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絵を描くには忍耐力が必要

絵は勢いに乗って描くのが楽しいし、良い絵が描ける、そう思っていた時がわたしにもありました。

最近は、絵を描くことは、自分の忍耐力を試されているなと感じます。

一部を勢いに乗って描くこともありますが、よく描き込めるようになると、勢いに乗ってかける時間では、絵を到底完成できなくなります。

ノリノリの勢いがプッツン途切れてしまったあと、そこから先、続きを描く時に忍耐力が必要になります。

幸いにも、デッサン教室で学んでから、描いている絵のどこが描けてないか、少しわかるようになってきました。

自分でどこが悪いか、わかっているので、そこを直せば良いのですが、それがなかなか。

のってる時に気分よく描いて、集中力が途切れて、改めて絵を見ると、

あれ?おかしいな?ここ、なんでこんな形になってるの?

とか、

ここだけ描けて、こっち描けてないやん、

とか、

明暗がおかしい……

とか、

あるあるですね。

今からこれ直すのか……遠い目、っていう時が、一番忍耐力が必要です。

もう完成でいいじゃない。

と、ささやき声がするのを、いやいや、もう少し!と、続けることができるかどうか。

そこが、忍耐力のつかいどころです。

面倒くさいけど!面倒くさいけど!直さないと、ここが、気になる!!!!

という部分を、怠惰な自分をなだめて、画面に向かい修正を繰り返します。

わたし、忍耐強くなったよね。

でもこれ、自分で身につけるのは大変だろうなと思います。

幸いにもわたしは、通っていたデッサン教室で、自分ではもう完成だと思える石膏デッサンを、先生が良いとおっしゃるまで、延々と何ヶ月も描き続けるという訓練をさせてもらえたので、多少なりとも身につきました。

まあ、美形揃いの石膏像だったから耐えられたよね。あれがティッシュの箱だと耐えられなかったかもだよね。

自分では完成っぽいと思っても、見えてないだけで、全然完成してないんですよね。

怠け者なので、人に追い込んでもらえないと無理なんです。

デッサン教室がありがたかった理由の一つです。

ということで、最近投稿ペースがめちゃくちゃゆっくりなのは、絵と対話しながら描いているためなんです。

前より、じっくり描いたものをお届けできると思いますので、気長にお待ちいただければ幸いです。

ちなみに、こちらは、前回の絵の続き。

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描き込みに夢中になって、形のおかしさが許容範囲以上になっているところがあることに気がつきました。

ちょっと膝から崩れ落ちそうになりましたが、我慢できないレベルだったので、忍耐力を発揮して、修正しましたw

なんとか、許容範囲内になった。

やれやれ。

この絵、いつ、完成するんだろう……

なんか練習レベルじゃないんだけど……

遠い目……

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