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SmartHRマーケティング・広報のキャリアのリアル

はじめに

SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。

実は最近、『SmartHRのマーケは、仕組み化や細分化がされているから役割やキャリアパスの幅が狭いかもって思っていて、御社を受けるにあたってそれが少し懸念なんです〜』という方とお話することが多いんです。でも実際は、専門性を高めつつ、組織内での柔軟なジョブローテーションを実施することで、それぞれの希望にあった幅広いキャリアを築いていけるよう取り組んでいる(もちろんこの領域を極めていきたいという方は、その方針に合うよう)ので、メンバーの生の声を知ってもらえればと思い、メンバーにアンケートしたものをnote化しました。

回答者の紹介

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@katz( @katz_sk2 )
2019年4月入社。デジタルマーケティング、データマーケティングユニットを経て、現在はグループ会社のSmartMeeting社にてマーケティング〜CSまでのBiz領域の立ち上げに従事。

@isosho(@isosho46 )
2019年6月入社。イベントマーケティングユニットを経て、現在はデジタルマーケティングユニットでデジタル手法を活用したリード獲得施策を担当。

@saaya
2020年5月入社。ナーチャリングユニットにて、MAツールを活用したナーチャリングプログラムの企画、実施を担当。2022年1月より広報・PRユニットへ異動予定。

※メンバーの名称は社内のSlackネームになります。


Q1.転職先としてSmartHRを選んだ理由はどんなところですか?

@katz
最終的な事業成果を意識したBtoBマーケティング活動がしたかったからです。自分の実力不足もあったかもしれないですが、前職の代理店時代は、どうしてもデジタルマーケティング領域に閉じた成果を最終的な成果におくことが多くモヤモヤしていました。
そのモヤモヤを解消するために、事業会社に転職して、事業戦略からマーケティング戦略・施策への落とし込み、携わったマーケティング施策の結果が事業成果にどのように紐づくかを身を持って知りたかった。転職活動を通じ、いろいろなサービスを見る中で、SmartHRのサービスコンセプトに惹かれました。

SmartHRについて深く知るうちに、働く環境・業務内容も魅力的でした。配属予定のデジタルチームはこれからチームを作って拡大していくフェーズで、幅広い業務に携われそうなこと、あと、SmartHRのカルチャー・価値観もいいなと思いました。

@isosho
事業会社でのマーケティング経験を積みたいと考えていた中で、SmartHRは急成長中の企業であり時流を捉えたプロダクトを提供していると感じ、自分のスキルアップにつながると確信したためです。
社会的に意義のあるプロダクトで、自分の仕事が世の中に役立てることと、採用面接が楽しく、カルチャーが合いそうで一緒に働きたいと思ったことが決め手でした。

@saaya
主に3つの理由でSmartHRへの転職を決めました。(1)世の中の役に立つ商材・サービスを提供していること。(2)会社としてマーケティングに力を入れていること。(3)社員の人柄・会社の文化に魅力を感じること、です。 特に面接の際に対応してくれた面接官、採用担当の皆さんの人柄に触れて一緒に働きたいと強く思い、入社を決めました。

Q2. 異動までの間は、どんな仕事してました?

@katz
2019年4月に入社し、はじめはデジタルチャネルを主としたリード獲得最大化をミッションとしてました。 あと、オフライン施策の経験も積みたかったので、たまに手を上げてやってました笑
Web広告運用(代理点折衝)、サービスサイト改善、リード獲得コンテンツの作成 、 新規メディアの開拓・メニュー開発、マス施策との連動施策、ビジネス系メディアの雑誌広告出稿などを担当していました。

【参考】チーム発足から1年。なぜSmartHRのデジタルマーケティングで働くのか 

その後、2020年10月からビジネス領域全体の意思決定を支援することで、事業全体への大きな貢献をミッションとするデータマーケティングのポジションへ異動しました。 事業計画の敲き台作成や、マーケティング⇔インサイドセールス⇔セールス全体での注力領域検討など、中長期のテーマについて、意思決定材料提供を行っていました。市場のカバレッジ状況可視化、KPI間の数理モデル化、マス施策のROI評価、予算策定の支援などを行いました。

【参考】SaaS企業で事業成長の推進を担うデータマーケティングチームを立ち上げた話 

2021年の7月からは、SmartHRのグループ会社に当たるSmartMeetingへ出向し、 Biz領域の立ち上げをしています。SmartMeetingをPMFさせることをミッションとし、このミッション達成に必要な開発業務以外を担当しています。事業の中長期的な方針策定、リード獲得からクロージング活動、受注後のカスタマーサクセス・サポートなど、ビジネス活動の土台作りと各施策実行であったり、プロダクト開発の機能検討、優先度決め、予算管理、採用など多岐に渡った業務を担当しています。

@isosho
入社直後は、イベントマーケティング担当として、展示会・カンファレンス出展・セミナーを中心としたリード獲得施策を担当していました。2020年からはウェビナーの立ち上げ・推進を行い、録画の活用施策などもあわせてオンラインイベントを実行。サービス紹介パンフレットなど、リード獲得に必要な制作物まわりのディレクションも行っていました。

@saaya
新規の見込み顧客を対象としたナーチャリングを担当しています。 主にメルマガでセミナー告知やebookのご案内、お役立ち情報を発信する他、顧客の行動やファネルに合わせたステップメールの企画・実装を行なっています。 また、MAツールを活用したリードジェネレーション施策(セミナー開催など)のサポートやファネル管理、ツール連携のトラブルシューティングなどの業務も担当しています。

Q3. 異動の経緯やきっかけは、どんなものでしたか?

@katz
データマーケティングへの異動の時は、① データ分析が好き② マーケティングチームで学んだことを軸に、よりビジネス領域を横断的に貢献したい③ SmartHRでデータ分析の需要が高まり、データ分析の専門チーム(データマーケティングユニット)新設の3つが重なったのが異動のきっかけでした。

そして、データマーケティングからSmartMeetingへの異動の時は、スペシャリストではなくジェネラリストとしてキャリアを歩みたいと考えるようになったこと。ビジネス領域全体の意思決定支援の学びをもとに実行者として貢献したいし、グループ会社を成長させていきたい(新しい事業の柱を作っていきたい)と思ったことがきっかけでした。

@isosho
入社当時から、マスプロモーションをはじめマーケティング全般を経験したいと考えており、上長にはその旨を伝えていました。入社してまずは、イベントマーケティング担当として成果を出すことに注力しつつも、今後自身のスキルアップや市場価値向上を狙っていくために、デジタルマーケティングの経験・スキルが必須だろうとぼんやり考えるようになりました。(まずはリード獲得領域においてオールラウンドにできる人材に。) プレイングで成果を出せてくると、マネジメントよりはプレイヤーとしてのキャリアを優先して考えるようになり、一層デジタル領域に興味をもつようになりました。その背景として、イベントもウェビナーなどオンライン施策が主流になり、Web・SNSでの集客施策も実施することが増えていたこともあると思います。

そんな時に、マーケ内でキャリア希望に関するアンケートをする機会があり、率直にデジタルへの異動希望を回答。 組織変遷の影響もあり、異動希望から数カ月後に異動が決定したと思います。

@saaya
マーケ内のサーベイに異動の希望を記載したのがきっかけです。 

現在の業務にもやりがいを感じていたので、サーベイに回答した当時は異動希望の時期や異動先はふんわりしていました。(「今すぐではないけれど将来的にCSR部門に関わりたい」程度) しかし、サーベイ回答後にVPの岡本さんと面談して異動の可能性やキャリアに対する考え方などについてお話しできたことで、社内でのキャリアアップやキャリアチェンジに対して視野を広げることができました。 

その後、たまたま広報・PRユニットの採用枠で社内応募に挑戦できる機会があり、数回の面談やSlackでのやりとりを経て異動が決まりました。 異動後のミスマッチを避けるため、事前に広報の皆さんが業務の説明をしてれたり、キャリアビジョンなどの認識の擦り合わせを丁寧にしてくれたおかげで具体的なイメージを持つことができたのでありがたかったです。

Q4. 実際、異動してみてどうでしたか?成長したことや、良い経験が積めたなど、これから異動するsaayaさんは意気込みを聞きたいです。

@katz
異動できてよかったです!!! 

異動のたびに、新しい領域にチャレンジできるので、自分のキャリア形成はもちろんのこと、会社に対しても貢献領域が増えていることが実感できています。 とはいえ、常に新しい領域へのチャレンジなので、はじめて取り組む業務も多くプレッシャーも感じることも多いです笑。そんなときに、SmartHRには各領域のスペシャリストがいて、いつでも親身に相談にのっていただけるので、自分の成長にはいつも数多くの人にサポートいただいていることを日々実感します。

@isosho
希望通りの異動だった上に、日々新しい経験ができるので満足です! 

異動当初は、まったくの領域違いだったためキャッチアップするのが大変でしたが、1つ1つできることや知見が増えていくのは楽しかったです。(一番苦労したのは、チーム内・取引先との会話が成り立つようになるまで、特有の用語や考え方を身につけることだったかもです。笑) イベント⇔デジタルで、思考プロセスや施策の打ち方が全然異なるので、スキルだけじゃなく、視野が広がったりマーケティングの理解が深まったと感じます。2つの領域を経験しているからこそ気付く課題感や対応できることも多かったので、自分ならではのスキルを培っていけてると自負してます。 おそらく、同時にいろんな領域を担当するのではなく、それぞれの専門領域でしっかりとレベルの高い経験を積めるSmartHRの環境のおかげかも、と思ってます!

@saaya
2022年1月に異動予定で今とてもワクワクドキドキしています。

 広報・PRは未経験の分野なので自身にとってチャレンジングな場面も多いと思いますが、SmartHRらしさを追求しつつ、あらゆるステークホルダーに寄り添う発信をしていきたいと思います!

Q5. 最後に、転職活動を検討している方へ一言

@katz
SmartHRが目指している世界に対して、またまだ道半ばです。 この数年で、さらに会社としてもっともっとチャレンジしていきます。 2021年10月末時点で500人超ですが、今後1000人、2000人の会社になっていくはずです。 組織が拡大するので、部署異動やマネジメントへの挑戦、グループ会社への出向機会など、どんどん増えてくるかと思います。 なので、SmartHRはスペシャリスト・ジェネラリストなどいろんな選択肢のキャリアがある環境だと思っているので、ぜひ興味を持っていただいた方は転職先の選択肢の1つとしてカジュアル面談・選考に進んでいただけると非常に嬉しいです。

@isosho
プロダクト・カルチャー&働く環境・チームメンバー・ノウハウ・世の中への影響度・予算……etc.。どれをとってもSmartHRはマーケティングがしやすく、スキル・経験が積める環境です。また、ご自身のキャリアの希望に対して今は応えられないかもしれないですが、「最善のプランCを見つける」で叶うチャンスは大いにあります。「自分は◯◯がしたい」と自律駆動精神がある方にはマッチする会社なので、今後どんなことをしたいのかを面接で伺えることを楽しみにしてます。

@saaya
会社の成長とともにメンバーが増えて、以前より業務分担が細分化されてしまっているのでは?と思われる方もいるかもしれませんが、実際は「自分のやれることが狭くなった」というより「みんなで実現できることが増えた」と感じています。

 施策の面でもそうですし、社員のキャリアという点でメンバーが増えたからこそ私のように未経験の部門への異動など新たなキャリアの選択肢が増えています。 何よりSmartHRはチャレンジすることに対してとてもポジティブなカルチャーをもっています。 これがやりたい!との強い想いがあれば、みんなが積極的に応援してくれます。 メンバー1人1人がワクワクしながら働けるように心を砕いてくれるマネージャー陣がいます。 私自身入社した当初は1年半後に異動するなど想像もしていませんでしたが、成長したい!チャレンジしたい!との想いを周囲が応援してくれて今回の異動に繋がったのだと思います。 

自分の可能性を広げたい方、切磋琢磨しながら成長し続けたい方はぜひSmartHRで働くというキャリアをご検討いただけたら嬉しいです!

おわりに…

こちらの記事にもあるように、個人のキャリア形成・組織力の向上の観点からSmartHRでは積極的なジョブローテーションを行っています。ダイナミックなマーケティング活動を行う組織で、じっくりとしっかりとキャリア形成していきたいと思う方は是非応募してみてください!


読んでいただいてありがとうございます。 お役にたてれば、嬉しいです! こういう記事を書いて欲しいなどのリクエストもお待ちしてます!