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誰かを助けるには「力」が必要

〆切が迫る。明日には原稿をあげなくては。
そんな時はすべての連絡を遮断して仕事に臨む。

ライティングに限らず仕事には必ず納期がある。何らかの期限が決まっており、そこから逆算でスケジュールを決め行動していく。

しかし、仕事とは何があるかわからない。余裕を持ってスケジュールを組んでいたはずが、不測の対応に追われ、気づけばピンチをむかえていたなんてことも多々あるのではないだろうか。

絵とか音楽とか記事とか、クリエイティブな何かを作る仕事だと特に。
明確な終わりがあるわけでは無く、自分が納得できるところがゴールになるから時間に追われると辛い。

そんな時はどれだけ好きな仕事でも「やらなくちゃいけない」になり、楽しいよりもヤバいとか苦しいになってしまう。

だけど〆切が迫っていて同じようにヤバいと思う状況でも、やらなくちゃいけないと迫られていても、前向きな気持ちで取り組める時がある。

それが他人の納期を助ける時。
どういうことかというと、

「明日までに●●を仕上げなくちゃいけなくなって、対応いけますか?」
「いけます」

という時だ。

元々余裕をもって取り組んでいた仕事ではなく、クライアントがピンチを迎えて助けを求めている時は、前向きな「やらなくちゃいけない」が発動する。

そんな時は辛いよりも「やってやるぞーーーー!」という気持ちが勝って作業中はテンションが高い。

ただその分、記事を納品したあとに修正がたくさん必要だったり、自分がそのクライアントに手間をかけさせたりすると、申し訳なさはいつもの5倍ぐらい大きくなる。

特にそんな出来事があったわけじゃなくて、相手がもとめる完璧にはまだまだほど遠いだろうという自己反省の元に思ったことだけど。

相手から「素晴らしい!」みたいな、喜びの言葉がない限りは相手の期待値を超えられなかったと思って取り組むことにしている。

そうじゃないと、勘違いしてすぐに調子に乗る性格をしているから。

とにかく、どんな時でも誰かのピンチを助けられるようになるには、もっともっと力が必要だと思った。

自分と一緒に仕事をしたいと言ってくれている人がいる間に、死ぬほど努力しないと。

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