😊SMILE子育て[19]😊 子供を東大へ入れるためにやってはいけないこと 〜親の過干渉が子供の成績を伸びづらくする〜

こんにちは、息子2人を東大合格へ導いた〈子供が自主的に学ぶ育成術〉を語る、たかせみほです。

🔸子供は親の分身ではなく、ひとりの人間

「将来、うちの子を東大に入れたい」
「海外の有名大学へ留学させたい」
「少しでも良い大学へ行ってほしい」

とお考えのご家庭では、お子さまが幼い頃から出来る限り良い環境を整え、目標につながるレールを歩かせようと、幼稚園受験や小学校受験、中学受験に合格させるため、一生懸命になっておられるご両親も多いのではないでしょうか。

もちろん子供を取り巻く環境を整えたり、子供が伸びようとする力を引き出してあげることはとても大切なことです。

しかし、

「将来、東大へ入れたい」
「幼稚園受験に合格させたい」

と一生懸命になっているお父さん、お母さん、それは本当にお子さんのためでしょうか ？

家庭という狭い環境の中で、子供と向き合っていると、いつのまにか「将来、東大に入る＝息子の夢」、「小学校受験合格＝娘が幸せになれる」と思い込んでしまうことがあります。

特に、ご両親が学歴主義であったり、愛情を注ぐあまり、子供が生きがいとなってしまっている場合に、こうした思い込みが生まれやすくなると思います。

しかし、どんなに小さな子供でも、子供は親の分身ではなく、ひとりの人間です。

だから、兄弟であっても興味を持つことは一人ひとり違いますし、親の思うようにいかないのも当然です。

しかし、幼少期の頃というのは、親が話しているのを見て聴いて、言葉を覚えるのと同じように、子供は親のことをよく見て真似をします。
子供は「親の分身ではなく、親の鏡」と言えるのではないでしょうか？

子供はさまざまな可能性を秘めているので、幼い頃の子育ては、子供が何かに興味を持ったり、何かしたいと思ったことをすぐに出来るよう、必要な道具を与えたり、環境を整えて、あとは子供にゆだねることが大切です。

🔸あくまでも子供が主役です

親は子供を見守り、子供が失敗した時に、安心して戻れる場所でいることが重要です。そうすれば、子供は安心して色んなことに挑戦し、結果的に子供の能力を伸ばすことにつながります。

反対に、親が子供に対して過保護や過干渉であれば、子供は親の顔色をうかがい、失敗してがっかりさせたくないと委縮し、かえって「新しいことにチャレンジしづらく、十分に能力を伸ばすことができない」ので、勉強をはじめても成績が伸びづらくなります。

そうは言っても、子供が幼い間、具体的にどんなことをすればいいのか分からない、という方も多いのではないでしょうか。

具体的にどんなことをすればいいのかということを、我が家の息子たちの事例を踏まえて、
『シングルマザーで息子２人を東大理Ⅰに　頭がよくなる「ルーティン」子育て』
において紹介していますので、気になる方はぜひ、拙書をご覧ください。

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