高山村にカフェができた! たかやま未来センター「さとのわ」ってどんなところ?// 移住STORY9
ででーん!
ここは人口3500人の小さな村、群馬県は高山村。カフェもレストランもバーもない村だったこの里山に、なんと、カフェができました!
しかも、カフェだけでなく、電源・wifi・個室完備のワーキングスペースも。
さらに、誰でもゆっくりダラダラできる広場まで。
さらに、キッチンのレンタルやたくさんの本や絵本の閲覧もできます。すごくないでしょうか? 移住する前、カフェ通いが日常だった私にとって、「カフェがない」というのは非常に大きなネックでした。が、もう解決してしまいました。しかも、都心にあるようなコワーキングスペースまでついていて、これは毎日入り浸りたい!
この、たかやま未来センター「さとのわ」という施設は、村の若者が中心となって企画・運用されています。同じ移住仲間や、村内の友達、ご近所さんや、私の夫も関わっています。私自身は何も協力できていないのですが、ひいき目を抜きにしても素敵過ぎる施設です。今日は、村に住む30代女性・一児の母という目線で、この施設のことを紹介しますね。褒めるだけでなく、もう少しここがこうなったら最高!ってゆうポイントも書いていきますよ。
高山村の野菜をつかったおいしいピザ
「さとのわ」に来たらまず食べて欲しいのがこちらのピザ。私は全種類食べました(←食いしん坊w)おすすめは「高山みそときのこ」。味噌と豆腐とキノコとチーズのコラボレーションをお楽しみあれ。フォトジェニックなのは断然ビーツピザ。SNSにアップしたい時は、赤と緑のコントラストが美しいこちらのピザをどうぞ。
ただ、ピザは注文が入ってから成形・盛り付け・焼き上げをしてるため、すぐには出てきません。土日など混み合ってる時は出来上がるまで時間がかかる可能性も。これから改善されるかもしれませんが、サクっと食事を済ませたいときは他のごはんメニューを選ぶのが賢明かも。
仕事に集中できるワークスペース
「さとのわ」には、wifi、電源、個室を完備したラウンジスペースがあります。この記事も、実は個室を借りて書いています。こんな環境です↓
作業に疲れたら、外の空気を吸いにお散歩に行けます。外はちょっと歩くだけでこんな景色。尾瀬ですか!?と目を疑いたくなるような綺麗な景色がすぐそこに広がります。
改善ポイントとしは、なぜか電話がよく鳴ります(笑)スペース内に固定電話が置いてあって、「トゥルルルル」という着信音が鳴り響くのです。人が話す声や足音は気にならないのですが、電話の人口音ってゆうのは、集中していても「ハッ」としますよね。イヤホンで音楽でも聴いてれば良さそうですが、個人的には電話の音が鳴らなくなったら嬉しいな〜。
ダラダラとおしゃべりできる。子どももくつろげる広場。
「さとのわ」はいわゆる公共施設。村の建物です。公共施設にはよく「視聴覚室」とか「イベントルーム」などがありますよね。「さとのわ」にもありますよ。それが、「だんだん広場」という階段の段差を活用した場所。ここは、無機質なパイプ椅子が並ぶだけの部屋とは異なり、階段の横にスペースがくっついているという珍しい構造。
この高低差と広いスペースが活かされて、時にはワークショップスペースになったり、時にはシンポジウムが開かれたり、時には子どもや若者の溜まり場となるのです。
居心地、めっちゃ良いですよ。赤ちゃんも伸び伸びと過ごせるし、絵本も自由に手にとれます。通りすがりの人が気軽に話しかけてくれたりして、村人同士のコミュニケーションが生まれます。この日は小学5年生の女の子たちが赤ちゃんと遊んでくれました。
この広場は、今後どのように活用されていくのでしょうか? どうやら貸切の利用もできるようで、今後の使われ方が気になります。
今日、広場の写真を撮っていたら、通りすがりのカフェのお客さんが「景色がざんねーん」と話してました。なるほど確かに。この広場に面する窓の先は、駐車場なんです。お客さん達は緑の景色を期待していたようでした。
「さとのわ」で景色を見たい場合は、カフェの窓際の席が一番です。一部、お墓も視界に入ってしまいますが、里山ののどかな風景を見ながら食事ができますよ。
「さとのわ」の裏おすすめポイント:生ビールが安い!隣が温泉!
「さとのわカフェ」は17時までの営業ですが、実はアルコールの販売もあります。なんと、冷え冷えの生ビールがたっぷり入って480円なんです。これは、知る人ぞ知るポイントでは? 運転する必要がない時は、お隣の温泉でひとっ風呂あびて、そのままビールなんていかがでしょうか。ハイボールも480円なので、2杯目、3杯目も楽しめます…(笑)
100年先も住み続けたい村になりますように。
「さとのわ」のWEBサイトによると、この施設のコンセプトは「一人ひとりが次世代を想い100年先も住み続けたい持続可能な村」というもの。この施設の誕生によって、村人や移住者がこの村を好きになり、ずっと住み続けたいと思うきっかけになれば…。そんな想いが込められているようです。建物というハードの部分は素敵に完成しています。これからこの施設を誰が、どのように活用していくのか、ソフトの部分はこれからですね。ぜひ、コンセプトが体現されるよう私も応援したいと思います。みなさんもまずは「さとのわ」でピザとビール、楽しみに来てください!
https://www.takayama-satonowa.jp/
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