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書斎がワークスペースへ

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こちら。

少し前に竣工した家の書斎です。

パソコン等の配置してある備品は、撮影用なので、あくまでイメージですが(笑)

計画当初は、ご主人の籠り部屋という感じだったのですが、今となっては、全然違うスペースになりました。

こちらのご主人ですが、週に一度以上は、リモートでの仕事。

たまたまだったのですが、結果、時代にマッチしましたね。

これから家づくりをされる方で、リモートでの仕事の可能性がある場合は、こういったスペースは必須ですよね。

少し前までは、ご主人の趣味室ということで、遠慮がちなスペースでしたが、コロナの影響で、必須スペースにまでなったのは、面白い変化です。

UD-House様_21_RGB_R

こちらのスペースも同じく使えるスペースです。

色が少し違うだけで、何だか印象も違いますね。

リモートの場合は、背景も大事なので、しっかりとこだわってみるのもオススメです。

そうそう。

二つのスペースに共通していることがあります。

一枚目は左側壁、二枚目は正面壁をご覧ください。

はい。

有孔ボードといって、孔のたくさん開いた壁なんです。

この壁って、小学校や中学校の時に、音楽室の壁に使われていたんですけど、記憶ありますか??

この素材って、音を吸収するために使われる機能的な側面の強いものなんです。

ワークスペースだから、吸音ですか?

なんて聞かれそうなんですが。。

目的は、全然違います。

最近、この孔を使って設置できるフックなんかが売ってるんです。

それを買っていいただいて、壁面収納として使うのが目的なんですよね。

黒い方は、壁全面ですから、すごい量の収納量になります(笑)

位置を自由に変えれるのも魅力の一つなんです。

壁を傷めず、それができるのっていいですよ。

こんな風に、目的とは違う素材を、別の用途で使う。

そんなことを考えるのも楽しいもんです。

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そうそう。話は変わりますが。。

昨日、新しいプロジェクトの打ち合わせがありました。

プロジェクトといっても、建築物単体に関係する内容ではありません。

今までにない、新しい価値を提供して、特定の方々に対して、豊かな未来を手に入れていいただく。

そんな内容なんですよね。

今までにない価値ゆえに、手探りで、何が正解なのかはわかりませんが、そういったチャレンジって、ワクワクします。

あーでもない。こーでもない。

こちらでしょ。

なんて。

ゼロからイチを生み出す。

それって、私のワクワクポイントなんでしょうね、きっと。

建築の設計も同じかもしれませんが。

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