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my sweet art:アイノとアルヴァ 二人のアアルト

世田谷美術館で行われている「アイノとアルヴァ 二人のアアルト フィンランド―建築・デザインの神話」(2021.03.20 - 06.20)に行って来ました。

どんな展示?

アルヴァの「建築」スキルとアイノの「インテリアデザイン」スキルが結ばれてArtek(アルテック)社が1935年に設立されるに至った背景と、設立後の躍進の歴史を、アイノとアルヴァ、それぞれの作品群と、Artek社としてのプロダクトを通じて知ることができます。

見どころは?

1)アルヴァの建築関連の仕事を、多数のスケッチや模型で見られる
ここは撮影不可エリアでした。当時のスケッチ×模型(最近作成されたもの)を多数見られます。

2)当時の展示会の出品プロダクトを同じレイアウトで見られる
ここも撮影不可エリア。展示会に出品した当時の配置そのままの風景を体験できます。

3)アルテック社設立当時のロゴとか広告を見られる

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当時の店舗。ネオン使ってて結構ポップな印象。設立時のミッションステートメントなども見ることができます。

4)曲木の作り方を工房の様子を撮影した動画で知れる
こちらも撮影不可エリア。スツール60の曲線部分になぜ筋があるのか不思議でしたがナゾが全て解けました。

5)アアルトフラワーベースの作り方を知れる

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ここにガラスを吹き込んであの形になるんです…!展示されてる動画にて、職人による制作風景を見ることができます。

タカナリポイントは?

個人的には、自宅で愛用している「スツール60(ウスタヴァ:日本・フィンランド外交100周年モデル)」の足の曲げ方や、座面の作り方(あそこに空洞があるなんて!?)を知れたことが収穫でした。世田谷美術館で展示を巡っていると、たまに窓から砧公園の美しい木々と陽光が見られたことも豊かな体験でした。

おまけ

世田谷美術館がある砧公園は大勢の家族連れで賑わってました。公園でゆっくりする時間もセットで訪れたい美術館です。

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