なぜイギリスのような小さな国が多くの植民地を支配できたのでしょうか。
答えはインドで独立運動を行った、ガンジーの著書に書いてありました。
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ガンジーはイギリスにインドを乗っ取られたのではなく、自ら与えたのだと言っています。
これはどういうことでしょう?
200年もの間、イギリスがインドを支配してきましたが、武力は使っていませんでした。
それどころか、驚くことに警察や軍隊、インド植民地政府の官僚もインド人が担っていました。
勘の良い人は気づくと思います。
イギリスに支配されたのではなく、インド人が自らイギリスに国を捧げたのだと。
それは何故か?
イギリスと言うブランド力に、イギリスという社会的・文化的価値に心を支配されたからです。
インド人が率先して英語を話しイギリス式の文化を習得し、教育のイギリスに依存していたのです。
よく日本人が英語で話しかけられると、わからないのに必死で英語で答えようとしています。
日本なのに・・
これも文化的に英語が上だからと、心の中で価値を決め自ら相手に合わせているのです。
それからガンジーは布を一枚身にまとい、独立運動を果たしたのです。
帝国は武力で支配します。しかし、武力で侵略と立ち向かうこともできます。
もっとも手ごわいのは武力ではなく人の心を支配することです。
文化的支配から・・
皆様のお役に立てるnoteになれば幸いです。