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夜明けは、いつ来るの?

もういつか忘れたけれど、
自分はうつ病だったんだと気付いて、何年が経ったのかな。
ほんとうに忘れてしまった。

今でも夢に出てくるし、眠りは本当に浅い。

当時、ぼくは、自分なりには一生懸命だったつもりだったけど、
周りからの期待には全然追いついてない状態で、
死に物狂いでじぶんを追い込んでました。


もっと、こうあるべき。
もっと、できるはず。
こんな人みたいに、じぶんも輝けるはず。


でもね、ダメでした。
ぼくには、そんな理想に、到底届きませんでした。

最後は、無意識で反対車線を走っていたぼくを罵倒してくれた人が、
じぶんはおかしいんだって気づかせてくれて。
あのときの人、元気かな。ありがとう。事故なく暴走を止めてくれて。


□■

僕にとって、このストップは、いろんなことを学ぶきっかけになりました。


ひとりでは生きていけないこと。
人生は「正しさ」ではないこと。
なるようにできていること。
弱いという強さがあること。
不完全でだいじょうぶということ。
じぶんらしさを愉しむこと。

そんなことを想えるじぶんを信じてみようと、おもえたこと。


□■

でも、いいものばかりでもなかった。

なにより、パワーは相変わらず20%くらいしか出ないし、
ここぞという踏ん張りは効かなくなった。

もういろんな意味でひとりではできないから、
こんどはいろんな人と生きていきたいなって思う。
きっと、それもたのしい。

たいちょうも、ちょっとずつだけど良くなってきた。

今年から、星回りもちょっと変わって
気運もついてきている。


夜明けは、
たぶん、近い、、と思いたい。


□■

いまは、いろんな生き方が増えたなって思う。

でもその分、悩むし、迷うし、ひとつにしぼれないし、
となりの世界は、より青く見えるし、
なにがいいかわからない。

不安で不安で仕方なくて、とにかく手に技術をつけたくて
できることの幅を増やして、おまえは何屋さん?とまで言われて…

ぼくは、ひとりそんな悩みに押しつぶされて、
けっきょく誰にも相談できずにブッ倒れてしまった。


まだまだ、ひよわなモヤシですが、
ぼくには、強い思いができつつあります。


ひとりで抱え込んでひとりで倒れてしまう人を、
僕はひとりでも減らしたい。


ちょっとずつですが、
進んでみようとおもいます。


そんな、さっさんの、1投目のnote。

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