小城 崇

ビービットのシニアマネージャ、フェロー。 UXグロースモデル(http://amzn.to/2UR9J23)という本を書きました。 UXデザインの方法論について情報発信します。

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    • UX戦略の教科書

      「UX戦略の教科書」シリーズのまとめです。

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    #1-1 道具からライフスタイルへ(UX戦略の教科書)

    今回から「UX戦略の教科書」というタイトルで、隔週くらいの連載形式で書いていこうと思う。 UXはこれまで、個別の顧客接点(Webサイトなど)の体験価値を向上させる文脈で語られることが多く、事業戦略の定義などのハイレイヤーな論点とは縁が遠い概念であった。 しかし、デジタル社会が到来して企業を取り巻く外部環境が変化した結果、今やUXは経営イシューとなっている。「どのような顧客体験(UX)を提供する存在になることを目指すのか」という視点に基づいて、事業戦略を検討することが必要に

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      • #2-1 ファネルからダブルループへ_前編(UX戦略の教科書)

        本記事は「UX戦略の教科書」の6つ目の記事となる。 前節(2-1)では、いまだに多くのビジネスパーソンがSTPの思想・枠組みを事業戦略を策定する場面で採用しており、そのことがUX戦略の策定〜実行を阻害していることを説明した。デジタル社会の到来によってSTPの枠組みは時代遅れとなっており、時代環境の変化に合わせてアップデートする必要性が生じている。 デジタル社会が到来したことで時代遅れになっているにも関わらず、いまだに多くの人が暗黙の前提としているためにUX戦略の策定〜実行

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        • #2-1 STPにサヨナラを_後編(UX戦略の教科書)

          本記事は「UX戦略の教科書」の5つ目の記事となる。 前回の記事では、伝統的な事業戦略の検討枠組みである「STP」が時代遅れになっている理由・背景を説明した。そのうえで、多くのビジネスパーソンがSTPの思想にサヨナラすることができず、今も暗黙の前提に置いてしまっていることがUX戦略の策定〜実行を阻害していると主張した。 では、我々は事業戦略の検討枠組みをどのようにアップデートすればよいのだろうか。本記事では、デジタル社会の到来にあわせて、STPをどのようにアップデートするべ

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          • #2-1 STPにサヨナラを_前編(UX戦略の教科書)

            本記事は「UX戦略の教科書」というタイトルでの連載記事の4回目となる。 第1章では、デジタル社会が到来したことで、UX戦略を策定する必要性が高まっていることを説明した。 いざUX戦略を策定〜実行するプロジェクトを進めると、ほとんどのケースでプロジェクトメンバーや経営層・意思決定者から戸惑いの声があがる。なぜなら、UX戦略の枠組みに基づいて事業戦略を検討するためには、これまで「経営戦略」や「マーケティング戦略」の世界で常識とされてきたナレッジや方法論を脱学習する必要があるか

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            #1-3 UX戦略が必要な時代へ(UX戦略の教科書)

            本記事は「UX戦略の教科書」というタイトルでの連載記事の3回目となる。 前回の記事では、ライフスタイル提供型の価値提供モデルに転換することで競争力を大きく飛躍させた具体的な事例として、NIKEと平安保険の取組みを紹介した。今回は、これまでに説明してきた外部環境の変化を踏まえたときに、企業は「どのような枠組み・考え方に基づいて事業戦略を策定するべきか」について説明する。 UX戦略のフレームワーク 結論から言うと、デジタル社会の到来にともなう外部環境の変化に適応するためには

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            #1-2 ライフスタイル提供型への転換事例(UX戦略の教科書)

            本記事は「UX戦略の教科書」というタイトルでの連載記事の2回目となる。 前回の記事では「デジタル社会の到来が企業にもたらす変化」について解説した。今回は、ライフスタイル提供型の価値提供モデルに転換することで、競争力を大きく飛躍させることに成功した企業の事例を紹介する。 ライフスタイル提供型への転換事例(1) ~ NIKE ~ ライフスタイル提供型への転換によって競争力を飛躍的に高めることに成功した代表的事例としては、まずはNIKEが挙げられる。 ご存じの通り、NIKE

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            「闇堕ち」してしまったUX概念を再定義する

            『UX(User eXperience)』という概念に、注目が集まっている。 ここ数年で、UXリサーチャーやUXデザイナーといった職種に就いている人の数は大きく増加した。専門家だけではなく、経営者を始めとしたビジネスパーソンの間でも、UXの認知度や関心度は高まっているようだ。 一見したところ、『UX』という概念は順調に世の中に普及しているようにも見えるが、実はその裏側で存在意義を揺るがすような「危機的な状況」に置かれている。 もともとUX / UXデザインは、企業とユー

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