【政治】私は何も役立っていないけど、ありがとう!(最高裁判所裁判官国民審査)
(1744文字)
おはようございます!
選挙も終わり総括も大体終わった状況ですが、今頃になって記事にしている、橘たかしです。
衆議院議員総選挙については、(比較的)早く書いたのですが、国民審査の方をしておりませんでしたので、今更ではありますが、自分の投票前の発言も含めて書きます。
まずは下記の記事から。
投票率が低かったですね(T_T)
過去最低は、2017年衆院選(小選挙区、比例代表とも53.68%)
過去二番目は、2014年衆院選(小選挙区52.66%、比例代表52.65%)
に次いで過去三番目の55.93%だったようです。
個人的には、投票率は8割(最低でも7割)ぐらいないと民意が示されたと言えないと思っています。
ただ、今の選挙制度であれば有効なので、引き続き今の政権で日本の政治を進めていくことになります。
そして、今回の記事の本題は、
最高裁判所裁判官国民審査の結果についてです。
前回の私の記事がこちらです。
そもそもタイトルがおかしかったですね^^;
伝えたかったのは、
あなたが普段生活をしている上で
不具合を生じている身近な社会のルールがあり
こうあったらいいのにな、
ということを判断してくれそうな裁判官を
選んでほしい
と、いうやっぱり上手に伝え切らない言葉でした^^;
その中で大きな焦点になっていたのが、
選択的夫婦別姓についての問題でした。
そして、国民審査の結果がこちら(↓)の記事です。
東京新聞ではこのようにデータも含まれています。(↓)
「因果関係は分からないものの」とした上で、有権者が罷免を求めた率が最も高かったのは
と、なったのでした。
実際に×印の多い票順に並べますと
4,490,554票 深山さん
4,415,123票 林さん
4,169,205票 岡村さん
4,157,731票 長嶺さん
3,936,444票 宇賀さん
3,846,600票 草野さん
3,838,385票 三浦さん
3,570,697票 岡さん
3,565,907票 堺さん
3,495,810票 渡辺さん
3,411,965票 安浪さん
興味深いのが、先ほども書きましたが、
1〜4番(400万票越え)が「夫婦は同じ姓を名乗ると定めた法」の規定について「合憲」だと判断した方
5〜7番(380万票前後)が「夫婦は同じ姓を名乗ると定めた法」の規定について「違憲」だと判断した方
8〜11番(350万票前後)は、「夫婦は同じ姓を名乗ると定めた法」の規定についての判断をしていない方(当時、最高裁判所の裁判員ではなかったため)
この裁判の
判断「合憲」に対して反対した国民が一番多く、
判断『違憲」に対して反対した国民が次に多い。
という結論になったことです。
SEKAI NO OWARIさんの「Dragon Night」の歌詞の中に
というフレーズがあります。
私もそう思います。
争いがなくならないのは、どっちが正解というものがないからです。
10人いれば、10人の正義があります。
100人いれば、100人の数だけ正義がある。
つまり
人の数だけ正義がある
ということなんです。
どっちが正解なんて本来は答えることができないのかもしれません。
お互いを尊重し合って、初めて話し合いができるのではないでしょうか。
と、いう訳で今回の国民審査は、私の記事の影響とは全くの無関係ですが、少しは前に進んだのではないでしょうか。
ありがとうございました!
来年は、参議院選挙もあります。直前になってバタバタしないように、日頃から世の中について発信していけたらと思っています。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
今日も一日お元気で!
追伸:
最高裁裁判官は内閣が任命します。
就任後最初の衆院選で審査を受けます
信任されれば再審査は10年経った衆院選の時になります。
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