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SmartHRのマーケティング・コミュニケーションデザイン責任者がグループ会社のSmartMeetingで事業責任者も兼務する理由

SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。
これまで執行役員VP of Marketing & Communication Designとして、SmartHRのブランディング・マーケティング領域を牽引してきましたが、2021年10月よりグループ会社であるSmartMeeting社の事業責任者を兼務しています。

すでに大きな責任を追う立場でありながら、別事業の責任者を担う今回のチャレンジ。なぜ、それを選んだのかをつらつらと書いていきます。

マーケティング・コミュニケーションデザイン責任者として、更にレベルアップする経験に

これまでマス広告を中心とした認知・好感を高めるためのブランドマーケティングやリード獲得を目的としたダイレクトマーケティングとそれらに関連するデザインの領域を専門としてきました。多額の予算と60名にもなる大きな組織をマネジメントしてのダイナミックなマーケティング活動を行い、マーケティングを生業とする者としては、非常に良いキャリアを積んできました。

それでも「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする」のような広義の意味でのマーケティングの経験は十分ではないなと感じていました。そして、この本当の意味でのマーケティング(顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその価値を効果的に得られるようにする)を経験することが、自分のキャリアの次のステップになると意識していました。

今回のSmartMeetingでの事業責任者ポジションは、プロダクトの企画・開発からマーケティング、セールス、カスタマーサクセスまでをマネジメントして、事業としてどうやって成長させていくかに責任を持ちます。この役割を担うことが、私の視野を広げ、これまでの築いてきた専門性を経営と結びつけることが、自身の更なるレベルアップの機会になり、経営者というこれまでとはまた違ったステップの機会にもなると思います。

ミーティングテック市場の成長可能性

SmartMeetingはミーティングテック市場にカテゴライズされ、上記のカオスマップをご覧いただくとわかるように、近年新しいプロダクトが誕生し、とても賑わっています。この市場の中でも、SmartMeetingは、「ミーティング・会議プロセス」の領域になり、ミーティングテック市場の中では比較的後発の領域となり、海外に目を向けると、2021年9月にVowelが約15億円、10月にはFellowが約25億円の資金調達を行い、今まさにこれからの領域で、大きな成長性が見込まれ、参入する余白の大きな可能性溢れる魅力的な市場です。

解決しがいのある、難解で大きな社会課題に向き合う面白さ

かねてより長時間労働や労働生産性についての議論となると、「会議、打ち合わせの多さ」がトピックとしてあがります。パーソル総合研究所の調査によると、1500人規模の企業においては、ムダな社内会議時間は年間9万2千時間(約46人分の年間労働時間に相当)、企業の損失額は年間約2億円に、1万人規模の企業においては、ムダな社内会議時間は年間約67万時間(約332人分の年間労働時間に相当)、企業の損失額(ムダに費やしている人件費)は年間約15億円もの規模にのぼるとされ、大きな社会課題であることが伺えます。

出所:パーソル総合研究所・中原淳(2017-8)「長時間労働に関する実態調査(第一回・第二回共通)」

一方で、労働における長年の課題とされながらも、その課題解決(ムダとされる会議を減らし、生産性の高い会議を増やす)としてピタッとハマるようななるようなプロダクト・サービスは不在でした。ここがとても面白い思います。課題が大きいのに、解決策が生まれていない。それはこの課題解決の難しさを示すものであると同時に、これこそがSmartMeeting事業の面白さ・やりがいだと感じています。

最後に、SmartMeetingとは?

SmartMeetingは、会議前・会議中・会議後と会議のプロセスを型化し、効率的・生産性の高いミーティングの実現をサポートするものです。

まだまだ、成長途中のプロダクトではありますが、すでにITベンチャーから有名企業まで様々な企業様で導入・利用が進んでいます。もし会議の生産性に課題を感じていたら、一度ご検討ください。
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