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早期離職コストを計算してみました!(自分でできる簡易シート付き)

こんにちはミツカリの表です。私の会社ではミツカリ適性検査という早期離職を防ぎ、相互理解を深めることで生産性UPに繋がるサービスを運営しております。今回ミツカリでは早期離職コストを算出するサービスをリリースしました。今回のnoteでは早期離職のコストを試算してみたいという人事や経営者の方向けに書いています。

とはいえ、なんとなく離職コストは一人XXX万円、というような数値が広まっているけど裏付けがわからないとか、どうやってコストを算出しているのかイメージが湧きづらい。じゃあ一体どうやって早期離職コストを計算するのか事例を公開してしまおう!ということで弊社ミツカリの早期離職のコストを算出しようと思いましたが投資家さんに止められました爆。

そこで仮に社員数200名程度で離職に困っている仮のスタートアップM社を例に入社3年目までの早期離職コストを算出してみました。

(計算に使用したスプレッドシートは資料として登録してくださった方にはエクセルファイルで配布いたします。)

社員数:200名                            年間入社数:50名(新卒10名、中途40名)               業界:ITインターネット                        年間離職率:1年目20% 2年目15% 3年目5%

まずは情報通信業全体での離職コストを試算

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セルP7やP9で産業、採用の種類、従業員規模などを選択すれば試算可能。採用者の平均年収や採用担当などの関わる人のコストを時給換算するなどの設計になっています。業界全体では160億ほど離職コストがかかっていることが分かります。1事業所あたり平均年間800万。

次は中途採用でM社のケースを設定し試算

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セルM2〜M10までで採用者の平均年収や採用者数離職率や応募者数を入力。すると3年目までの離職コストが1.2億程度かかっていることがわかります。

前提条件を変えずに1年目離職率と2年目離職率が5%づつ下がるとコストは26百万程度低下します。

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いかがでしょうか?

さまざまな前提条件が関わっていますが、とはいえマクロのデータから大体の業界平均や自社の離職コストを概算できると、離職率を下げることのコストへのインパクトが見えてきます。そして結構そのインパクトは大きいと感じる方が多いのではと思っています。

数字の根拠や詳しくはこちらのミツカリコラムをご参照ください!

計算の根拠となっている詳細のExcelスプレッドシート簡易版もお問い合わせいただいた人事および経営者の方には送付しますのでぜひお問い合わせください!

自己分析、教育、自己啓発などの情報を引き続き発信していきますので、気に入っていただけたら是非是非サポートいただけたら嬉しいです!