マイナーチェンジとプロセスエコノミー

本日はミュージカル「クリスマスキャロル」の衣装パレード。キャスト全員に、仮に衣装を着せて演出家がいろいろと注文をつける場だ。私の場合は毎年同じサンタさんの格好なのでそこまでは変わらないけど、たとえばスクルージ&マーレイネットワークという会社の幹部はお洒落なイタリア革靴を履いているが、一般社員はイギリスの靴を履いているといった具合にディティールにこだわる。

舞台はイギリスのロンドンということになっているので、買い物袋はハロッズとかフォートナム&メイソンの本物をメルカリで落札してくるとか、初演ではニンテンドーDSだった劇中に登場するゲーム機もSwitchに変わったり、ガラケーがスマホになったりといろいろとマイナーチェンジもしている。

ちなみに初演は途中で衣装係が交代したことから時間がギリギリになってしまい、私のサンタの衣装は「ドン・キホーテ」で買ってきたようなアリモノであった。他のキャストの衣装も急拵えだったのだ。２回目はちゃんと時間が取れたので私のサンタ衣装もちゃんとした生地を使った衣装となって良かった。

役付きキャストからアンサンブルに至るまでカスタマイズした可愛い衣装を取り揃えているし、セットと空間が衣装にマッチしていてかなり写真映えする舞台になっている。さらにLEDとプロジェクションマッピングでグレードアップする予定だ。
舞台がこんな感じでできあがっていくのはワクワクするし、プロセスエコノミー的にも楽しいことこの上ないのである。

▼ミュージカル「クリスマスキャロル2022」公式
https://christmascarol.jp/

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