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ワインと珈琲と古民家と。

連休を利用して、夫と山梨県牧丘町の「るうふ丘之家」という古民家一棟貸しの宿に泊まってきました。
あっという間に連休も最終日となり、気分が沈みがちですが、楽しかった旅の記憶を写真と共に振り返ろうと思います。

るうふさんを利用するのは、実はこれで3回目です。
去年の夏に、「るうふtiny house camp」というグランピング施設にて、自然の中で心から癒された経験が心に残り、それがきっかけで今年の冬には「るうふ書之家」という別の古民家宿を、ポートレート撮影に使用させていただきました

書之家の記事でも書きましたが、るうふさんの宿の特徴として、チェックインからチェックアウトまで完全非接触で過ごすことができます。
過ごし方や料理に関するスタッフさんからの説明は、部屋の中に設置されているiPadで行います。

感染状況が落ち着いてきたとはいえ、無制限に遊び歩くのは気が引けるのが正直なところだったので、他のお客さんやスタッフの方と対面しないでいられる環境で、安心して過ごすことができました。

宿に到着し、まずはエコバッグのコーヒー染め体験に挑戦しました。

手順の説明書と一緒に、既に必要な材料や道具が揃えて置いてあったので、とても手軽に体験することができました。
ただ、コーヒー液にバッグを浸す時間が短かったのか、空気を十分に抜くことができなかったのか、あまり割り箸や輪ゴムの模様が付かなかったのでまたリベンジしたいです。

お腹が減ってきたので、まだ外が明るいうちから夕食にしました。

囲炉裏でいただく炭火焼き料理と、サービスのビールの相性がとても良く、普段はあまりビールを飲まない私でも水のように飲んでしまいました。

ビールの後は、山梨県産のワインを白→赤の順で楽しみました。
ワインは数十本、あらかじめ冷蔵庫とワインセラーに入っており、QRコードで決済する形で注文できます。

お庭の焚き火に当たりながらワインを飲んだり、マシュマロを焼いて食べたり、星空撮影に熱中したりと、思い思いの時間を過ごしました。

最後に、2回にある静かなバーのような雰囲気のラウンジにて、3本目のワインと〆の鯛茶漬けをいただきました。
鯛茶漬けは、夕食の中でも一際目を引く鯛の塩釜焼きを白米の上に乗せ、更に熱いお出汁をかけて作りました。

翌朝は朝焼けを撮影したいと思っていたため、朝の5:00にアラームをセットしていたのですが、何となく4:45に目が覚めて外に目をやると、目が覚めるほど美しい朝焼けが山の向こうに広がっていました。

急いで外に飛び出し、周辺を歩き回りながら写真を取りました。
僅か10分ほどで空の色が薄まっていったので危なかったです・・・。

白米に合う色とりどりのおかずが並ぶ朝食は、身体に優しい味がしました。

毎日こんな朝食を食べられたら、生活の質がきっと上がるのでしょうが、毎日これだけの品数を用意するのは絶対に無理です。笑

朝食の後は、朝日が差し込む縁側にて珈琲の豆を挽きました。
(挽いたのは夫で、私は夢中で写真を撮っていました)

豆を挽くゴリゴリとした音と、徐々に強くなっていく珈琲の香りに癒されます。

豆を挽いた後は、焚き火の側で珈琲を淹れました。

外の気温が高く、焚き火の熱気が熱かったのですが、ゆらめく火を眺めながら、夫が淹れてくれた珈琲を飲むのは何ともいえない格別な気分でした。

チェックアウトの前には、10年後の自分への手紙を書きました。
手紙を書いて家形の小さなポストに入れておけば、丁度1年後に、自宅まで手紙を届けてくれるそうです。

4月に入ってから職場の部署が変わり、かなり忙しい毎日に参っていたところだったので、この旅を通じてリフレッシュできて本当に良かったです。
また、新しいカメラに慣れてきたような手応えがあり、これからもこのカメラを持って色々な場所に足を伸ばしたいと思います。

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