就職活動をしている大切な仲間へのメッセージ -Relive-
今一緒に働いているインターンのメンバーは大学生なので、これから就職をします。
たくさん応援したい仲間がいるので、少しでも応援が届くことを願って
メッセージを書いてみようと思います。
未来に期待し前へ進んでいく大切な仲間へ
就職とは生まれて初めて無数の選択肢の中から、
「自分で選ぶ」という経験をすることです。
いつも話している通り
世の中の役に立つことを大人が本気でやるのが「仕事」です。
自分の人生をかけて取り組む「仕事の始まり」を決める。
それが「就職」なわけです。
今まで不特定多数な誰かの役に立つことを目的として生きた事がないからピンときにくいだろうけど、
「どんな人の役に立ちたいか」
「どんな風に役に立ちたいか」
これを決めるだけなんです。
一番言いたいことはここなのでもう一度書いておきます。
「どんな人の役に立ちたいか」
「どんな風に役に立ちたいか」
これです。
そして、この選択をしようとすると必ず出てくるノイズがあります。
親に喜ばれる選択、周りに胸を張れる選択、他にも色々あるんでしょうが、それはあなたが仕事を始めた後に手に入れるものなので、就職とはあまり関係はありません。
しつこいですが、もう一度書いておきます。
「どんな人の役に立ちたいか」
「どんな風に役に立ちたいか」
これです。
「どんな人って言われてもわからない」
と思う人もいるかもしれません。
それは、すべての会社は世の中の役に立つために存在してるから、
たくさんいろんな会社のホームページを見て、どんな人の役に立ってるのかという視点で見てみてください。
必ずあなたが役に立ちたい人に役に立っている会社が存在しています。
「どんな風にって言われても私なんかが役に立てるのだろうか?」
と思う人もいるかもしれません。
大丈夫です。
あなたは必ず誰かの役に立っています。
そこにしっかり目を向けるだけです。
そして、どんな風に役に立つのが得意なのか、
意外と自分でも気づいていない自分に気づくだけです。
現に僕もあなたがいるおかげで毎日が楽しいです。
僕が就職活動をもうすることはないですが、
20年近く前の自分に就職の手順を教えるならこれです。
・自分の強みの明確化
・志望企業選定
・志望動機明確化と強み結合
・志望企業と業界研究
・面接表現力強化
これもいつも言っている仕事と一緒の
洗い出す・分ける・並べる
というやつを使うんです。
これを一歩一歩進んでいけば
「どんな人の役に立ちたいか」
「どんな風に役に立ちたいか」
これがうっすらと見えてきます。
細かい話はまた今度でも。
就職は、会社に選ばれるんじゃないんです。
どんな人にどんな風に役に立ちたいかを考え
会社を選ぶんです。
決めることが大事なのではなく、
たくさん悩み、考え、自分と向き合い、それから決めるから素敵なんです。
僕もあなたと同じ時に同じように迷い、考え、
その後も自分と向き合いながら選択を繰り返して今に至り、
これから先もきっと自分で選び進んでいきます。
あなたの横に座っている元気に働く社員のみんなも、もちろん同じです。
たくさん迷えるというのは贅沢な時間です。
迷うことを楽しんで下さい。
応援しています。
高山武佐士(38)
ユアマイスター株式会社 取締役事業部長 兼 まかない担当
人生で初めて就職させてもらった会社が仕事は楽しいものだと教えてくれたというだけの運のいい男。新卒からの5年間は「仕事とは何か?」と問い続ける毎日を過ごす。「もしも大学生に戻ったら?」と最近聞かれることも多いのですがいい答えが見つかりません。一つだけ言えることは、大学生に戻ることはないし、戻りたいとも思わなくなりました。