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トマトパスタ

得意分野を持っている人にプレゼントをする場合は、その人の得意分野の品物では太刀打ち出来ない。

例えばワイン通の人に義理で何かを持ってゆく場合には、よっぽど良いそしてその人が気にいる物を持ってゆかないと喜ばれない。高きゃいいと思って、ドンペリを持って行ってもその人はシャンパーニュを好まないかもしれないし、そこそこのボルドーを持って行ってもナパバレー派かもしれないし、白が好きなのかもしれない。(白もあるけど)

私は料理の写真や美味しいものをよく載せているので、あんまり好きな言葉ではないけれど グルメ だと思われている傾向がある。うちに何かの食料をプレゼントする場合は喜ぶものをくれないと喜ばれない。自分では高いから買わないけど、欲しい物だったりすると嬉しいし、美味しいものなら嬉しい。ちなみに、KさんとOさんの持ってくるものはほぼストライク、かゆい所に手が届く。

最高に嬉しくないのは、嬉しくないものをくれた時。パスタソースは自分で作るので、既製品で美味しいのはあまり出会えない。でもトマトソースを頂いてしまったので、消化試合をするように何もない時に食べてみる。そうしないと、一生食べないのでもったいない。

瓶詰めを少し食べてみると合格。あまり手を加えてエネルギーをかけてしまうと損する場合があるので、パスタを茹でてこのソースを電子レンジで温めてかけてみた。その写真は無し。こんなパスタを食べるの久しぶりだな・・・ イタリアで2流のトラットリアで食べるような内容だ。味はまずくないけど、材料を見ると砂糖が入っている・・・ なんで日本の料理には砂糖が入ってるんだ?? 甘くないと美味しくないと多くの日本人は感じているからなのだろうな・・・

瓶を開けてしまったからには早く食べないと表面にカビが生えてくることになる。そんな映像が浮かんでくる。次の機会には、少し加工をしてソースを作る。ニンニクと玉ねぎを炒めて、このソースを温めて少し煮詰める。粉のカイエンヌペッパー(唐辛子)を二振りぐらいふりかけてピリッとさせる。パスタの最後の吸収はそのソースと茹で汁を吸い込ませて作る。パルミジャーノをかければ(擦ってある粉チーズではありません)かなり美味。これなら美味しいな。バジルなんかがあるともっと良いけど。パスタの茹で時間10分程+3分位で完成だ。

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