色のご提案

食欲の秋とはよく言ったものです。本日も食欲に支配さえれておりました。

秋とはどうしてこうも美味しいものが多いのでしょうか。

溜息。


さて、昨日はネイルのオーダー(メニュー)についての難易度のお話をものすごくざっくりと綴りましたが、本日は色のご提案についてのお話。


お客様がご来店されると、「本日はどのように致しますか?」とまずお伺いをします。

この時、デザインをSNSや雑誌などから見つけてくださっていてその画像のように仕上げてほしいというオーダーの場合もあるし、

「ハロウィンだからそれっぽくしたい」というテーマのオーダーだったり、

「最近赤が気になるんだよね」というカラーのオーダー、

はたまた「なにも決まってないんだよね」というお返事の時もあります。


参考画像がある場合はそれに基づいて施術を行うのですが、テーマやカラー、特に方向性がないというときは我々ネイリストのもう一つの腕の見せ所であります。

私の場合はそのお客様の好みに合わせてご提案を行うのですが、

・これじゃないという色

・お仕事などで使うのが難しい色

をまずお伺いします。

そしてトレンドのお話もしつつ、気分やお好みを確認しながらご提案を進めます。

2つ以上の提案をし必ず選択していただけるように導いていくことが多いです。

特に色のご提案をするときはいかにその色のイメージをわかりやすくお伝えできるかという事に注力します。

例えば、「赤いネイルにしたい」とオーダーを頂戴した場合、

・アダルトで上品なイメージだったらワインレッド

・少しカジュアルさのを持たせたいのであればテラコッタよりのレッド

などその色のイメージを言葉でお伝えします。

特に赤やベージュ、ピンク、グレージュなどは似たような色がものすごく多いのです。だけどその印象はどれも違うのです。


気分ではない色を乗せるのは結構苦痛なものですし、やはりご自身でお選びいただき楽しんでもらえたらいいなと思いこういった要領でご提案をしています。

ケースバイケースですので色々なご提案の仕方はありますが、

主にはこの流れでご提案をすることが多い私です。


もともと色彩というものが好きという事もあるのですが笑

本日は色のご提案に関するお話でございました。

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