『今日もていねいに。』を読み返して、心の深呼吸をする。
折々に読み返している本が何冊かあります。その1つが『今日もていねいに。』です。
この本の存在を知ったのは8年ほど前。当時主催していた本のコミュニティで開催したビブリオバトルという書評イベントで、主催メンバーの1人が紹介したのがきっかけでした。 とはいえ、実際にこの本を手にとって読み始めたのは、4年ほど前。以来、ふとした時に手に取って、ページをめくっています。
例えば、本書を開くとこんな言葉と出合えます。
明日で命が終わるとしても、後悔せず、穏やかに世を去る方法ーーそれは、今日をていねいに生きること。
豊かさとは目に見えるものではなく、そこに隠された物語
楽しみは発見するもの。喜びは、工夫から生まれる(もの。)
大変なときこそ、小さなよろこびを持ち込む工夫を
自分たちが今いる場所を大切にしていれば、ささやかでも確実な自信になる
今日出会う人すべてが、自分に何かを教えてくれる先生
この本の言葉を、ゆっくりかみしめていると、まるで心の深呼吸をしたような感覚になります。
いつでも手にとれる場所に置いておきたい一冊です。