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スタイルに固執せずオープンマインドで!

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屋根が幾重にも重なっているようなカタチ。

モノトーンで統一されたスタイリッシュな外観デザイン。

実は、昨日、近くを通りかかったので、

ふらりと立ち寄ってみたのですが、10年ほど前に竣工した家。

当時、かなりユニークなデザインで、独特な存在感を

見せていましたが、それは、今でも健在でした。

黒いガルバの外壁なのですが、塗装の劣化はまだまだなくて、

色あせた感じは、まったくありませんでした。

最近竣工したといっても、通用するほど、

時代を感じさせないかっこよさがありますね。

モダンなデザインとモノトーンな色合いって、

流行に左右されない、普遍的な美しさがあるなって

この事例をみて、改めて確認できました。

おそらくですが、さらに10年後に見ても、同じことを思うと思います。

竣工当時流行の最先端なデザインだったとしても、

その流行が去ったときに、古びれたデザインだった感じることって

少し寂しい気がします。

長きにわたって、独自のかっこよさを保ち続けてくれる。

そんな家であってほしいなって思います。

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昨日、とある家づくりで採用を検討している、

新しい工法について、話を聞いてきました。

アタラシイといっても、怪しげな内容ではなくて、

今まであってもおかしくない内容です。

昔、仲良くさせてもらっていた工務店が導入されてる

ということで、リアルなお話聞くのが主目的。

こういった、特定の工法や素材なんかもそうですが、

販売元に聞くと、プラスな側面のみになるため、

実際に使っていて、デメリットも知っている方に

話が聞けると、いいですよね。

そういった意味では、とっても具体的で、

リアルな話を聞くことができました。

聞いてみるもんです。

いろいろと知りたいことがはっきりしました。

この小さな模型が、その工法の大事な部分を

示していて、おそらく、一般の方にも

直感的に理解できそうでした。

いろいろとうかがってみて。

私が関わらせて頂いているお客様の全てに

フィットする内容ではありませんが、

特定のお客様には、とってもいい内容でした。

お客様が求めていることの、おおよそを実現できるかも。

と思いました。

お客様のやりたいことを実現するためには、

自分のスタイルに固執せず、オープンマインドで、

いろんなものを取り込むことって大事だなって思います。

その経験が、また次のお客様にも生かされていく

ことだってありますから。

いつも思うんですけど。

家づくりは、建築家のためにあるのではなく、

お客様のためにあるんだって。

その考え方。

大事にしています。

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