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大樹町で巻き起こるリアルシムシティ

 インターステラテクノロジズの本社工場の横に、また建物が建ち始めている。
 今回の建物はまあまあ大物で、その前に実はまたプレハブを建てていてそれは、新しく設計製造している軌道投入機ZERO用の司令室。かなりの安全距離を取らなければならないので、もうすぐ建設の始まるLC-1射場からかなりの距離をとらなければならない。
 そのために遠く離れた本社工場の横にプレハブを建てたりしているのだ。

  新しく恒久的設備として建てているのは構造試験棟という建物で、大型のZERO用タンクの耐圧試験などをやる設備だ。
 タンクの耐圧試験は気体では水を入れて試験をする。気体だと爆発した時に周りに飛散するので非常に危険だからだ。液体でやれば破裂はするが金属片が飛散したりはしないので比較的安全なのである。

 MOMO用のタンクであればそんなに大きくないので仮設でもいけるのだが、ZERO用ともなればそうはいかない。他にも構造の振動試験設備などなど打ち上げまでに作らなければいけない試験設備は多い。やはり大型のものになると内製は難しいので建設会社に頼むことになる。冬場は地面が凍って基礎工事ができなくなるので時期の制約も受けるのである。

 打ち上げまでには大型の組み立て工場もできる予定なので、見学コースも充実することだろう。ある意味、北海道十勝地方の一つの大きな目玉ランドマークにもなるだろうし、私も毎回訪問するたびに設備ができていてリアルシムシティみたいで楽しいのである。

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