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星と雲の海に夢抱き(群馬旅その2)

前回のあらすじ。
赤城山に来たら偶然宿が取れた。


不穏な天気

はじめから星を撮るのが目的で赤城山に来たわけではない。
とは言え万が一もあり得ると思い、カメラと三脚を持ってきていた。
これが大正解。
晴天、宿あり、光害少ない、と星を撮る条件が揃った。

赤城山の星空に期待し、19時ごろにおねんね。

日付が変わった頃、アラームが鳴り目を覚ます。

なんかポツポツ水滴の落ちる音がしない???
はー?天気予報ハズレ??

と、ブチギレそうになったが、よくよく見たら空には星が見える。
どうやら水音は結露した水滴によるものだったらしい。
あやうく不貞寝するところだった・・・


鳥居峠へ

星を撮ったのはここ。

大沼から2kmほど進んだところにある鳥居峠。

峠についたら先客が1名。軽く挨拶。
前回の野島崎もそうだったけど、真っ暗闇でも人がいると安心感あるよね。


鳥居峠は星空ももちろんすごかったが、それ以上に夜景がすごかった。
あわよくばそれも撮っておきたかったが、気づけば街明かりは消えていた。。。一晩中消えないものだと。。。

星の海

(月を無視すれば)光害の本当に少ない理想的な撮影地。
数多の星々に旨膨らせ、早速撮影を始める。

。。。

星は一応取れた。が。

良いところがない

微妙。

今回はホントうまく撮れなかったな。
雑に箇条書するけど

  • レリーズがなくコンポジット合成不可(アプリのリモコンダメだった)

  • ソフトフィルター忘れた

  • レンズの結露すごい

  • 予備バッテリー忘れ

  • なんか構図が定まらない

  • バイクと空を画角に収めるのが難しい

  • 寒い、一応8月なんだけど

  • 頻繁に車が出入りするから露光中にライトが。。。

  • 途中までピントずれてた

  • そもそも満月で光害

総括すると「圧倒的な準備不足」

ただ、今回からRAWで保存することにした。
レタッチの具合が多少変わった、のか?

雲の海

午前4時。上手く星が撮れず、バッテリーも少なくなってきたので宿に帰り寝ることに。

ただ、もう一つ気になっていた物がある。

それは雲海。

なんでも日の出前後くらいの時間帯に、条件が良いと見れるらしい。星の海がうまく撮れなかったからせめてこっちは。。。

1時間ほど宿で仮眠し、再び鳥居峠へバイクを走らす。

そこには雲の海が広がっていた

すごい…!ほんとうに雲が海のごとく(おそらく宇都宮の)街を覆っている。

こんな景色が現実にあるのか。てかこんな雲の上までバイクで来ることができるのか。

もうね、夢中になって撮影していた。

またね、雲が朝焼けに照らされ赤くなっているのもいいんだ。この景色、赤城山に来たら是非みてほしい。

余談

本当はこのあと赤城山の黒檜山・駒ケ岳に登ろうと思っていた。

が。

この短い睡眠時間とYシャツGパンという服装で筑波山と同レベルの山に登るのはちょっと無謀だと判断。でもこのまま帰るのはもったいないじゃん。

というわけでどこへ寄り道したのか。ってのが明日の話。それじゃあ、おやすみ。

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