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腹立つ日々の眠気と眠気

娘の微熱はまだ下がりません。体調は悪くなさそうです。私も37度前後から下がりません。薬を飲んでいてもダルさがどうにもひどくて。今日はだるい上に眠いです。

昨夜、娘がまだ起きている10時前に声をかけてから私が先に寝ました。寝たというか横になってラジオを聞いていました。そのまま寝落ちして、目が覚めると11時、トイレに行くのに娘の部屋の前を通ります。娘はまだ寝ていないようです。

そこから寝て、深夜2時半にまたトイレです。年をとるとトイレが近くなってツライです。

娘の部屋の電気が点いています。私が前を通ると慌てて電気を消す音が聞こえてきました。なんだか、そういうコソコソした行動にはイラッとさせられます。

次に起きたのは6時半。またトイレです。娘は寝ているようです。睡眠薬、ようやく効いたのかな。そこから8時半ぐらいまでまた寝ました。

細切れの睡眠ではなく12時間ぐらい熟睡したいです。もう年齢も年齢なので無理なのでしょうか。若い頃と違って長時間眠り続けられないのは本当に悲しいです。12時間ぐらいなら平気で眠り続けられたはずなのに。

9時半頃、娘が起きてきました。お腹は空いていないそうです。薬だけ飲んでもらいます。お昼はパンでいいかと聞くといいと言います。

「じゃ、あとで買ってくるから」

「んあ」

ゴミも出さないといけません。スーパーが開くのが10時なので、それを待って買い物に行こうかどうしようか。

迷っていたら娘が部屋から出てきて居間をうろうろ。私が声をかけに行くと慌てて部屋に戻ろうとします。

「パパ、まだ買い物に行ってないよ」

「んあ」

どうやら私が出かけたと思って出てきたようです。

そこからまた数分。また娘が部屋から出てきました。居間でなにかごそごそしています。様子を見に行くとまた慌てた様子でコップを片付けています。私が出かけたと思って飲み物を飲んでいたようです。

なんか腹立つな。

「まだ出かけないよ」

「んあ」

ゴミをまとめて着替えて、今度は本当に出かけようと準備していたらまた娘がコソコソと出てきて……。

なんか本当に腹立つなあ。

今日の昼はスーパーのパンコーナーのパンです。近所においしいパン屋さんもあるのでそこと比べると品数も揃ってはいないのですが、スーパーのパンもいちおう焼きたてです。近所の美味しいパン屋にはかないませんが、けっこううまいです。

そこのパンをニ種類。他にローストビーフ(半額)、ポテトサラダ(2割引)、紙パックの飲み物もニ種類。今日の夕食の予定(豚骨味)なども購入します。

帰ると娘は寝ていました。出かける前はあれだけ様子を伺って起きてこようとしてたのに。腹立つわあ。

私は流水麺のそうめん(2割引)で昼食です。薬味を柚子胡椒にしてみました。合うわあ。

食後に熱を測ると37度でした。微妙。いちおうパブロンを飲んでおきます。

猛烈な眠気がやってきました。眠い、眠すぎる。もうなにも出来ないぐらい眠いです。いっそ寝てしまうか。いや、ここで寝たら娘がすぐに起きてくる。それはそれでちょっと腹が立つので寝ないで頑張らねば。それにしても眠い、眠すぎる。

娘が起きてきました。眠すぎて気がつくのが遅れました。テーブルに置いてあったパンのうちひとつは既に半分ぐらい食べられています。

「パン、温める?」

「温めて」

グリルで温めます。パンはグリルでサッと温めるととても美味しくなります。

「コーヒーも淹れようか?」

「コーヒーいれて」

ノンカフェインのレギュラーコーヒーを用意しました。

「ローストビーフも食べる?」

「食べる」

「ポテトサラダも食べる?」

「食べる」

食べて寝ての生活。ボロボロこぼしたのを拾って食べています。

「拾って食べるのやめて」

「あっち行って」

えー、腹立つわー。

娘が食べ終えるまで別室で待ちます。マジ腹立つ。

娘が部屋に戻ってからテーブルの食器など片付けて洗い物もして。

食事の準備などもなにもせず出されたものを食べて、それでいて私が小言を言うと「あっち行け」とか。

腹立つわあ。

それからも眠くてだるくて。熱は治まったはずなんですが、だるさはまったく治まりません。

5時頃、娘が出てきました。

「晩ごはん、ラーメンでいい?」

「いい。なに?」

「正麺」

「どれ?」

どれでもいいだろうが。なんでいちいち銘柄を気にするんだ。腹立つ。

「これ、マルちゃん正麺豚骨味」

「んあ」

だから見せたって特に何がどうってことないじゃないか。腹立つ。

茹でて丼に盛り付けて。

「出来上がったよー。食べてー」

部屋に戻った娘に声をかけます。

少し間が開いて部屋から出てきた娘。居間にやってくるかと思ったらトイレに行きます。えーなんでー、食べに来るんじゃないのかよ。腹立つ。

トイレから戻ってきた娘はテーブルに手をついて椅子をずりずりと動かします。テーブルに手をついて椅子を動かすのはやめてくれと常々言っているのにまったく通じません。

「なんで手ついて椅子動かした? やめてって言ってるじゃん」

「あっち行って」

なんだよ、オレの分は食うなってことか? 腹立つなあ。

自分の分の丼をキッチンに運び、そこで立ったまま急いで食べ終え、ダラダラ食べ続ける娘から離れるべく部屋に移動しました。

腹立つ。眠い。

眠い。腹立つ。

食べ終えたようです。

「お風呂はいる?」

部屋に戻った娘に声をかけました。

返事もありませんでした。

腹立つわあ。マジ腹立つ。

◇ ◇ ◇


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高島利行
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