関東ラスト旅
12月18日月曜日。
関東の家を退去する前日。引越の準備はほぼ完了したので、関東で最後の旅をすることに。
向かうは日本科学未来館!
まずはお電車
最近友人に誘われて駅メモというアプリを始めた。
自分がたどり着いた駅を記録する鉄オタ専用アプリらしい。
とりあえず茨城に住んでいた記録として、つくばエクスプレスくらいは踏破したい。
自宅からバイクでつくば駅へ向かう。(これだけで地味に1時間くらい遠回りしているのだが、『旅とは過程を楽しむもの』と誰かが言ってたからヨシとする。)
TX→山手線と乗換え、新橋からはゆりかもめ。
ゆりかもめの車窓はまーーーじですごかった。東京タワー、スカイツリー、レインボーブリッジ、、、そしてガンダム!
おれが思い描いていた"東京像"がそこに広がっていたのだ。
ユニコーンまーじでかっこいい。
寄り道してユニコーンの写真を舐めるように撮りまくった。
日本科学未来館へ
正直ユニコーンだけでもう大満足、あとは消化試合みたいなノリで科学未来館へ入館。
驚いたことに。
科学未来館はガンダムで昂ぶったテンションと高まったハードルを悠々と乗り越えてきたのだ。
ロボットコーナー
まず入ったのはロボットコーナー。
人形歩行ロボットの制御にArduinoが使われていたのだ。(残念ながらメンテ中で動きは見れなかったが。)
その隣には馬の後ろ足の機構を模したロボット。
これすごいのは、関節が5個もあるのに股関節のモータだけ回すことで自然な足の動きが再現できるのだ。生物というものは効率的にできていて、それをよく観察することで科学にも取り入れることができるといういい例だった。
こんな感じで 「ただロボットが展示してある」のではなく「そのロボットがどう凄いのか」がわかると展示物の楽しみ方って何倍にもなるよね。
宇宙コーナー
スロープを抜けた先は宇宙関連のコーナー。
大きく目を引くのはH2Aロケットの模型。
でっかい。
これエンジンの動作機構が解説されていたんだけどすごく興味深かった。
それから次に気になったのはスーパーカミオカンデの解説ブース。
ちょうどおれが物心付いた頃にやたらニュースでニュートリノニュートリノ言っていたからとても印象に残っている。
ちょうどその頃に親に買ってもらった宇宙図鑑にもニュートリノとカミオカンデのページもあった。
この模型の中では光電子増倍管を模した電球がイルミネーションの如く光っていた。驚いたことに解説によるとこの点滅パターン、実際のニュートリノ観測の際の感光パターンを再現しているらしい。
正直カミオカンデのことは書籍でいろいろ調べてきたけど、こういうふうにビジュアルで感じ取ったのは初めてだったからとても感動的だった。
ノーベル賞受賞者の言葉
順番は前後するが。
科学未来館には、ここを訪れた歴代のノーベル賞受賞者達からのメッセージが展示されている。
そんな偉人たちが私達に向けた言葉でギクっとしたのはこの2つ。
好奇心を持つということ、不思議に思うこと、何故と考えること。
仕事でも趣味でもいいから、当たり前を当たり前と受け流すのではなく、その仕組みに興味を持って調べてみようという好奇心をおれは持っているだろうか。
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