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【痛っ!!】そんなとき、あなたなら【温めますか?】【冷やしますか?】

こんばんは。
「【自分らしく生きる】とはなんなのか」を考えながら今を生きています。
髙野浩幸です。


今回の内容はアスレティックトレーナーや柔道整復師として活動する中で競技スポーツをしているアスリートから一般の方まで、よく聞かれることについて書きました。


カラダの痛みが起こったとき、【温めた方が良い】のか、【冷やした方が良い】のか、悩みますか?

もしそんな時は、こちらを参考にしてみて下さい。


例えばこちらの二つ

1)足の小指をぶつけたり、足首を捻って【痛っっ】という時

2) 同じ姿勢をしたあと【痛いなぁ】という時


1)足の小指をぶつけたり、足首を捻って【痛っっ】という時


【原因がはっきりしている】時にオススメなのは、【冷やす】こと。

 ただし、注意して欲しいのは、【冷やす=冷湿布ではない】ということです。


ぶつけたり、捻った(ひねった)り、直接何かしらの原因がある痛みの場合、体の中では毛細血管から【出血】して【炎症】が起こっています。


まずは【止血】する為に圧迫(手当ての由来は手で圧迫する仕草からきている※諸説あります)をしてあげます。



 その際に、圧迫と同時に氷水を入れた袋などを当てて冷やしてあげることで痛みを和らげてくれます。



【冷やす時間】は、主に【15分~20分】が目安です。太ももなどの筋肉の大きい部分は冷えるのに時間が掛かりますので、5~10分位冷やす時間を延長してもOKです。


 冷やしてから【一時間ほど経過】した時に冷やした場所とそうじゃない場所を触ってみて、【皮膚の温度が同じくらい】になっていたらもう一度【15分〜20分】冷やしてあげましょう。

そうすることで【炎症を抑え、痛みを和らげる効果】が高くなるので、この作業を出来るだけ繰り返します。


ただし、見た目が明らかに【変形】している時や【痛みが強い】時、冷やすことで【寒冷アレルギー】が出てしまう人はお医者さんに相談してくださいね。


 【冷やす期間】は、【痛みが出てから】48時間~72時間と言われています。2日から3日で大丈夫です。


 3日経過した後は冷却による炎症を抑える【効果】は低くなるので、積極的な冷却よりもこの時期からはお風呂などで温め、【循環を良くしていく】ことがオススメです。


 ただし、怪我の程度や症状によっては、温めることで痛みが増加したり、違和感が出ることがあります。その場合は、病院のお医者さんに相談して下さい。


2)【同じ姿勢】でじっとしていたらなんだか痛いなぁという時。



こういうときは実は【温めてあげる】ことで楽になることも多いです。

同じ姿勢を長い時間維持することは、筋肉はあまり【得意ではありません】



椅子に座り続けたときに背伸びをしたくなるのは、実は【自然な事】なのです。


椅子に座っていると、【猫背姿勢】になりやすくなります。
背中が丸くなると【背中や腰の筋肉】たちは、頭が前に落ちないように「これ以上前に行かないで~」っていいながら頭を【引っ張ろう】とします。


背中や腰の筋肉の持つ引っ張る力はとても強いのですが、とても強い反面かなりの【ガマン強さ】を持つ【頑張り屋】さん。そのため、疲労もたまりやすく、気付いた時には【疲労困憊状態】。


そのため、その引っ張る力が解放された瞬間に、伸びていた筋肉たちを一度縮めようと手を万歳しながら背伸びをするのです。
皆さんもこの様な経験、ありませんか?


このとき、伸びていた筋肉たちをすぐに縮められれば良いのですが、伸びながら力を発揮していた筋肉たちは、【疲労困憊】ですぐには縮まることが出来ないこともあります。そのため痛いなぁと感じることが起こるのです。


そんなときは、疲労困憊している筋肉たちを温めてあげると、【血行が良く】なり、動きにくくなっていた筋肉たちに動きが戻ります。


【血行を良くする】オススメの温める方法を5つ紹介します

①お風呂(湯船)に入る

②ホットタオルで温める

③さする

④ストレッチ

⑤マッサージ



それぞれありますが、短い時間よりは少し長めに時間をかけるほうが【血行の改善】には効果があります。


例えば

【ストレッチ】  = 10秒伸ばすより【30秒伸ばす】
【お風呂】    = 39度程度の【ぬるま湯に10分】浸かる
【ホットタオル】 = 【15分気になる所】に置いてあげる

これらの【方法】と【時間】の組み合わせは血行改善の【効果】も高くオススメです。

 

最後にまとめると


 ・原因のはっきりした痛みの時 = 2〜3日間は冷やし、その後温めていく
 ・じっとしていて硬くなった時の違和感や痛み = ストレッチやお風呂でからだを温める

 ※怪我の程度がひどい場合(明らかな変形や内出血)や痺れ、ハッキリした原因が無い時の突然の痛みなどは、必ず病院を受診してください。
 

痛みの種類によって温めるのか・冷やすのかを知ることで、急な痛みや違和感が起こっても、焦らずにうまく自分自身のからだと付き合う事ができます。皆さんの毎日が笑顔で溢れますように。


 

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