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アートとお金には関係ないかもしれませんが、「上司のレベルが低い」理由も分かります(笑)『教養としてのお金とアート』

『教養としてのお金とアート 誰でもわかる「新たな価値のつくり方』は、アートとお金という真逆の考え方の共通点を説いたビジネス書です。
「コード:歴史的文脈の表現の方法・モード:時代の流行」「共通化と差異化を行ったり来たりする」「オリジナル=模倣+1%の独創」など、アート的思考をビジネスに置き換えるとイノベーションを起こすことができます。
特に「おじさんの言語能力が低い」理由は秀逸です。
日本人の上司のレベルが低いのは、周囲が「忖度」するからです。
「年長者がえらい」空気が強く、上司は言葉を使わなくても、部下・奥さんが先に考えて動くからです。
だから言葉を使わなくなった上司は、必然的に言語能力が衰えるのです。
ある意味、会社の管理者に警鐘を鳴らしています。

「価格:外部の第三者との取引・価額(価値):自分の内側で決まる金額」「AIと人間の違い:自律しているか」「美意識:人生を作品として見る感覚」などを通して、これからのビジネスのあり方を模索しています。
特に「商売=アクセル(金儲け)×ブレーキ(論語)」は、バブル崩壊以降の日本の失敗を表しています。
バブルが弾けて経済が失速しているときに、ブレーキである内部統制を導入してしまったという失敗です。
内部統制はたしかに大切ですが、時期を思いっきり間違えてしまったのです。
苦手なアートとお金を関連づけて学びたいサラリーマンにオススメです。

著 者:田中靖浩・山本豊津
出版社:KADOKAWA
発売日:2020/9/2

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