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≠ME 5周年コンサート「≠ME 5th ANNIVERSARY PREMIUM CONCERT」武蔵野の森総合スポーツプラザ メインアリーナ【昼の部】

最近のイコノイジョイのコンサートの座席配置はこんな感じだ。

2/23
≒JOY
@東京国際フォーラム
2階席

3/2
=LOVE
@武蔵野の森総合スポーツプラザ
アリーナ席

3/3(本公演)
≠ME
@武蔵野の森総合スポーツプラザ
4階席

3組の中で最も女子受けアピールが激しく、おっさんオタを落選させる傾向が強いイコラブが最も良い席というのは謎だ。

まぁ、3組の中でファンの年齢や性別の構成比が一番バランスが良いのはノイミーだから、ノイミーの座席が一番悪いというのは納得できる面もあるが。



座席は良くはなかったが、前日に見たイコラブのツアーよりこちらの方が満足度は高かった。
前回の4周年コンサート以降、尾木波菜のネコ虐待動画とか、菅波美玲の「テキーラうぇーい!」スキャンダルといったグループの印象を悪化させる出来事が相次ぎ、自分のモチベーションも低下傾向にあったが、こうして、周年コンサートを見ると、やっぱり、自分はノイミーの楽曲が好きなんだなというのを改めて実感することができた。



会場全体的の盛り上がり方もノイミーの方が上だったと思う。

イコラブは最近のカッコいい系・アダルト系の楽曲、というか、コール・MIXの入る余地がない曲を連発すると盛り下がってしまうが、ノイミーはそうではなかった。

本公演では冒頭から5曲連続でカッコいい系を連打したが会場は盛り上がっていた。



イコラブとノイミーの違いは何か?

ノイミーの方が男のファンが多い、男女問わずリア充系ファンよりドルオタの方が多いというのもあるとは思う。

でも、一番の相違点はコンサート活動を本格化させた時期ではないかと思う。

イコラブはコロナ前に1stコンサートも1stツアーも初めての周年コンサートも経験している。

一方、ノイミーはいずれもコロナ禍に入ってから経験している。特に1stコンサートはコロナの影響でレギュレーションが厳しかった2021年6月に行われている。

メンバーもファンもコール・MIXがなくても盛り上がれる方法をこれで学んでいるのだと思う。

一方、イコラブは運営サイドの意図的な操作による面も大きいが、ファン層を女性を中心にしたリア充・非オタ寄りにしてしまったことが災いし、コロナに入って間もない頃までの現場を守っていたファンが排除されてしまった。
これにより、コール・MIXがあった頃の盛り上がり方を伝授できる人も、2020〜21年頃の自粛モードの中でも盛り上がる術を知っている人も少なくなってしまった。

この差ではないかと思う。



ただ、手放しで絶賛できるかというとそうでもなかった。課題もあったと思う。

個人的には周年コンサートというのは、デビュー時からのファンも途中からのファンも最近ファンになったばかりの人も一緒になって、これまでの歩みを振り返る場であるべきだと思う。

そういう観点からすると本公演は不合格だと思う。

メジャーデビューCDとなったミニアルバム発売前にイコラブのCDシングルのカップリングや動画配信などで発表してきた“君の音だったんだ”や“君と僕の歌”、“P.I.C.”、“クルクルかき氷”、“といった初期の人気曲は披露されなかった。

メジャーデビュー後初のCDシングルの表題曲“君はこの夏、恋をする”やメンバーの絆を歌った名曲として知られるカップリング曲“虹が架かる瞬間”といったあたりもやらなかった。

こうした楽曲がセトリに組み込まれていない周年コンサートはどうなんだろうかと思う。

勿論、ノイミーのファンでない層に最も知られている楽曲でありながら、最近はセトリから外されることが多かった“てゆーか、みるてんって何?”は久しぶりに聞けたし、おそらく、全レパートリーの中で最もファンに支持されている2曲であると思われるエモロック系の“まほろばアスタリスク”と“君はスパークル”はいつものように聞くことができたし、実際、この2曲のイントロが鳴った時の盛り上がり方はすごかった。

でも、聞けない代表曲が多いのはどうかと思う。

イコノイジョイは全ての楽曲でMVが作られているので、CDをリリースするたびにファンがライブで聞きたい曲が増えていく。だから、2時間から2時間半程度のライブで人気曲や名曲の全てを網羅するのは難しいというのは分かる。

だとしたら、乃木坂46が周年コンサートであるBIRTHDAY LIVEでやっていたように、何公演かに分けてレパートリーを全曲披露するというやり方にしてみてはどうかと思う。
勿論、乃木坂だって最近は曲数が増えて全曲披露は時間的に難しいから、表題曲だけ全曲やるみたいなやり方に変えるなどしている。なので限界はあるとは思うが、まだ、5周年だったら、このやり方はできると思うんだよね。



そういえば、この手の人気アイドルのライブ会場の周辺では地下アイドルがビラ配りしていることが多いが、今回ビラをもらったアイドルはXのアカウントをフォロー済みの人だった。なかなかタイミングが合わずライブに行けてないが、そろそろ行かないといけないなと思った。



それにしても、武蔵野の森総合スポーツプラザの最寄り駅の飛田給ってホームのすぐそばに畑があるんだね。都内という感じがしないな…。








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