自#471「ワクチンの2回目の接種をしました。結論を言うと、ワクチン接種という負荷をかけることによって、身体の機能は、以前よりも、power upしたかもという気はしています」

         「たかやん自由ノート471」

 2回目のワクチンを接種しました。一回目、筋肉注射の痛みは、皆無でした。が、接種をした左腕は、少しだるい感じでした。熱は、まったくなく、接種した箇所の痒(かゆ)みや痛み、腫れなどもなく、接種した当日のみ、運動を控えて、翌日から、平常の生活に戻りました。が、ワクチン接種後は、身体全体の運動機能は、低下したなと、ずっと感じていました。一応、普通に身体は動かせるんですが、身体の芯のようなものがなく、表面的な運動にとどまっているという印象でした。学校の帰り、国分寺駅まで、11分くらいで走れていたんですが、ワクチン接種後は、12分かかるようになりました。明らかに、speedが落ちました。11分で走り抜けることができていたのに、12分かかるようになった、まあこれくらいの副作用はあるだろうと、冷静に判断しました。
 2回目の接種は、注射そのものが痛い感じでした。これは、注射を打つ看護婦さんのスキルの差だろうと推測しています。接種後、左腕のだるさは感じなかったんですが、打った箇所が腫れました。痒みもあります。その後、身体が熱っぽくなりました。風邪で、熱が出始めた初日のような感じです。翌日の朝、熱はさらに上がっていました。私の平熱は、36.3度です。接種をした当日の夜、37度まで上がり、翌日の朝は、37.5度まで上昇しました。接種した箇所は、さらに大きく腫れています。2日目も運動を控えて、安静に過ごしました。2日目の夜、熱は36.5度まで下がりました。2日目のお昼くらいが、副作用のピーク時で、夕方から夜にかけて、だんだん落ち着いて来ました。
 3日目の朝は、まったく普通の状態に戻っていました。熱は36.3度で平熱です。腕の腫れも目立たなくなりました。1回目のワクチンを接種した以前の状態に、身体が戻ったと感じました。4連休だったので、学校にはまだ登校してませんが、学校の帰りは、以前と同じ、11分で、駅まで辿りつけそうです。身体を動かすための、体のコアな芯の部分が、復活したと判断しています。
 私が、接種したのはファイザー社のワクチンです。人によって、作用、反作用は、それぞれ違います。一般論を述べることは、不可能です。あくまでも、私の個人的なケースです。ワクチンについて、なぜ効くのか、なぜ2回打つのかと云った根本的な疑問は、まだ解明されてないと推定できます(ファイザー社の説明書にも、現時点では感染予防効果は明らかになっていませんと明記してあります)。ワクチンを打ったからと言って、感染しないなどとは絶対に言えません。ワクチンは、まあ一種の気休めです。気休めに、統計的に見た感染しにくさが、ほんの少し、加味されている程度のものです。非常勤講師として、学校に勤めているので、義務だと判断して打っただけのことです。勤めてなければ、別段、外に出る必要もありませんから、打ちません。
 ファイザー社のワクチンは、2回打つことによって、抗体が完成されるんだろうと推定していいます。一回、接種しただけでは、抗体を完成させるための準備はしていると思いますが、2回目を接種しないと、抗体は完成されず、不安定な状態のままなんじゃないかと想像しています。これは、あくまでも、私の推測、推定です。が、ファイザー社のワクチンは、2回、きちんと接種しなければいけないと云うことは、自分自身の体験を通してはっきりと理解しました。
 私の身体状態は、もしかしたら、1回目の接種以前よりも、良くなっているのかもしれません。それは、コロナワクチンを2回接種するという負荷を、身体にかけたからです。身体は、過重すぎない適度な負荷をかけることによって、鍛えることができます。ファイザー社のワクチンは、私の身体にとって、過重すぎない適度な負荷だったと、多分、言えます。
 毎日のルーティーンとして、自分に課している運動を、丸二日間、まったくしませんでした。中二日、インターバルを置いて、昨日、ルーティーンの運動を再開しました。私のexerciseのルーティーンは、腹筋150回、スクワット300回(授業のある日は500回)、ランニング45分(通勤した日は、プラス15分の1時間くらい)、鉄棒の懸垂30回です。中二日、空白があっても、運動機能は低下してません。「毎日、運動する必要は、まったくない。週三回くらいで充分だ」と云うことは、知識としては知っていました。一日置きくらいに身体に負荷をかけて、身体を動かさない日は、イメージトレーニングをすると云ったメニューの方が、記録は伸びるんだろうと推測できます。が、ルーティーンだと、位置づけてしまったら、私は、毎日、exerciseを実行します。毎日だから、続くんです。別段、記録を伸ばすためでもなく、試合に勝つといった目的、目標もありません。一日置きにすると、多分、途中で、リタイアしてしまいます。
 ギターとかベースのような楽器は、一日、弾かないと、元の状態に戻すのに、やはり一日かかってしまいます。つまり、一日置きに練習していたら、いつまでたっても、上達せず、今の状態をkeepすることしかできません。最初に勤めた学校の校長は、数学の先生でした。修学旅行の時、何か用があって、校長の部屋に行くと、数学の問題を解いていました。
「毎日、数学の問題を、最低、一個は解いておかないと、数学力が低下する」と、言ってました。数学に限らず、英語でも国語でも同じです。私は、毎日、源氏物語を読んでいますが、毎日、読むから古典力をkeepできているんです。所詮、還暦を過ぎてから始めた、付け焼き刃の古典学習です。ちょっとでも休むと、たちどころに、古典力は低下します。
 運動に関しては、中二日休んでも、運動力は低下しません。これはおそらく、運動をすることは、人間の生理的な欲求に基づいているからです。決して、嫌々、身体を動かしているわけではありません。勉強などをする時に使用する脳細胞は、案外と気まぐれです(勉強などやめて、もっと楽なことをやろうぜ、ハクナマタタで、全然いいじゃんなどと、しょっちゅう囁きかけて来ます)。身体は、トレーニングしたことを、誠実に真面目に、再現してくれます。脳細胞は、意識的に騙さなければいけませんが、身体には別に、嘘をつかなくてもいいと云った風なことだと、勝手に理解しています。「練習は嘘をつかない」というフレーズは、いろんな意味で、真実なんです。

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