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何を青春と呼ぶかは自分次第。


#8月31日の夜に  というnoteのお題企画があり、私もこのお題の記事を書きたくなりました。学校生活がガラリと変わってしまった方に、様々なイベントがなくなってしまって落ち込んでいる方に、今私が1番伝えたい内容です。

私自身、学校生活が1番の青春ではありません。

今日はそんな私なりの「青春」を伝えていけたらなと思います。


学校が終わった後から


私は中学2年生の頃劇団に所属しました。大型休み(夏•春•冬休み)は公演を行っていたので、本番が近くなると土日はもちろん、平日も学校終わりに稽古をしていました。私はお家が少し遠くて、学校が終わった後約2時間半かけて都内に出ていました。今思うと本当に遠かった...(笑)
朝から授業を受けたあと、夕方から夜にかけて稽古して家に帰る。宿題をやって、台本読み返して次の日5時起き!みたいな。(これを三年間よく続けたな自分!と今では褒めてあげたい。(笑))

毎日のように稽古して、一つの作品を詰めて詰めて、新しいことにたくさんチャレンジして、楽しい日もあれば、時に思うようにいかない日があったり、本当に濃い時間を過ごしました。当時はがむしゃらに、自分が思うがままにやっていました。劇団にいた時間は紛れもなく私の青春でした。
「あなたの青春は?」と聞かれたら真っ先に頭に浮かび上がるのは劇団時代の思い出です。稽古場までの道、電車の中の記憶も鮮明なくらい、本当に濃い時間でした。

学校との両立は時に「しんどいな~」と思うこともありましたが、
自分の好きなこと、やりたいことをしていたので後悔などはありませんでした。

そうなんです。どうして続けてこれたのか。
それは「好きだから」なんです。

好きが動かす力は凄いです。


「好き」=原動力


捉え方は人それぞれだと思いますが、何かを「好き」で、それに夢中になるって、それだけでもう青春ではないでしょうか。

追いかける、夢中になる。それは「好きな人、恋人」だけではなく、例えば習い事で「野球が好き」でもいいし、「アニメが、俳優が、アーティストが好き」や「趣味のゲームが好き」などなんだっていいと思います。

夢中になって突き詰める。それが青春に繋がる!それに私の職業だと、ずっとやり続けてきたことが特技になるんですよね。俳優にとっては強みになるわけで。

「好き」が動かす力は強いです。「好き」という気持ちは最強!何にも敵わない!と思うくらいに「好き」は、心を動かし、その人の行動を変え、人生を豊かにするものだと思います。

私はお芝居が大好きです!演じている瞬間、舞台の照明を浴びている、私の台詞ひとつで相手が動く、相手のアクションで自分の心が動く瞬間が大好きです。きっとおばあちゃんになったら「あれは私の青春だった」と言うはずです。おばあちゃんになって続けていても「演劇は私の青春だ」と言うと思います。自分がどれだけの熱量を注いで追いかけて、そして楽しむか。それが「青春」なんじゃないかなと私は思います。



もう一つの青春



片想いといえば青春!みたいな感じしません?(笑)
あの頃、君を追いかけた。的なね!伝われ〜!(笑)

好きな人と両思いになるために頑張る。追いかける。

目標に向かって頑張る。追いかける。
なんだか似ていますよね!

私は劇団以外にも青春と呼べるものがありました。
当時、大好きなアーティストがいました。ライブに行って、同年代のファンの子達と仲良くなって盛り上がって、熱く語って。それからは地方に住んでいるのにわざわざ手紙を送ってくれたり、東京に遊びにきてくれた時はみんなで遊園地に行ったり。応援しているアーティストをきっかけにできた友達がすごく大切な存在になりました。次友達と会える日を楽しみにお仕事を頑張る日もありました。
今はもう、皆社会人になって忙しくなったり、コロナの影響でなかなか会えない状況が続いていたりと暫くその子達には会っていませんし、頻繁にしていた連絡も今はしていません。寂しいですが、もしかしたらこのまま今後もう会えない、会わないのかもしれない。

ですがあの時夢中になってみんなでライブ会場で大声で歌って叫んで、一生懸命応援していた時間は、キラキラした青春でした。

劇団の活動ではないところで青春を感じることはないと思っていました。しかし、青春に年齢は関係ないと思うようになりました。


本当の青春とは


青春は過去になってはじめて気づくものだと、私は思います。もちろん「今青春してる!」って思うこともあるけど、過去の記憶としての青春の方が、何倍にもキラキラ輝いて見える気がします。

正直、学校生活で、「楽しかった記憶はないのか?」と言われると、たくさんあります。高校では部活をやらなかったけれど、普通の女子高生として楽しく過ごしましたし、学校行事は楽しい思い出でした。休み時間ふざけたりする時間も今じゃ大切な思い出です。

青春は1人ではつくれないものなのかもしれません。それは、人だけじゃなくて、スポーツでもアニメでも好きな歌手でもなんだっていいのだと思います。

そして学校生活や劇団での活動、好きな歌手をみんなで応援することもそうですが、「一致団結」ってなんだか青春の代表格のような感じがします。みんなで一つのことを成し遂げる。それって、すっごく楽しいことじゃないでしょうか。
同じチームで試合に勝つこと、同じ会社で企画を成功させること、同じ趣味を持つ人と熱く語ること。
なんだっていいと思います。それがいつかの「青春」になると思うのです。

若いことだけが青春ではないと思います。
「人生の中の春」こそが本当の青春だと私は思います。人生を謳歌すること。それは、真の青春だ!!声を大にして言いたい。


さいごに


これは私なりの「青春」の解釈です。
若いうちだけが青春だ、思う方もいるかもしれません。でも私は青春というものは今からでも作れるものだと思うんです。思いたいのです。

学校も、「毎日早起きダルい〜」とか「なんだか今日は行きたくないな」とか思いつつ、友達が好きだから、好きな教科が、行事があるから、一緒にいると楽しいから、通うことができる。「続けられる」。そして卒業してから「あれは私の青春だった」と言えるように、
何かに興味を持ち、それに熱中する。時に「面倒だな」「辞めたいな」「不安だな」と思うこともあるかもしれません。そんな気持ちがあっても根底はやっぱり好きで楽しくて。そしてそれを初めて手放した時に「あれは青春だった」と思うんです。
同じことだと思うんです。

だから、青春はつくれます!今からでも遅くないさ!!なんだっていいと思います。熱意を持って注げるものであれば青春になるはずです。
私もこうなんか誠心誠意、熱意を持って注げる趣味とか特技、つくりたいな。
一緒につくりましょ!そして、人生アオハルしましょ!(笑)


#青春は無限大だ



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