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9/14(土)@JAM EXPO 2024 supported by UP-T

今年は開催時期がこれまでの8月下旬開催から9月に変更になった。例年、Animelo Summer Liveと開催時期がかぶっていたが、近年は以前のようにドルオタとアニオタは犬猿の仲ではない。アラフォー以上のアニオタにはアイドルに興味ないのが多いが、U-30のオタクにはドルオタとアニオタを兼任している人も多い。

両方に出演する演者もいる。DIALOGUE+は2021年、22年に両方に出演したし、今年はでんぱ組.incが両方に登場している。

こうしたことを考えれば、客の奪い合いなどせずに、両方に来てもらう客を1人でも増やす方が音楽界、芸能界、ライブエンタメ界にとって得策だと思う。

また、同じ大型アイドルのTOKYO IDOL FESTIVALが8月上旬開催だから、それからわずか3週間でアトジャというのは、アイドルにとってもアイドル運営にとってもオタクにとっても、金銭的にもスケジュール的にも体力的にも負担が大きい。出演当落線上にある地下アイドルだと課金レース問題もあるしね。


そういう観点から考えても、これまでより3週間、後倒し(本来はどうなんだろうという言い回しだけれどすっかり定着したのでこの言葉を使います)の日程にするのは正解だと思う。

まぁ、本音を言えば、室内会場がメインのアトジャはこれまで通り8月で(可能ならTIFの開催時期の上旬)、野外ステージの多いTIFは9月にするというのがベストだけれど、TIFはフジテレビの夏祭りと連動しているから開催時期を変更するのは難しいんだろうなとは思うが。



そして、今回は2年ぶりに3日間開催となった。もっとも、2022年の初日は前夜祭的な1ステージのみの開催だったから、フル状態の3 daysとなると3年ぶりだ。やっぱり、TIFと開催時期が離れていないと演者を集めるのも客を呼ぶのも難しいのかな?
でも、9月だと3連休中でも8月の普通の週末ほど人が集まらないような気もするが。

◎ストロベリーステージ
まずはメインステージに入った。指定席チケットを買えば指定席、スタンディングエリア、どちらにも入れるし、チケット価格の差額はわずかだから、メインステージに出るような地上、半地下アイドルに興味がない人でも、このチケットを購入した方が得だと思う。荷物置き場、もしくは休憩所として座席を使えるからね。横浜アリーナのアリーナ席ってのは他の会場でいうところのスタンド席だから、観覧席としてはイマイチだけれどね。
それでも、スタンディングエリアが混んでいて入れない時でも入場規制に関係なく見られるし、朝から動き回っていて疲れているからスタンディングエリアだとキツいなんて時でも座って見られるから、指定チケットは買っておいて損はないと思う。まぁ、1〜2組しか目当てがないとか、メインステージに出るグループに全く興味ないって人はそのわずかな差額でももったいないと思うかも知れないが。



⚫︎開会式
司会がだーすーだった。開会式でおしまくるのはどうなんだろうかと思った。
だーすーと言えば、ダース・ベイダーの声を担当していたジェームズ・アール・ジョーンズさんがお亡くなりになりましたね。ご冥福をお祈り申し上げます。人生で初めてきちんと見たことを認識し記憶に残っている洋画は、通称“ダース・ベイダーのテーマ”と呼ばれる“帝国のマーチ”がシリーズで初めて流れた「スター・ウォーズ/帝国の逆襲」でした。まぁ、吹替版で見たんですけれどね…。

⚫︎FRUITS ZIPPER
最近、ここの最前管理の悪行が色々と批判されているが、ストロベリーステージのような明確なVIPエリアがある現場だと彼等は暴れられないようだ。

また、ふるっぱーのオタクは後方エリアには興味ないのか、それとも朝イチのステージに間に合わせることができない=早起きが苦手なのかは知らないが結構空いていた。早起きが苦手って水商売、風俗、芸能関連の仕事をしているファンが多いのかな?確かに指原系もそうだけれど女子ファンが多い現場に来る女オタって水商売や風俗やってそうなの多いよね。

もしかすると、最前管理と関わりたくないから離れたファンがいるのかな?まぁ、女オタはちょっとしたきっかけで離れると言われているから、女オタの多い現場は栄枯盛衰が激しいよね。
それにしても、ふるっぱーのオタクって男でもコール・MIXをあまりやらないんだね。

◎特典会
このあと特典会に移動。去年同様、専門学校を使っていたが、去年より動線が悪かった。去年は階段でも高層階にあがれたのに今年はエレベーターでしかあがれないようになっていた。なので、当初行こうと思っていた10時台から特典会を始めていたグループの所には行けなかった。



一番の目当てのTwinkle⭐︎Starsは特典会開始の挨拶には間に合わなかったけれど、何とか全メンバーとチェキを撮ることができた。


この日からトゥイスタは新衣装となったので全員と撮ろうと思った。新しい衣装はこれまでのものより可愛いらしさがアップしていた。前の衣装はカッコいい部分の方が強めに出ていたしね。


でも、みなみちゃんの白バージョンの衣装を見て思った。新衣装って、前の衣装と基本的なコンセプトは同じなんだね。Twinkle、⭐︎、Starsとキラキラした言葉やマークが並ぶグループ名だから、やっぱり、キラキラ光る部分は継承されているのかと思った。



この後、トゥイスタは全メンバーが「新人さんいらっしゃい」というトークステージに登場した。その名の通り、アトジャ初出場アイドルをゲストに迎えたトークショーだが、トゥイスタはいわゆる芸能界的な場にはあまり関わっていないから、MCのクロちゃんとの会話が噛み合っていなかったのもニューカマーらしい“初々しさ”があって良かったのではないかと思う。テレビのバラエティ番組受けする特技とかモノマネでヘタに笑いを取るよりはドルオタの好感度は高いのでは?



さらに、これから間髪置かずにアトジャとコラボしたTシャツへのサイン会が行われた。
このTシャツ、トゥイスタのグループ名表記の真ん中にある⭐︎にKIRA KIRAと書いたシンプルなものだけれど、Twinkleはキラキラだから、まぁ、このデザインは公式グッズであって公式グッズでないようなコラボTシャツにはピッタリかも知れないなと思った。

◎ブルーベリーステージ
アトジャでは2番目に大きなステージ。普段、横アリで行われる著名アーティストのライブでは使われていないスペース。地下アイドルだとこのステージに出られたらワンランク、ポジションが上がったと言える感じかな。

⚫︎RiNCENT#
ちょいちょい、Xに名前が出てくるので前から気になっていたグループ。

◎オレンジステージ
いわゆる通路ステージの一つ。

⚫︎MAGICAL SPEC
福岡のローカルアイドルらしい。

◎パイナップルステージ
横アリ敷地内にあるライブハウスを使ったステージ。

⚫︎Bunny La Crew
可愛い!

⚫︎8WIZARD
久しぶりに7人いる8WIZARDを見た気がする。まぁ、それでも8ではないんだけれどね。

⚫︎I MY ME MINE
これも可愛い!というか、このグループ名ってラ・ムーか?

⚫︎Twinkle⭐︎Stars
トゥイスタの転機はメンバーや運営が意識しているかどうかは知らないけれど、個人的には去年11月に現時点での最新曲“キラメケミライ”を発表した時だと思う。
この曲は明らかにアトジャなど大型アイドルフェスのステージで鳴るために作られた楽曲だった。
フェスを意識したからスケール感の増した曲を作ったのか、スケール感の増した曲ができたからフェスを意識するようになったのかは分からないが、メンバーや運営、さらにはオタクの意識に変化が訪れた1曲であったことは間違いないと思う。

結成10年目にして念願のアトジャ初出場を果たしたトゥイスタだが、その初ステージはいつものトゥイスタのライブの雰囲気をそのまま、アトジャに持ってきたという感じで、トゥインカー(トゥイスタのファン)が集まり、いつも通りの盛り上がり方をして、トゥイスタを知らない人にも存在感をアピールできたのではないかと思う。
というか、予選に参加せずにアトジャ関連イベントの動員数だけで出場可能になったのだから、アトジャ運営はここ最近のトゥイスタの動員力やライブの盛り上がり方に注目していたんだと思う。

◎オレンジステージ
ここで、一応地上扱いのアイドルや、半地下上位クラスのアイドルのライブをやるのは間違っているでしょって思う。

⚫︎ @ JAM EXPO 特別企画 -高いところから失礼します。
複数のグループから集まったメンバーで構成される、いわゆるスーパーグループ。メンバーの1人がMCの取りまとめ役みたいなことをやっていた。この人が関西人のため、東京生まれ東京育ちの自分にはこの人のノリについていけなかった。

⚫︎chuLa
全メンバーが入れ替わった新体制(これを新体制と言っていいのか?名前が同じだけの別グループだよねって思う)になってからchuLaを見るのはこれが初めて。現体制の推しメンは決められなかった。
ところで、成瀬なるというメンバーがいるが、元ネタって今はネトウヨ議員になった赤松健の代表作「ラブひな」のヒロイン、成瀬川なるか?

⚫︎ジエメイ
ロック系アイドルでフロアーがやけに盛り上がっていた。

⚫︎Untitled
最前管理しているオタクが目立った。

⚫︎Twinkle⭐︎Stars
新体制になってからはどうかは知らないが旧体制は動員力を誇っていたchuLa、盛り上がるロック系のジエメイ、最前管理が幅をきかせているUntitledに次ぐ出番だし、この後にはでんぱ組.incの出番を控えているから、でんぱ組のオタクが場所取りに躍起になっている。
アトジャデビューとなったパイナップルステージと比べると、トゥイスタの2本目はかなりアウェーなステージになったように思える。

トークステージでメンバーがトゥイスタのアピールポイントは“現場の治安が良く、オタク同士が仲が良いこと”と語っていたが、こういう大型フェスだと、そういう良さが仇となることもある。
トゥイスタ現場が平和な理由は何よりも、トゥインカーに最前管理がいないことだと思う。他陣営の最前管理が幅をきかせていない現場だと、全通レベルの常連オタクが最前に行ったりすることはあるけれど最前管理はいない。
最前管理がいると、どうしても、その人やその参謀的な人を中心にしたオタクのヒエラルキー(ピラミッド)が形成されてしまう。
トゥインカーにはそういう悪しきシステムがないからオタク間の上下関係はない。全通していない奴は鍵開けするなとか、最低でも月に数回は顔を出さないと居場所がないなんてことはない。

これはとっても良いことなんだけれど、そのせいで、トゥインカーには場所取りというものに対する意識がかなり薄くなっているのも現実だ。
同じ事務所の桜色Standardとトゥイスタが同じ対バンに出て、両者の出番の間に1時間以上のあきがあると、飲みに行ったり、会場の外でだべったりするオタクが多い。
対バンだと、出番の前のアイドルのパフォーマンスが後半に入った頃になって、やっと、フロアーに戻ってくるという感じだ。
あまりに居心地が良いから、他のアイドルを見なくてもいいやとなっているのが現状だ。

でも、大型フェスでは我を通さなくてはいけないこともある。最前管理になれとか、最前管理と交渉しろとか言う気はないが、せめて、出番の数組前くらいから徐々に前へ前へとトゥインカーが集まって陣地を拡大していき、最前管理に“次、見ますか?”と聞いてこさせるくらいの圧力はかけた方がいいと思う。少なくともフェスや規模の大きな対バンの時はね。

そんな、トゥインカーの課題を感じた2本目のステージだった。メンバー自体はこのステージに見事に対応していたと思う。

⚫︎でんぱ組.inc
でんぱ組クラスを通路に設置された簡易ステージでパフォーマンスさせてはダメでしょ!どう考えてもここにでんぱ組のオタクやちょっとでんぱ組を見てみようという層を全て入場させるのは無理があるしね。
そのせいか、でんぱ組のオタクに若干、イラつき感があったような気がする。動きが乱暴だったしね。
ライブ自体は久しぶりに“おつかれサマー!”を生で聞けて良かった。多分、8年半ぶりくらいだと思う。あと、ピンキー可愛い!

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