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2021年4月1日より値段の税込価格表示の復活!今から準備を!

おはようございます。

東京都中央区の高橋輝雄税務会計事務所
『経営コンサル ✕ 税理士』高橋輝雄です。

本日も早朝から発信です!
よろしくお願いします。

193号目!
いざ、参ります!

現在は特別期間中という事でお店によって金額の表示方法が異なります。

あなたにはありませんか?

おぉ!安い!!
なんてレジに持っていって、まさかの税抜だったんかい!

なんて経験。
私は何度もあります(憤怒)

それにもサヨナラできる税込価格の義務化(厳密には総額表示の義務化)のお話です。

現在は特例期間中で税抜表示がOK

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数年前までは税込表示が義務化されていましたが、消費税が8%から10%に値上げされた時に、税率が混在するために特例期間が設けられたのでした。

「消費税転嫁対策特別措置法」が正式な名称ですが、まぁテストにもでないので覚えなくて良いでしょう。

とにかくその特例期間を利用して企業も税込価格を税抜価格にして

「今なら1,980円!!」

みたいな売り方をしていたと言うことです。

ちなみに、人間には自分の意識する顕在能力と無意識レベルにある潜在能力があるのですが、980円とか、1,980円とかはそういった潜在能力レベルで感じる気持ち悪さであり、それを補いたいと思ってしまって購入にもつながるのだとか^^;

顕在意識でも大台に乗るか乗らないかでトクに感じるというのは十分に感じますけど。

まぁとりあえず2021年4月1日からは総額表示になることで、実際に消費者が支払う金額が分かるようになると言うことです。

国税庁の方でもOKとされている例示を示しておきますね。

・11,000円
・11,000円(税込)
・10,000円(税込11,000円)
・11,000円(税抜価格10,000円)
・11,000円(うち消費税額等1,000円)
・11,000円(税抜価格10,000円、消費税額等1,000円)

なので会社さんによっては値札やメニュー表を書き換えないとですね。

弊所もではありますが、士業のサービスなんかも税抜価格がけっこう多いかもしれません。

特例を利用した企業のジレンマ

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今までの税抜を利用した価格で釣ろうとしていた企業は税込表示に向けての対応も様々だそうで。
下記のアパレルの記事なんかも面白かったです。

先ほどのきりの良い数字スレスレの金額(1,980円のような)を税別(税抜)にしていたユニクロもあれば、作業着とかで有名なワークマンは税込で行っていたようでして。

それが税込表示の復活でユニクロは単に税込みの表示にするのではなくて」ではなくて「新価格」という別の表現で値段据え置きで打ち出しているようです。

つまり「実質値下げ」になるのだとか。
確かに、ここ数年のアパレルに対する感覚や現状の各家庭の状況を考えると、「値上げ」というのは正直自殺行為であると言えます。

「あ、ユニクロ高くなったな~」

なんて話になったら、即消費者は他のお店に流れていく。

前述のワークマンなんかでもルームウェアは売ってますし、「しまむら」やその他の安くて良い物を売る企業が虎視眈々と狙っていますからね。

いっときの特例を使うと、その特例期間が終わった時にはこのようなしっぺ返しも待っている。と、経営的にも考えさせられる話でした。

「値付け」というのはいつの時代も難しいものですね(*^^*)


という事で本日の記事はこれにて終了でございます。
それではまた明日の朝にお会いしましょう!

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今、動き始めることで自分の未来を作る!!

今日という日があなたにとって
最高の1日になりますよーに^^

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